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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

かや姉小さな旅 ~あけぼのに乗ってストーブ列車に乗りに行こう!~

吉里吉里製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類

ストーリーはタイトルの通りです。制作者の方の実体験が元になっているノベルです。
同シリーズの作品、特に「かや姉小さな旅 ~ニューシャトルに乗りに行こう!~」を先にプレイしていると、理解しやすいです。

今作は、寝台列車に乗って青森へ行く内容となっています。
背景写真で見られる雪景色は寒そうでした。しかし文章から、サブタイトルにあるあけぼのやストーブ列車の車内は、快適な空間だったのだろうなと想像しました。

このシリーズの作品に共通していえることですが、読み終わった後に、旅行をしたいという気持ちになりました。
また、鉄道に関するちょっとした雑学を知ることができるところも楽しかったです。

この作品は、こちらで公開されています。

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双子魔道士のおつかい

RPGツクールVX Axe製・RPG・ファンタジー・短編・難易度普通・ED1種類

魔女の弟子である双子が、おつかいに行くという内容です。
ほのぼのとした雰囲気のゲームです。

マップ上にある調べられるオブジェクトには吹き出しがついていたり、イベント戦闘ではヒントとなる会話が出てきたりと、親切設計でした。
特にラスボス戦は、ヒントがあったからこそ勝利できたように思います。

主人公が双子であるという特徴が生かされていた点が面白かったです。
性格が対称的ということもあり得意とする技が異なるものの、2人が力を合わせることで連携技を使えるようになる「ふたりがけ」というシステムが魅力的でした。

彼らが行ったことは小さな冒険ではありますが、その中でも成長をしていたように感じました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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娘子隊皓旗

吉里吉里製・ノベル・近未来・短編・選択肢なし・ED1種類

タイトルの読みは「ジョウシタイコウキ」です。
国連に支配されてしまった日本が、独立国に戻るため、国連軍と戦うという内容です。北海道が舞台となっています。

登場人物達はEA(エレクトリックアーマー)と呼ばれる、二足歩行型の兵器に乗って戦闘を行います。作中では専門用語がいくつか出てきますが、文章からイメージをつかむことができました。
このノベルをプレイすることによって、今まであまり触れてこなかった、ガンダムやエヴァンゲリオンといったタイプの戦争もの(語弊があったらごめんなさい)が人気である理由が分かったような気がします。

その理由は、人間ドラマの描写に惚れたからです。
登場人物はそれぞれの信念を持っていながらも、1つの目的を達成するために、命懸けで行動します。その中で齟齬が生じることはありますが、誰もが大事なものを護ろうとしていることが伝わってきました。

この物語の主人公は、あることをきっかけとして、敵対する組織の関係者である1人の少女と出会います。
2人の関係性が印象深く、どのようにして人と人との絆が生まれるのかということを、知ることができたように思います。

制作者の方のサイトはこちらです。

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サンクコストバイアス

吉里吉里製・乙女ゲー・現代日本もの・短編・難易度普通・ED4種類・攻略対象1人

女子高生が、同級生からアルバイトを紹介されるという内容です。
彼女はその給料を大好きな課金ガチャに費やし、スマホのアプリ内でカードを集めることにします。

本物の課金ガチャであれば、遊びすぎるとお金がなくなり日常生活に支障をきたす可能性があります。
けれども、このゲームは無料なので、いくらガチャを回しても自分のお金はなくならないという意味で、安心できました。

恋愛ものとしては、主人公と攻略対象が異なる価値観を持っていた点が面白かったです。
2人は会話の中で正反対の意見を述べることがありますが、それでも仲良くなれていて、現実でもそのようなことがあれば良いなと思いました。

作中で出てくるカードは、制作者の方の他のゲームに登場するキャラクターが元になっています。
説明文を眺めていると、それらのゲームをプレイしたくなりました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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嘆きの川が凍りきる前に

NScripter製・ノベル・和風・短編・選択肢なし・ED1種類

記憶を失った「僕」が、1人の男性と出会うという内容です。
彼と関わることで、主人公は自分のことを思い出すことになります。

男性は主人公に、自身の過去について語ります。それは辛くて、同情を誘うようなものでした。
しかし読み進めると、彼の選んだ行動によって、彼以上にきつい体験をすることになってしまった人がいたことがわかりました。

このノベルのキャッチコピーは、「和風なコキュートス」です。
「コキュートス」という単語の意味を知っている方であれば、結末を予想できるかもしれません。私は今まで知らなかったので、この作品を通して、1つ学びました。

登場人物の表情を見せない演出が、想像を掻き立てられるため、好みでした。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

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現代日本を舞台とした創作物が特に好きです。

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