フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。
NScripter製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢あり・難易度やや高め・ED複数(真ED1種類)
男の子が憧れの女の子とデートすることになるという内容です。
男女の恋愛ものでヒロインの好感度設定もありますが、ギャルゲとは少し異なります。
選択肢を選んだ後にいろいろなパターンのシナリオを見ることができ、繰り返しプレイする楽しみがありました。
また、このゲームには、バッドエンドが多いという特徴があります。
バッドエンドを迎える度に、主人公には幸せになって欲しいと感じました。
1周目でトゥルーエンドに到達することは難しいと思います。
ただし、選択肢を総当たりしていればトゥルーエンドを見ることはできます。
おまけでは登場人物や作中に出てくるものについて、詳細を知ることができます。
普通の単語に関してもこのゲーム独自の解説が書かれていて面白かったです。
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LiveMaker製・ノベル・現代ファンタジー・短編・選択肢あり・難易度普通・ED3種類(真ED1種類)
30歳の男性が魔法少女に変身し戦うという内容です。
恋愛要素がありますが、少し特殊なものです。
主人公の変身前と変身後にギャップがありました。
また、戦闘シーンには臨場感がありました。
主人公と敵の幹部の関係に関する描写が特に好きです。主人公が幹部に対して持つ想いが、興味深いものでした。
幹部の正体は意外でした。そして、正体を知ってからの主人公の言動には驚かされました。
ゲームの紹介ページはこちらです。
15禁・BL要素あり・LiveMaker製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類・フルボイス
社会人になったばかりの主人公が、アルバムを見ながら幼馴染との思い出を振り返るという内容です。ギャグが多めです。
基本的にムービーが流れながら進むので、時間に余裕があるときにプレイすることをおすすめします。
一番書きたいことは、主人公が格好良かったということです。
容姿も話し方もクールに見える態度も、全てが好みで、眺めていると幸せな気分になりました。作中で彼がモテている描写があり、それに納得しました。
一方、幼馴染については、行動が予測不能で、驚かされる場面が多々ありました。
特に、修学旅行のときに行ったあることに対しては、「よくそのようなことができるな」と思いました。
この作品はボイスが流れます。メインの2人は成長するにつれてだんだんと声が変わっていきます。変化していく過程が楽しかったです。
タイトル画面から見られるスチル閲覧モードでは、幼馴染視点の文章が読めます。
主人公のことが好きだという思いが伝わってきました。
最後に、この作品の最も大きな特徴を書いておきます。それは、メインキャラの2人は設定上は人間ですが、顔はそれぞれ兎と熊の見た目をしているということです。
そのおかげで、このノベルには下ネタが多々出てくるのですが受け入れやすくなっていたような気がします。
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2020年2月18日追記……現在、サイトは繋がらない状態となっています。
作品自体は、「ふりーむ!」で公開されています。
12歳以上推奨・吉里吉里製・乙女ゲー・現代日本もの・短編・
難易度普通・ED3種類・攻略対象1人
高校生の女の子が夏休みに、単身赴任している父親の元へ遊びに行くという内容です。
女の子はそこで父親が住んでいるアパートの隣人と出会い、仲良くなります。
グラフィックについてもシナリオについても、主人公は可愛く、攻略対象は格好良かったです。
2人が良い雰囲気になってくると、こちらが嬉しい気持ちになりました。
主人公は7日間父親の元で過ごします。その中でも特に、6日目に起こるイベントが好みです。
夏らしさがあって、理想的なものでもありました。
エンディングは3種類あります。それぞれエンドロールに違いがあって、見ていて楽しかったです。
どれも爽やかな終わり方でしたが、ハッピーエンドが1番好きです。
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RPGツクール2000製・RPG・現代学園もの・中編・難易度普通・ED1種類
2学期に入り、主人公の通う学園に転校生の女の子が来るというところから物語は始まります。
序盤に主人公の少年による、「この時はあんなことになるとは思わなかった」というようなモノローグが流れます。
ゲームを進めて、その通りだったと思いました。タイトルを初めて見たときには予想していなかった展開の連続でした。
作中、登場人物がRPGのお約束に対してツッコミを入れる場面が多くあります。
メタ発言ではあるものの、登場人物がそのような発言をすることに対して違和感があまりなく、面白いと思いました。
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2017年4月18日追記……現在は、サイトはリンク切れとなっています。