忍者ブログ

お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

Planet love story

RPGツクール2000製・ADV・ファンタジー・短編・難易度低め・ED1種類

月の世界にいる男女が主人公の物語です。

このゲームの場合、起動する前にしていただきたいことがあります。フォルダに同梱されている、「episode 0」というファイルを見ることです。
前日譚が読めるので、本編を理解しやすくなると思います。

この作品は、キャラクターを横スクロールさせることによって、ストーリーが進みます。
今ではこういうタイプのものはいくつかありますが、公開された当初は珍しさがありました。

グラフィックやBGMによって、不思議な世界観が醸し出されていました。
そして、愛しさと切なさが残るような内容でした。

制作者の方はこちらです。

拍手[0回]

PR

けもののうた

12歳以上推奨・残酷描写あり・NScripter製・ノベル・和風・伝奇・
長編・選択肢あり・難易度普通・ED4種類(真ED1種類)

男子中学生が夏休みに訪れた村で、2人の少女と出会うという内容です。
彼女達は、ある秘密を持っており、それによって、村人全体から酷い扱いを受けています。

村八分や差別を題材にした作品に触れた場合、普段であれば加害者側が全て悪いと考えます。しかし今回は、村人と同じ状況にいれば、彼らと似たような反応をするかもしれないと感じました。
読みながら、少女達は普通の人とは異なるという認識をしてしまいました。

とはいえ、2人は何も悪くなく、彼女たちに対して行われたことは、残忍で、許されないものです。そして、主人公は、このような村を変えようとします。
相手が強力であっても、自分の信念のもとに立ち向かっていく姿勢が、格好良かったです。
また、彼は少女達を対等な関係として見ようとしていて、そこに尊敬の念を抱きました。

本筋とともに印象的だったのが、主人公の過去に関わる描写です。
村を訪れた理由や人格形成に繋がった出来事などがわかり、この人だから村に変化を与えようとするという行動を起こせたのかもしれないと思いました。

選択肢は、バッドエンドになると予想したものが実は正解だったものがありました。
けれども、全て2択で、選択肢が出てくる直前には「セーブ推奨」という注意書きが出てくるので、エンディング回収はしやすかったです。

重いテーマではありますが、人と人との関係や過去と現在の関係が書かれていて、中には現実の社会に当てはまる部分もあるような気がしました。
夏である今の時期に読んでいただきたいノベルです。

制作者の方のサイトはこちらです。

拍手[0回]

郵便屋さん!

LiveMaker製・乙女ゲー・ファンタジー・短編・難易度低め・ED3種類・攻略対象1人

郵便屋さんのことが大好きな主人公が、彼に手紙を渡そうとするという内容です。
彼の好みを当てることが、ゲームの目的となっています。

好みを当てるにはどうすれば良いかは、前半に説明があります。
ヒントとなる単語が文章中に出てくるときは、赤色で表示されるので、わかりやすかったです。

攻略対象は、大抵の人とは異なる感性を持っているように感じました。
主人公については、基本的に幸せそうで、プレイしていて嬉しい気持ちになりました。

タイトル画面や文字表示画面などが、郵便に関するデザインとなっていて面白かったです。

制作者の方のサイトはこちらです。

拍手[0回]

In the Book.

WOLF RPGエディター製・ADV・ファンタジー・短編・難易度普通・ED2種類(真ED1種類)

女の子が、本の中の世界に迷い込むという内容です。
元の世界に戻るために彼女は、本に書かれている物語と同じ行為をすることになります。

キャラクターの表情が豊かなおかげで、深刻さをあまり感じずにプレイできました。シリアスな描写が出てくることはあるものの、このゲームならなんとかなるだろうという希望を持てました。
また、ストーリーを追うことで、作中に出てくる本に魅せられる主人公の気持ちが、理解できるような気がしました。

謎解きは、終盤に一部、知識が必要とされる場面があり、ネット検索に頼りました。
それ以外は、本編にヒントがあったので、難しくはありませんでした。

エンディング分岐の仕方はわかりやすかったです。
片方のエンディングでは、謎解きと関係のある曲が流れます。この作品の中で、特に好きな点だと思いました。

制作者の方のブログはこちらです。

拍手[1回]

前回の記事の補足

1つ前の記事にも書きましたが、人生にはエンターテイメントが必要だと考えます。
ゲームの影響もありますが、それ以外にも理由があります。

1つは、大学の心理学関係の講義で聞いた話が関係しています。
それは、余命いくばくもなかった人が、誕生日会をものすごく楽しみにしていて、頑張って余命よりも先の誕生日まで生き延びたというものです。
そのときに具体的な事例として紹介されたのは2つのみであり、誰もがその人のようになれるという訳ではありません。
それでも、楽しみにしていた気持ちが影響を与えた可能性はあるように思いました。

もう1つは、それより数年前、実際にあった出来事によります。これは、自分と周囲に関するものであり、正確には書きにくいので、一部をぼかして書きます。
当時、学校ではいじめに遭い、家では暴力をふるわれ、相談できる相手がいなくて死にたいと考えているような人がいました。
その頃、偶然見たテレビ番組が好きになりました。それは最後に予告が流れるものであり、次回を見ることに希望を見出しました。また、読書が趣味であり、結末を知ることに楽しみを覚えました。
こういったことを繰り返しているうちに、彼女は自殺することをやめました。

その他、福祉施設でレクリエーション活動が行われていることや、子どもの情操教育に遊びが用いられることなども理由となっています。
これらについては、何故行われると良いのかといったことなどの詳しいことはあまり覚えていないのですが、ネットで検索すれば情報を得られるはずです。

以上の、見聞きした事柄や自身の経験から、生きていく上では娯楽が存在することが大切だという結論に至りました。

拍手[0回]

Page:
Top:
お気に入りと自由帳

カレンダー

05 2025/06 07
S M T W T F S
1 2 4 5 6 7
8 9 11
16 17 18 20
23 24 25 26 27 28
29 30

リンク

カテゴリー

最新コメント

[04/21 Dreal広報担当]
[04/21 Dreal広報担当]
[02/14 なんこつ]
[02/14 なんこつ]
[02/03 たぬき]

最新記事

プロフィール

HN:
須戸
性別:
女性
自己紹介:
現代日本を舞台とした創作物が特に好きです。

バーコード

RSS

ブログ内検索

アーカイブ

最古記事

P R

アクセス解析

Designed by 0x85ab.