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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

MerryCurusimimasu☆

RPGツクール2000製・RPG・ファンタジー・短編・難易度低め・ED1種類

勇者2人が、クリスマスイブに魔物を倒す仕事をするという内容です。
コメディで、主人公たちが一般的な勇者とは大いに異なっていることが特徴です。

レベルが上がるごとにパーティメンバーの体力が回復するため、気楽に遊べました。
回復アイテムはたくさん入手できますが、あまり使用しませんでした。

このゲームで最も楽しかったことは、隠し宝箱探しです。
宝箱を見つけたときとアイテムを入手した後に出てくる、キャラクター同士の会話が好きです。
特に、中身が装備品だったときは、会話を楽しめる上にステータスを上げられて、一石二鳥だと感じました。

この作品はシリーズものの1作目となっています。それぞれのゲームは独立しているので、単体でプレイしても問題ありません。
私の場合は、同じシリーズの他作品より後にこちらをプレイしました。このゲームで、シリーズ全体のメインとなっている登場人物たちの出会い方を知れたことが嬉しかったです。

おまけイベントも面白かったです。

制作者の方のサイトはこちらです。

2023年1月5日追記……現在は、サイトがなくなっています。
ゲーム自体は、「ふりーむ!」で公開されています。

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おれがあいつであいつがおれで

山中恒・角川つばさ文庫・2012年(初出版は旺文社・1980年)

小学生の男の子と女の子の身体が入れ替わってしまうという内容です。
児童書ですが、読んだのは成人した後でした。それでも、かなり楽しめました。

今年、高校生の男女の身体が入れ替わるという映画が流行りました(小説は読みましたが映画はまだ見ていないので、あまり詳しいことは書けません)。
その映画に対して、以前テレビである漫画家が、「男女が入れ替わったらまず最初にすることがあるでしょう」といった、批判的な発言をしていました。
この意見を聞いたとき、そういったシーンが見たいなら『おれがあいつであいつがおれで』を読めば良いと考えました。

この作品では、男女の性差がはっきりと書かれています。メインの登場人物2人は、入れ替わることでこの違いを身を持って知ることになります。
人が成長していく上で、男子には男子、女子には女子特有に大変なことがあると学んでいく姿に好感が持てました。

また、2人が幼馴染であることも、この作品のポイントだと思います。彼らはお互いに関して、入れ替わった後に初めて知ったという事柄もあります。
相手がどのような人物であるか十分に理解しているつもりでも、実際はそうではなく、当人にしかわからないこともあるのだと感じました。

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あの日の曲を聴かせて

BL要素あり・YU-RIS製・ノベル・現代学園もの・中編・選択肢なし・ED1種類

バイオリンが得意な男子高校生が主人公です。
彼はある日、見覚えのない後輩から告白されます。

主人公に恋愛感情を持っているのは、後輩だけではありません。
後輩の告白をきっかけとして起こる、周囲の人物(特に主人公の親友)の変化が興味深かったです。

この作品のキーワードには、「進路」と「音楽」というものがあります。
この2つに関連する描写が好みでした。主人公の恋愛にどう影響を与えるのか、気になるものでした。

タイトル画面にある「目次から読む」という項目を選ぶことでどのくらい読み進めたかを知ることができる点と、作中に出てくるクラシック曲をちょっとした解説付きで聴ける機能が、個人的に嬉しかったです。

制作者の方のサイトはこちらです。本編の後日談も載っています。

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すのーないととらっぷ

WOLF RPGエディター製・ADV・ファンタジー・短編・難易度普通・ED3種類(真ED1種類)

男の子が親友の家へクリスマスプレゼントを届けに行くという内容です。
別のゲームと関連する要素があるようですが、単体でも楽しめました。

このゲームには制限時間がありますが、余裕があるものだったため、安心できました。
また、マップ上には様々なトラップが用意されていて、引っ掛かると制限時間が短くなります。とはいっても、易しいものであり、数回プレイすることで慣れることができました。
謎解きもわかりやすかったです。

どのエンドでも、メイン2人の仲の良さが伝わってきました。
どちらとも、容姿と性格の両方が可愛かったです。

制作者の方のサイトはこちらです。

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僕だけがこの世界の

RPGツクールVX Ace製・RPG・ファンタジー・短編・難易度低め・ED3種類(真ED1種類)

勇者が魔王を倒すという内容です。
ただし、主人公は気になるところにツッコミを入れることで強くなるという、普通のRPGにはない要素があります。

メニュー画面には、ツッコミどころのヒントが書かれた「突っ込み帳」という項目があります。それを参照すると、ネタを回収しやすかったです。
RPGのあるあるネタもあれば、このゲーム独自のものもあり、面白かったです。

戦闘で負けてもゲームオーバーにはならずに続けられたり、ボス戦の前では進むか一旦引くか選択肢が出てきたりと、ありがたい仕様がありました。
一度見た会話イベントはスキップできる点も便利でした。

この作品について特に知って欲しいと思ったポイントは、エンディングが流れた後も、ゲームは終わらないということです。
タイトルの意味がわかり、それまでにいろいろと伏線が張ってあったことに気付くことができました。
最初はギャグゲーだと考えていたのですが、それだけではなかったように感じました。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

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