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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

黒蛇の子守唄

12歳以上推奨・RPGツクールVX製・ホラーADV・中編・
難易度やや高め・ED1種類(ゲームオーバーあり)

男子大学生が、特殊である、自身の家系について知るという内容です。
湖底の童歌」の続編であり、製作者の方の他の作品とも関連がありますが、単体でもプレイできます。

探索面は、序盤と終盤に難しいと感じた場面があり、製作者のサイトに載っているヒントを参考にしました。
それ以外の部分は、作中で誘導される通りに進めたら問題ありませんでした。

主人公の家系には、「女性は長くは生きられない」という呪いがあります(正確には女性だけではありませんが、これについてはプレイすることでわかります)。
この呪いに抗おうとしてきた人たちの軌跡を知ることにより、どのようなことがあっても過去は変えることはできないという切なさを感じました。
また、その上で主人公がとっていく行動に対しては、不安な要素もあったものの、後半では格好良いと思いました。

製作者の方のサイトはこちらです。

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つまんね

WOLF RPGエディター製・ADV・ファンタジー・短編・難易度低め・ED1種類

全てのものがつまらない少女が主人公です。
彼女の心の中を冒険することが、ゲームの目的です。

一本道で謎解きなどは全くないため、迷う場面はありませんでした。
BGMとして使われていた、雨の音が印象的でした。

主人公は誰に何を言われても、「つまんね」と返します。
その反応自体がつまらないし言われたら傷付くと考えました。しかし、わかってはいても全てのキャラクターに話しかけたくて、実際にそうしました。

そのような中、彼女が唯一違った反応を見せる相手が出てきます。
その会話は心に刺さるもので、もしかしたら、主人公はある意味では精神的に強いのかもしれないと思いました。自分は彼女のようには生きられないと感じました(彼女のようになりたいとも思いませんが)。

製作者の方のサイトはこちらです。
ゲーム自体は、「ふりーむ!」で公開されています。

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少年千文字

12禁・一部残酷描写あり・LiveMaker製・ノベル・短編・選択肢なし

少年を主人公とした、1000文字の物語が4本収録されている短編集です。
全て読むと、おまけシナリオが現れます。

学園ものもあれば洋風もあり、雰囲気の異なる様々な物語を楽しむことができました。
作中では多くは語られないものの、少年といっても、境遇によって経験や思想にいろいろと差が出ることを実感しました。

特に好みだったものは、「pm5:00 セサミ」です。
比較的明るく、青春らしさを感じました。

製作者の方のサイトはこちらです(15禁です)。
作品自体は、「ふりーむ!」で公開されています。

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アイリンとまほうのくすり

15禁・残酷描写あり・RPGツクールMV製・ADV・
洋風・短編・難易度低め・ED1種類

1人の少女が、とある理由により、連続殺人犯になってしまうという内容です。
「Alice the Ripper」というゲームのリメイク版です(こちらは未プレイですが、「ふりーむ!」で公開されています)。

調べられる箇所ではヒントが表示されるので、わかりやすかったです。
そのため、探索面では迷うような場面はありませんでした。

少女には、どうしても叶えたい願いがありました。
それを実現するためには、藁にも縋る想いだったのだろうなと考えました。
だからこそ、悲惨な物語だと思いました。

このゲームは、「ふりーむ!」で公開されています。

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僕と君と彼女の話

ティラノスクリプト製・ノベル・現代日本もの・短編・
選択肢あり・難易度やや高め・ED7種類(真ED1種類)

売れない役者が二股をするという内容です。
主人公の男性には、幼馴染と人気の若手女優という、2人の彼女がいます。

主人公は、役者を続けるか、2人の女性のうちどちらを選ぶかといった、人生において重要な選択を迫られます。
どのような選択をしても、必ず何かが犠牲になることが最初から予想できたため、刺激的でした。
ヒロインはそれぞれ魅力があり、主人公をサポートしてくれるような人物も登場しますが、このような状況に遭遇することは、物語の中だけで充分だと感じました。

立ち絵はイラストですが、背景は実写です。
その組み合わせによる画面演出も楽しめました。

製作者の方のサイトはこちらです。攻略のヒントも載っています。
作品自体は、「ふりーむ!」で公開されています。

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