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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

徒咲昏―アダザクラ―

15歳以上推奨・残酷描写あり・NScripter製・ノベル・現代日本もの・
中編・選択肢あり・ED3種類

5年前まで暮らしていた町に戻ってきた少年が、かつての仲間たちと一緒に過ごすという内容です。
しかし、そこでは猟奇的な殺人事件が起こります。

読み進める度にどの登場人物も怪しい気がして、誰を信じて良いのかわからなくなりました。
そして彼らは、身近な存在を疑わざるを得ない状況に遭遇して辛いだろうなと思いました。

スチルは、残虐な場面で出てくることがいくつかあります。
その中でも、羊角(きしずみ)という少女がメインとなる場面が、シナリオ・絵ともに特に怖かったです。

この作品は、選択肢によって、その後の展開が大きく変わります。
全てのルートを見ることですべての真相がわかるので、どのエンドも重要なものだったように感じました。また、終盤に出てくる、桜に関する演出が印象的でした。

この作品は、こちらで公開されています。

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REset

残酷描写あり・WOLF RPGエディター製・ホラーADV・現代学園もの・短編・
難易度普通・ED3種類(真ED1種類)

女子校に通う生徒数人が、どこかの廃校に迷い込んでしまうという内容です。
関連作も公開されていますが、単体でもプレイできます。

キャラクターの名前が難しかったのですが、ゲーム内にある「ノート」という項目からいつでも確認できて、安心しました。
また、バッドエンドを迎えるとヒントがもらえることが、嬉しい仕様でした。

登場人物の会話や装備品から、誰と誰が特別に仲の良い友人関係にあるかを認識できました。彼女たちの掛け合いには、パロディを含むネタが挟まれることがあり、面白かったです。
そのおかげで、シリアスな場面では怖さが強調されていたように思いました。

1番始めに見たバッドエンドでは、作中の状況を読み取ることができませんでした。
しかし、残りの2つのエンドでは、タイトルの意味を知ることができました。そして、人との交流の仕方について考えさせられるものがありました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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妹のコミュ力が皆無な件。

ティラノビルダー製・ノベル・現代学園もの・短編・選択肢あり・難易度低め・
ED2種類(真ED1種類)

男子高校生が、人と話すことが苦手で引きこもりがちな妹の手助けをするという内容です。
彼の主な目的は、妹に友達を作ってもらうことです。

妹の発言に、共感できる場面がいくつかありました。特に、携帯電話でやりとりをする際の、返信の仕方については、彼女と同じ理由で迷ったことがよくありました。
そのため、コミュニケーションが苦手になる気持ちが理解できました。

一方で、主人公が妹を見て、「このままでは良くない」と考えていることについても、全くその通りだと思いました。
そして、状況を変化させようと格闘している描写を読むと、妹のことが大好きなのだろうなと感じました。

妹のクラスメイトが良い人で、親しみが持てました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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砂の上の楼閣

15禁・残酷描写あり・WOLF RPGエディター製・ホラーADV・和風・
短編・難易度やや高め・ED2種類(真ED1種類)

楼閣に閉じ込められている少女が、外に出ようとするという内容です。
アクション要素が多めのゲームです。

マップやキャラクターのグラフィックに、惹かれるところがありました。
また、ゲームオーバー時の演出が怖かったです。

敵から逃げるイベントが多くあり、動く障害物を避けながら進めなければならないため、苦戦しました。
けれども、捕まってゲームオーバーになった後、直前から再開できる仕様となっていて、助かりました。

最初に見たエンディングはEND2です。この時は、状況が読み取れない部分がありました。
しかし、END1を見ることで、全ての真相が理解できました。そして、END2は切ないものだったのだと感じました。
この作品には人に危害を与える存在が出てくるのですが、だからといって嫌いにはなれないと思いました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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Sカレ、Mカレ

ノベル・現代学園もの・中編・選択肢あり・難易度普通・ED9種類(真ED2種類)・ボイスあり

中学時代のことを後悔している男子高校生が、同じ中学に通っていた女子生徒と関わることになるという内容です。
1章での選択肢次第で、主人公が積極的な性格になる「Sカレルート」と、消極的な性格になる「Mカレルート」に分かれます。

タイトル画面にアニメーションがあったり、ボイスと全く同じタイミングでキャラクターの口が動いたりと、演出面がすごかったです。
また、「フローチャートシステム」というものがあり、自分がどの場面を読んでいるか確認できます。攻略するための参考になり、嬉しかったです。その中でも、既読率を見ることができた点は、読み進める気力にもなりました。

プロローグの時点では、主人公に対してはマイナスイメージを持っていました。
しかし、最後まで読むと、少し勘違いをしていたことがわかりました。

SカレルートとMカレルートで登場人物の印象が変わるところが面白かったです。
個人的にはメイン2人に関しては、Sカレルートの方が将来性がありそうで好みです。けれども、他のキャラクターについては、Mカレルートの方が好感が持てることがありました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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