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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

エジソンの母

ドラマ・現代日本もの・全10話

現代のエジソンと言われている少年と、その担任やクラスメイト、保護者たちの関係が描かれた物語です。
少年は、すごい才能を持っているらしいものの、言動が原因で問題児扱いされます。

この作品は、2008年にTBSで放送されたドラマです。
以前から、面白かったからいつかは感想を書きたいと思っていて、ようやく形にすることができました。

舞台となっている学校やその周辺では、様々な事件が起こります。
実際に起こったら大変そうなことばかりですが、コメディタッチで表現されるため、眺めていることができました。
また、モンスターペアレント問題など当時の世相を反映していながらも、比較的最近話題になった「価値観の多様性」についても考えるきっかけとなりそうでした(このあたりは記憶が曖昧なので、間違っていたら申し訳ありません)。

以下はネタバレを含む、特に好みだったポイントです。
・エンディングでキャストが表示されますが、とても早く流れます。ただ、時々ネタが入っていることがあり、気付けたら嬉しかったです。
・どこかの回で、夜空に浮かぶ月が画面に移ります。そのとき、「月」とだけ、テロップが表示されます。何を伝えたかったのかは一切わかりませんが、インパクトは十分でした。

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星と花

15禁・残酷描写あり・BL要素あり・ティラノスクリプト製・ノベル・
現代ファンタジー・短編・選択肢あり・難易度普通・ED3種類

学校に行けない男の子の元に、幼馴染が訪ねてくるという内容です。
主人公は羊、幼馴染はドラゴンです。

はじめは、羊とドラゴンの物語なのに何故学校というキーワードが出てくるのだろうという疑問を抱きました。しかし、コンプリートすると謎が解けて、すっきりとしました。
登場人物たちの感情の変化が激しく、(他の方にとっては違うかもしれませんが)私にとっては、日常でもよく見かける光景でした。主人公の内面に共感できるところも、部分的にはありました。

エンディングは、ハッピーエンドが1つとバッドエンドが2つです。
花に関する知識があればハッピーエンドの予想が付けやすいかもしれません。私は覚えていなかったため、選択肢は上から順番に選びました。
好きなルートは安心感のあるハッピーエンドです。しかし、世界観を知るためにはバッドエンドも回収した方が良い物語だと思いました。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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ネコミミ姫のバースデイ

12歳以上推奨・百合要素あり・WOLF RPGエディター製・ADV・
ファンタジー・短編・難易度やや低め・ED2種類(真ED1種類)

とある誕生日パーティーに参加する予定だった少女に、問題が発生するという内容です。
「ネコミミ異界の反逆者」というADVの関連作だそうですが、単体でもプレイできます。

部屋の中を探索する脱出ゲームで、隅々まで調べたらクリアできます。
オブジェクトを調べたときの、主人公の反応が興味深かったです。
メニュー画面から進行度を確認できる点が嬉しかったです。

百合要素としては軽めで、友情と受け取ることもできるような気がしました。
また、基本的にはほのぼのですが、時々ほのめかされるシリアスな要素が世界観を伝えているようでした。
どちらも関連作をプレイすれば、印象が変わるかもしれません。

ピンクを基調とした画面デザインや、キャラクターの服が動くアニメーションが可愛かったです。

制作者の方のサイトはこちらです。

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Placebo Undead

一部残酷表現あり・ティラノスクリプト製・乙女ゲー・現代日本もの・短編・
難易度普通・ED9種類・攻略対象1人

クリスマスイブに廃ビルから落ちた主人公が、記憶喪失になるという内容です。
彼女は、1人の青年に助けられます。

最初に、主人公の名前を入力する場面があります。そこで何も入力しなかったら「名前教えてよ」と表示され、面白いと思いました。
その他、画面演出や周回プレイによって真相に近付くシステムなど、細かいところまでこだわりを感じることができました。

はじめのうちは、メインキャラクター2人がお互いに対して遠慮がないような気がして、設定に対して違和感を覚えました。
しかし、ストーリーを進めるとその理由も判明し、納得しました。
また、主人公が置かれている状況を理解できるようになると、ここまでのことができる攻略対象はすごいと考えるようになりました。

ただ、ゲームはそれで終わりではありませんでした。
最後に出てくる追加シナリオを読むと、それまでに抱いていた印象を覆された気分になりました。真相には全く気付きませんでした。

制作者の方のサイトはこちらです。攻略のヒントも載っています。

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アナと雪の女王

アニメ映画・ファンタジー

あらゆるものを凍らせる魔法の力を持つ王女が、妹に怪我をさせてしまうという内容です。
それをきっかけに、姉妹の間にすれ違いが発生してしまいます。

有名な作品で、以前からずっと見たいと考えていました。そして、やっと見ることができました。
氷の結晶が作られるアニメーションや、主題歌の「ありのままで」が流れるタイミングが予想と違ったことなど、期待以上に楽しめました。

また、メインキャラクターが姉妹という設定だからこそ、導入部分から興味を持ちやすかったです。
妹が怪我をする原因となった、2人が雪遊びをするシーンを見て、私自身の経験についても書いておきたいと思いました。

幼少の頃、祖母の家で弟と遊んだことがありました。当時はその近所に、吠えたり噛みついてこようとする犬を飼っている家がありました。
あるとき、小屋に繋がれていた鎖が離れていたため、犬に追いかけられました。私は怖くて、弟を置いて真っ先に逃げました(他にも弟にした行為や、逆に弟からされた行為はいろいろとありますが、ここでは省略します)。

この件では反省はしていますが、「わざとではない」という気持ちもあります。
だから、自分の行動によって誰かを傷付けたり、誰かから傷付けられることが嫌で、人を避けて1人でいようとする姉のエルサの思考に共感できました。

一方で、妹のアナに対しては、危なっかしいからその行動はやめた方が良いのではないかと感じる場面が時々ありました。
ただ、彼女の性格でなかったら物語が動いていないと考えると、貴重な存在だと思うことができました。

この姉妹が経験したことや出会った人たちを通して描かれる作品テーマ、「真実の愛」がわかりやすく、見終わってすっきりとしました。

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