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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

もしも…幽霊屋敷に泥棒が入ったら…

WOLF RPGエディター製・ホラーADV・現代日本もの・短編・難易度普通・ED3種類(真ED1種類)

ゲーム内容は大体タイトルの通りです。
価値のあるといわれる、ペンダントを見つけることが目的です。

このゲームは、パロディがメインとなっています。アニメや小説、有名人の発言など、様々なジャンルのものが元ネタとなっています。
元ネタが有名なものが多かったのでわかりやすく、楽しかったです。また、初公開されたのが2014年ということもあり、今となっては懐かしさを感じるものもありました。

時折選択肢が出てきますが、エンディング分岐には影響がありません。
ただ、これにもパロディが多く含まれていて、どの選択肢もその後の反応が気になるようなものでした。

主人公には、漢字が苦手という設定があります。これは、後々、ストーリーに関わってきます。
始めはネタだと思っていたものがシリアスな展開に繋がっていたところに、意外性がありました。

1週目では、いくつかの謎が残るエンドに辿り着きました。
しかし、そのラストで、トゥルーエンドのヒントとなる会話が見られたので、エンディング回収をしやすかったです。
トゥルーエンドは、この作品の中で最もホラー要素が強かったように感じました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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Present

もっとちっちゃいab製・ノベル・短編・選択肢あり・真ED1種類

プレイヤーがいろいろな人から、いろいろなものをくださいとお願いされるという内容です。
「ください」と言われたものをあげるかどうかを選ぶことによって、ストーリーが進みます。

それぞれの選択肢は、前後の選択肢と繋がりがあります。そして、最後の選択肢は、最初と繋がりがあります。
この意味がわかったときに、すごいと感じました。

作中で、「ください」と言われるものは、あげたくないものばかりでした。
これらをあげても良いという人は、善意からその意思を表示しているのだと思います。

けれども、読み進めていくと、その善意が原因で別の人が傷付く結果になる場合があるとわかります。
世の中にとって正しい行為とは何か、考えさせられるような作品でした。

制作者の方のサイトはこちらです。

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遅刻の黙示録

RPGツクールVX Ace製・ADV・現代・短編・難易度普通・ED4種類(真ED1種類)

遅刻魔の男性が、友人との約束に向かうために家を出るという内容です。
約束に遅れないようにすることが、ゲームの目的です。

制限時間はないので、ゆっくりプレイしても問題ありません。
けれども、序盤に出てくる台詞を見て、なんとなく急がなければならないという気持ちにはなりました。
そして、気が付いたらクリアしていました。

設定上、トゥルーエンドを迎えるためにはしない方が良い行為がいくつかあります。
わかりやすいものでしたが、誘惑させられるような面がありました。

時折描写のあった、主人公の家族関係が興味深かったです。
また、どのルートでも、主人公と友人とはものすごく仲が良いように見えました。

制作者の方のサイトはこちらです。

2021年10月11日追記……現在、サイトはリンク切れです。
ゲーム自体は、「ふりーむ!」で公開されています。

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以下ネタバレ

Afternoon,Party

RPGツクール2000製・RPG・ファンタジー・中編・難易度普通・ED1種類

冒険者2人が、行方不明の師匠を探しに行くという内容です。
前作である「Morning,Star」というRPGと関連する要素が結構あるようですが、単体でも楽しめました(「Morning,Star」プレイ後の方が、人間関係の把握はしやすそうだとは思います)。

戦闘システムはオリジナルとなっています。
説明書を読んだときは複雑そうだと思っていました。しかし、チュートリアルを試してみるとわかりやすかったです。
戦闘アニメーションにも惹きつけられるものがありました。

戦闘が終わった後はパーティメンバーの体力が全回復し、負けたとしてもゲームオーバーにはならずリベンジできるので、快適にプレイできました。
ラスボスには苦戦しましたが、ヒントやお助け要素があり、クリアすることができました。
また、エンカウント率を調整できるシステムがあり、ダンジョンの探索やレベル上げの役に立ちました。

作中にはネタが盛りだくさんでした。
ストーリーを追う上で出てくるメインキャラ同士の会話でも、マップ上にいるキャラクターに話しかけた場合でも、ボケとツッコミの応酬が行われていて、最後まで飽きませんでした。

一方で、後半からはシリアスで熱い展開もありました。
そのような場面では、主人公たちが格好良く見えました。何度か出てくる決め台詞も、次第に好きになりました。

全2章で、それぞれ序章と1話から4話までという講成になっています。
各話の終わりにはパーティメンバーによる物語のまとめや次回予告があります。アニメのようなノリで、面白かったです。
このコーナーでは隠し要素のヒントも語られ、それらを見つけるための2周目プレイも楽しめました。

製作者のサイトはこちらです。

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以下ネタバレ

ジャミと呼ばれた妖怪

ティラノビルダー製・ノベル・現代伝奇・短編・選択肢なし・ED1種類

妖怪が1人の女子中学生と出会うという内容です。
ダウンロード版とブラウザ版があります。

この物語の主人公である妖怪は、人に危害を与える存在ではありません。
そのため、全体的に落ちついた雰囲気があり、安心感を得ることができました。

主人公は少女と関わることで、心境に変化が現れます。
これは、相手が彼女以外だったら起こらなかったことであるような気がしました。

序盤で少女に関する描写を読んだときは、「変わっている」くらいにしか考えていませんでした。しかし、読み進めていくと、それだけではないとわかりました。優しくて前向きで、人を惹きつけるような魅力を持っているように思いました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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