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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

わたしの素敵なおうじさま

12歳以上推奨・残酷表現あり・一部性的表現あり・ティラノスクリプト製・
ノベル・現代日本もの・短編・選択肢あり・難易度普通・ED5種類

だんなさまのことが大好きな、「ユメイ」という人物の生活を見届けるという内容です。
エンディングの回収の仕方は、説明書に載っています。

ストーリーが進むことによって世界観や登場人物に対する印象が二転三転し、結末が読めませんでした。
また、メインキャラクターほぼ全員が狂気をはらんでいて、怖さと切なさがありました。

画像はイラストと写真の両方が使用されていて、場面によって異なります。
この作品ならではと感じるような部分がいくつかありました。特に、4つ目のエンディングで出てくる背景の変化が好みでした。

1つだけ、本編にはあまり関連しないエンディングが存在します。
雰囲気が大きく変わって、面白かったです。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

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この青空が君の鮮血で染まるなら

RPGツクールVX Ace製・ノベル・現代ファンタジー・短編・
選択肢あり・難易度やや高め・ED8種類(真ED1種類)

男子高校生が、夏休み前に幼馴染に告白をしようとするという内容です。
けれども、様々な妨害が入ります。

周回プレイをすることによって、真相に近付くことができます。
序盤のうちは、些細な日常が描写されていたように感じました。しかし、プレイを重ねることで、壮大なストーリーだと思うようになりました。
各エンディングのラストに縦書きの文章が表示されるのですが、その意味が明かされる場面には驚きがありました。

フィクションとはいえ、世界というものは、誰かの犠牲の上で成立しているということを実感するような物語でした。
また、夏目漱石に詳しければ、より楽しむことができそうでした。

製作者の方のサイトはこちらです。攻略のヒントも載っています。
作品自体は、「ふりーむ!」で公開されています。

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欠けた月の探し方

ティラノスクリプト製・ノベル・現代学園もの・短編・選択肢なし・ED1種類

男子高校生の元に、未来の自分からメッセージが届くという内容です。
彼の所属する天文部の、1年間の活動が描写されます。

天文部の活動はとても楽しそうでした。しかし、楽しい時間はいつか終わるということを予感させる場面も、いくつかありました。
終わるとわかっている時間を彼らはどう過ごすのかが気になりながらプレイしました。

欲を言えば、卒業式の場面で選択肢があればより嬉しかったです。
けれども、主人公の意思を尊重した結果であるという解釈もできそうな物語だと感じました。

この作品には、劇中歌やエンディング曲が存在します。
どちらもストーリーと合っていて、響くものでした。エンディング曲は、プレイ後に「YouTube Mucic」でも聴きました。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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white*out

ティラノビルダー製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類・ボイスあり

青年が冬の公園で、幼い頃に一緒に遊んだ女の子の絵を描き続けるという内容です。
ストーリーを進めることによって、2人が離れ離れになった理由が判明します。

全13章で、各章は数分で読むことができます。そのため、プレイするときに区切りを付けやすかったです。
また、作中の季節を象徴する雪や、それからイメージされる白色の描写が印象深かったです。

主人公が過去と向き合うことで、成長していく過程に好感が持てました。
メイン2人以外の登場人物にも、それぞれ魅力がありました。

本編終了後に主題歌を聴くと、感慨深いものがありました。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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孤島の灯台

ティラノビルダー製・ノベル・ファンタジー・短編・選択肢あり・ED1種類

灯台守として孤島に赴任してきた男性が、灯台の守り神を自称する子供と出会うという内容です。
子供の姿は、主人公以外の灯台守には見えません。

タイトル画面のメニューボタンの一つが「Lode」になっていた点は、何度も目に入るので気になってしまいました。(自分がTwitterのアカウントを持っていないため報告手段がなくて、報告はしていません)。
選択肢は、ストーリーを進めるためには全てクリックすることになります。最後の選択肢が出てきたときに、この作品に選択肢が存在する意味を感じ取ることができました。

主人公は、登場人物たちと交流することによって、自分の心と向き合います。
特筆したいところは、戦争に関する描写です。生き残る人がいる一方で、犠牲になってしまう人が必ずいるということを実感しました。
物語の中盤からは、そのような戦争を経験した主人公と灯台の関係が明らかになります。他の存在ではなく、灯台であるという必要性があったように思いました。

スチルが多かった点も楽しめました。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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