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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

Summer Girl ―夏の少女とボク―

NScripter製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類

男子小学生が祖母の住む田舎を訪れるという内容です。
彼はそこで、一人の少女と出会います。

ゲームファイルのアイコンにあるひまわりの絵や、物語の舞台の描写など、作品全体から夏らしさが感じられました。
また、主人公の語りは、自分が小学生だった頃を思い出すようなものでした。

ヒロインが人として理想的でした。彼女が出会った人すべてに良い影響を与えそうだと思いました。

スチルは全部で3枚あります。個人的には最後に出てくる絵が1番好きです。

制作者の方のサイトはこちらです。

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以下ネタバレ

南月島の人魚

NScripter製・ノベル・現代日本もの・長編・選択肢なし・ED1種類

大学生4人が夏休みに沖縄へ行くという内容です。彼らはそこで、伝説となっている人魚について知ることになります。

物語の舞台は、「南月島」という架空の場所です。
しかし、一部沖縄に関する事実が含まれた文章があります。その影響か、島に住む人たちの思想など、似たような土地が実際にどこかにありそうと感じる部分がありました。

特に印象に残ったのは、「人魚のミイラ」の描写です。
物語の核心に触れるものだったからというのもありますが、イラストも幻想的だと思いました。

ちょっとしたホラー要素もあり、肝試しをしているような感覚を持てました。

製作者の方のサイトはこちらです。

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結婚記念日

NScripter製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢あり・ED3種類

結婚記念日を迎えた夫婦が題材となっている物語です。

最初に読めるシナリオは妻目線の物語で、選択肢はありません。
リアリティーがあって、怖い部分がありました。

2周目以降からは、夫視点のシナリオを読めるようになります。選択肢も出てきます。
夫が考えていたことを知ると、怖いだけでなく、切ない要素もあるように思いました。

プレイし終わった後にタイトル画面で流れるBGMを聞くと、この作品の全てが表されているように感じました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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脇役彼女(仮)

吉里吉里製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類

男子高校生が同級生に恋をするという内容です。

主人公とヒロインの、想いがすれ違う様子が面白かったです。台詞の中にギャグもあって楽しく読めました。
「青春の1ページ」というのは、この物語のようなことをいうのではないかなと思いました。

物語は完結してはいますが、もしかしたら続きがあるかもしれないというような終わり方でした。
もし続編が公開されたら読みたいです。

スマートフォンを使った会話画面が出てくる演出が、今時の高校生らしかったです。

製作者の方のサイトはこちらです。

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トンネループ

LiveMaker製・ホラーノベル・現代日本もの・短編・選択肢あり・
難易度低め・ED5種類(真ED1種類)

男子高校生4人組が、夏休みに肝試しをするという内容です。
「Aくんと祭のむこう」というノベルの前日談になりますが、単体でもプレイできます。

このゲームをプレイしたのは公開されたばかりの頃だったのですが、今でも最初から最後までの流れをほとんど覚えています。
プレイし終わった直後は、「怖かったけれど面白かった」という言葉しか出てきませんでした。
けれども、その後何度もこの作品のことを思い出すことがありました。とある方のサイトに匿名で「おすすめです」といったコメントを送ったこともありました。そうしているうちに、一言では表せないゲームだったと気付きました。

アニメーションが多くて臨場感がありました。
明るいシーンとシリアスなシーンでは絵柄のタッチが違って、どちらも楽しめました。
画面を右クリックした時に出てくる設定画面も面白かったです。

選択肢は、トゥルーエンドに進むためにはどうすれば良いか、予想がつけやすかったです。
しかし、もう一方を選びたくなるようなものでした。

結果としてはトゥルーエンドを最初に見たのですが、最後に見た方が良かったかなと思いました。
幽霊の類のようなホラー要素だけでなく、人間の怖さの描写もあった点が好みでした。
「Aくんと祭のむこう」で好きになったキャラクターのことも疑いながら読んでしまいました。そして、文章トリックに騙されました。

ラストの印象は、「Aくんと祭のむこう」をプレイしているかどうかで大きく変わると思います。
どちらも大好きな作品なので、両方をプレイしていただきたいです。

制作者の方のサイトはこちらです。

2018年9月23日追記……この作品は、公開終了となりました。

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