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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

君のための大切な ~206号室のウワサ~

ティラノビルダー製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類

ある病院の206号室に入院することになった少年が、そこで1人の少女と出会うという内容です。
彼女には、良くない噂がありました。

噂の真相については、舞台が病院であることを知った時点である程度解明することができました。
けれども、噂が流れるくらい少女が長く入院しているということには、しばらく経ってから気付きました。
それが理解できてからは、彼女の言葉の1つ1つに重みがあったような気がしました。

画面上部には「music box」と表示されており、BGMの使用の仕方にもこだわりを感じました。
特に、作中でタイトルが出てくる曲は、自分も好きなものだったので嬉しかったです。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

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最初は1人で楽しむ予定でしたが

結果が発表されてから、ブログに載せたいと思いました。「こどもの本総選挙」の結果です。
こちらでベスト100まで紹介されています。

読んだことのない本の方が多いのですが、それでも眺めているだけで楽しかったです。中には、これから読みたいと感じたものもありました。

この企画の良いところは、実際に本を読んだ小学生が投票していることだと思います。児童書の場合、感想を探すと保護者による子どもの反応が出てくることが多いのですが、こちらの場合は実際に読んだ人の意見が反映されているので、確実性がある気がしました(児童書以外もランクインしています)。
また、1位や19位などを見ると、今の小学生はもしかしたら私よりも知識があるかもしれないと考えてしまいました。

ちなみに、小学6年生の頃、図書委員の仕事で、クラスの中で人気のある本を集計したことがあります。そのときの1位は『窓ぎわのトットちゃん(黒柳徹子・いわさきちひろ・講談社・1981年』でした。

理由は、おそらく家庭科担当だった先生の影響です。彼女は授業の始めの数分の間、この本を朗読することがありました。しかし途中から、『はれときどきぶた(矢玉四朗・岩崎書店・1980年)』に変わりました。
『窓ぎわのトットちゃん』の続きが気になって図書室で借りて読んだところ、前半とのギャップと、実話だったというところに衝撃を受けました。そして、先生は笑いが取れる場面だけ読んでいたことを理解しました。

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神様、最後にもう一度

BL要素あり・LiveMaker製・ノベル・現代日本もの・短編・
選択肢あり・難易度低め・ED2種類(真ED1種類)

主人公が、中学を卒業して以降離れ離れにになっていた幼馴染と再会するという内容です。
しかし、幼馴染の姿は以前と比べて大きく変化しています。

2人の中学時代の思い出が語られるのは、後半からになります。
けれども、序盤の再会の場面の時点で主人公と同様に、驚くくらいの変わり具合だと思いました。

タイトルや説明文から察することができるかもしれませんが、悲しい要素のある作品です。
それだけに、幼馴染の笑顔が印象的でした。

また、マスコットなどの小道具の使われ方も好みでした。

制作者の方のサイトはこちらです。

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LOVELETTER

15禁・吉里吉里製・乙女ゲー・現代学園もの・短編・難易度普通・ED8種類・攻略対象2人

女子高生がクラスメイトから手紙を受け取ったものの、兄に奪われるという内容です。
近親要素があるため、苦手な方はご注意ください。

全体的に不穏な空気が漂っていて、怖いと思いながらも先が気になりました。
主人公が手紙を読むルートに辿り着くまでは、真相がわかりませんでした。真相を知った後だと、攻略対象の言動の意味が理解できるようになり、主人公へ対して持っている想いが伝わってきました。

特に好きなエンディングはED5です。シリアスなゲームの中で比較的明るいエンドなので、落ち着きました。
スチルはED2に出てくるものが印象に残りました。最後に見たエンディングだったということもあるのですが、主人公の表情を見たときに、一瞬プレイする手を止めました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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あやめもしらず

百合要素あり・NScripter製・ノベル・現代学園もの・長編・選択肢なし・ED1種類

女子高生が、1人の後輩に興味を持ち、仲良くなるという内容です。
現在入手できるものは、ボイスなしのフリー版と、1章が読めるボイスありの体験版のみのようです。

メインは主人公と後輩の恋愛関係となっていますが、その他の登場人物たちも、物語において重要な役割を持っています。
人と人との繋がりについて書かれていて、それが日々の生活の中で変化していく様子に興味を持ちました。作中で多少の問題は起こるものの、基本的に主人公は多くの人に愛されていて幸せそうだと思いました。

このノベルは、東京大学発の同人サークル「ノンリニアhttp://n-linear.org」の方々によって制作されています。
物語の舞台が東京で、電車に乗る場面などに細かい描写があるところに、特徴が現れているように感じました。

この作品の紹介ページはこちらです。

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現代日本を舞台とした創作物が特に好きです。

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