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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

罪咎オペレッタ

ティラノスクリプト製・ノベル・洋風・短編・選択肢なし・ED1種類

親に捨てられ貧しい世界で生きていた少年と、お金持ちの親に愛されていて望んだことはなんでも叶えてもらえるお嬢様が出会い、関係を持つことになるという内容です。
「断罪オペラ」というノベルと関係していますが、単体でプレイしても問題ありません(「断罪オペラ」は、WEB小説版もあります)。

メイン2人の境遇は正反対であるため、言動も思想も異なります。しかし何故か、どちらの意見にも同意できる部分がありました。
そのような2人の関係がどのように変わっていくのかが、興味を持てるポイントでした。

スチルが多く、視覚的にも心惹かれました。けれどもそれ以上に、比喩表現が書かれている場面で出てくる、写真を使用した演出が好みでした。

エンディング曲はフリー素材らしいですが、物語と合っていたように思います。

制作者の方のサイトはこちらです。

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バレンタインテロリズム

吉里吉里製・ノベル・現代学園もの・短編・選択肢なし・ED1種類

男子高校生が、バレンタインのチョコレートを女の子からもらおうと企てるという内容です。
前半はコメディ、後半はシリアスです。

主人公は学校で、騒動を巻き起こします。今までに見たことがないくらい大きなものでした。
正直、このような生徒のいる学校に通っていなくて良かったと思いました。

読み進めることで、主人公にまつわる過去が明かされます。序盤に伏線はあったのですが、それでも結構ギャップはありました。
そして、彼に対する好感度が大幅に上がりました。やっていることは馬鹿馬鹿しくても、内では努力をしていたのだなと感じました。

おまけシナリオは、主人公の幼馴染であるヒロインの可愛さが際立っていたように思います。

制作者の方のサイトはこちらです。

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廃屋にて

WOLF RPGエディター製・ホラーADV・現代日本もの・
短編・難易度普通・ED2種類(真ED1種類)

廃墟探索同好会のメンバーが、ある廃屋を調査するという内容です。
最新バージョンでのプレイを推奨します

ゲームの目的は、マップ内にある「日記の切れ端」を集めて、真相を知ることです。
隅々まで探索していればヒントを見つけることができるので、困るような場面はありませんでした。
また、主人公に同行するメンバーの反応も楽しめました。

エンディングは、どちらもラストに意外性があり、終わった後に余韻が残りました。
特に、2周目で見られるエンディングでは、アイテム欄を見ると説明文に変化があり、それまでに抱いていたイメージが覆されました。
ちなみに、説明書にヒントが載っています。

制作者の方のサイトはこちらです。

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HopeColor

RPGツクールVX Ace製・RPG・ファンタジー・長編・難易度低め・ED1種類

物語を書く「創作者」になることを目指している女性が、事情により大きな旅をすることになるという内容です。
単体でプレイしても問題ありませんが、制作者の方の他のゲームをプレイ済みだとより楽しめるかもしれません。

ストーリー重視ということもあり、戦闘は高速化できる機能がありサクサクと進められました。ほぼオートでも、ゲームオーバーの心配はせずに済みました。
基本的に戦闘に参加できるメンバーは4人です。しかし、4人とも戦闘不能になった場合は残りのメンバーが戦闘に加わるので、全員で戦っているという意識を持つことができました。

このゲームは、「仲間」がキーワードとなっています。主人公は道中、多くの人と出会い、時にはぶつかり合いながらも成長していきます。
彼女が周囲の意見を素直に受け入れ、その上で自分なりの意見も相手に伝えているところに、魅力がありました。そして、このような生き方をしたいと憧れました。

また、主人公が作る物語には本編のストーリーとリンクしているところがあり、そこも面白かったです。
中でも、最終ダンジョンに出てくる敵の名前はクライマックスらしく、気持ちが盛り上がりました。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

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SAGO

NScripter製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類

女の子が教頭先生とサービスエリアに行くことになるという内容です。
バレンタインがテーマとなっているノベルです。

ギャグ要素が強く、基本的にはほのぼのとしていました。
主人公の子どもっぽい台詞や、表情の変化が多いところが面白かったです。

物語に出てくるサービスエリアは、私が行ったことがある場所と比べると、都会らしさがありました。
ただ、どちらにしても、滅多に行く機会がない身にとっては、サービスエリアというものには夢があるという意見は変わりません。特に、小学生の頃は、初めて体験するものが多く、普段の生活とは違う珍しさを覚えて楽しんでいた記憶があります。
そのため、主人公に共感できるところが多かったです(彼女が「小学生」であるとは明言はされていませんが)。

女の子が教頭先生の車に乗る時点では、制作者の方の別の作品である「この世で最も残酷なキス」を思い浮かべて、危険性を感じました。
しかし、この物語に登場する教頭先生には恐さも嫌らしさもなく、ギリギリセーフなのかなと考えました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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