フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。
アニメ映画・現代日本もの
滋賀県のヒーローである「滋賀ッツマン」と、その仲間たちが敵と戦うというストーリーです。
映画とは別にアニメ番組もあるようですが、自分は滋賀県民ではないこともあってまだ見たことはありません。けれども、映画の内容は理解できました。
映画は、守山市を守るヒーローである、「モリヤマン40」と「モリヤマン14」という親子がメインとなっています。
息子のモリヤマン14が格好良く、14歳らしいところもあって好きなキャラだと思いました。彼の葛藤が気になり、ストーリーにも興味を持つようになりました。
そして、見せ場で使われる技に意外性があり、見てる方が恥ずかしいという気持ちがありながらも感動もしました。
ヒーローとはどのような存在かということについて、考えさせられるような内容でした。
この作品は、動画サイトのGyaO!で、不定期で配信されていました。もしかしたらまた、配信されることがあるかもしれません。
RPGツクール2000製・ADV・現代日本もの・短編・難易度高め・ED2種類(真ED1種類)
雑誌記者である主人公が、幽霊が出るという噂のあるペンションに取材に行くという内容です。
舞台となっている建物には主人公以外にも客がいて、そのような場所で何が起こるのだろうと思いました。
序盤は明るく、他のキャラに話しかけるのが楽しかったです。
しかし、205号室に入った後、ある変化が訪れます。他の客もいなくなり、主人公のみでペンションに起こった問題を解決しなければならなくなります。
いろいろと探索して謎を解くことがゲームのメインです。
ゲームをクリアするために必要なことのうち、なかなか気付けなかったものがいくつかありました。また、鍵のかかった部屋が開くパターンが数種類あり、意外だと思ったものもありました。
始めに他のキャラが話していた台詞がストーリーと関わっていて、嬉しかったです。
制作者の方のサイトはこちらです。
2022年1月7日追記……現在、サイトはリンク切れのようです。
15歳以上推奨・一部残酷描写あり・ノベル・現代ファンタジー・恋愛もの・選択肢あり・
短編・難易度普通・ED3種類(真ED1種類)
男子学生が不思議な女の子と出会い、数日間同じ家で生活するようになるという内容です。
女の子と出会ってから学園祭までの1週間が描かれています。
序盤は、「つるのおんがえし」を思い浮かべました。
けれども、モチーフとなっているのは別の昔話であるようです。最後までプレイすることで分かりました。
といっても、舞台が現代となっていることもあり、昔話とはかなり違うタイプの物語になっているように思えました。
ストーリーが進むにつれて、主人公とメインヒロインの関係が次第に分かってきます。
メインヒロインがどのような存在であるのかはすぐに予想がつきました。しかし、分かってはいても普段とのギャップがありました。
メインヒロインについては、数年前の姿が好みだと思いました。
主人公の幼馴染の女の子が印象に残りました。
性格は怖いのですが、彼女がいるからこそストーリーが面白くなっているように感じました。
スチルが多かったことや、毎回異なる献立が見られる食事のシーンも楽しかったです。
この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。
アニメ映画・ホラー・現代学園もの
同じタイトルの作品はいくつかありますが、私が知っているのはアニメ映画のもののみです。
そのため、ここで書くのもアニメ映画についての感想です。
小さい頃、映画館に行って見た記憶があります。
この映画は、別の映画と同時上映でした。そして、当時はこちらの方が印象に残りました。
ストーリーは、小学生の仲良し数人が、学校で噂となっている「トイレの花子さん」に出会うというものです。
子ども向けということもあり、ホラーとはいっても怖さはあまりありません。基本的には明るい雰囲気でした。
映画を見た後の感想は、「花子さんは可愛くて良い人」というものでした。
この作品に出てくる「花子さん」は、皆を守ってくれる存在であったので、一度会ってみたいと思いました。
また、花子さんに出会う前から、花子さんは怖いものではなくて優しい人だと信じている女の子が登場します。
当時は、彼女のことを好きなキャラだと考えて見ていました。
RPGツクールVX Ace製・ホラーADV・現代日本もの・短編・難易度低め・ED2種類
噂となっている「ひとりいろおに」という遊びをしてみるという内容です。
ルールは、ゲーム内で出てくるので分かります。
一部、フラグを立てていないまま入るとゲームオーバーになる部屋があるので、こまめなセーブが必要です。そこを除くと、クリアすることは簡単だと思います。
この作品には、恐怖の対象として「鬼」が登場します。
しかし、ゲームを進めるにつれて、「鬼」に対して感情移入をするようになりました。
このゲームで最も好きな点は、後半に出てくる宝箱を開けるための謎解きです。
仕組みそのものは珍しいものではないのかもしれません。けれども、謎解きのための文章が作られるまでに時間がかかっていそうに思えて、なんだか格好良いと感じました。
ストーリーと関わっていたところが特に好みだと思いました。
この作品は、「ふりーむ!」からダウンロードできます。