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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

白いプリンター

ティラノビルダー製・ホラーノベル・現代日本もの・短編・
選択肢あり・難易度低め・ED2種類(真ED1種類)

男性が白いプリンターを拾うという内容です。
そのプリンターには、特殊な機能がついています。

この作品は私にとっては、過去に放送されたテレビ番組「週刊ストーリーランド」を彷彿とさせるものでした。
プリンターの不思議な魅力にとりつかれる主人公に共感を覚えながらも、「落ちているものを勝手に持ち帰るべきではない」という教訓めいたテーマを感じるものでした。

トゥルーエンドに向かうルートでのイラストが生々しく、怖さをひきたてていたように思います。

現在は、番外編にあたる「TGF2018特別編」も公開されています。ホラーな部分もありますが、コメディ要素もあります。
本編が好きなら、こちらも楽しめると思います。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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SALAMANDER

残酷描写あり・BLゲーム・NScripter製・現代ファンタジー・
長編・難易度普通・ED7種類・攻略対象3人

主人公の通う高校に、転校生がやって来るという内容です。
その日をきっかけに、主人公の周囲に変化が訪れます。

このゲームの種類は、「人外バトルBLノベル」となっています。
バトルシーンは、登場人物の生死がかかっているということもあって、えげつないことをしているという印象を受けました。それだけに、日常シーンでの些細な会話を読むとほっとしました。
しかし一方では、バトルを避けることができないからこそ作中のような日常を求めているのだとも受け取れて、簡単に喜べるものではないように感じました。

メインキャラは全員過酷な状況で生きていて、彼らの抱える苦悩は並大抵のものではないと思い知らされました。
特に、転校生(名前を書こうとしましたがそれもネタバレなので控えます)のルートは感涙ものでした。彼が本心を打ち明ける場面で、「今までいっぱい頑張ってきたんだね」と慰めたくなりました。その後の主人公の対応を含めて好きなルートです。

製作者の方のサイトはこちらです。

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タマシイ横丁

LikeMaker製・ノベル・現代ファンタジー・短編・選択肢あり・
難易度低め・ED2種類(真ED1種類)

この世とあの世の狭間となる場所で、「掃除屋」と呼ばれる仕事をしている男性が主人公の物語です。
彼が仕事の一環として訪れている喫茶店に、1人の女子高生がやってくるという内容です。

この作品には、画面内の気になる場所をクリックする探索パートがあります。
2回目の探索パートでは頭を使う部分があります。しかし、ヒントとなる文章が多いため、迷うことはほとんどないと思います。ちなみに、わからなかったとしても、攻略の答えがゲームフォルダに同梱されているので確認することができます。

探索パートの他に、選択肢によるルート分岐もあります。
それまでの過程を通して考えると、2択のうちの片方を選びたくなりました。そちらが正しい選択肢で、ラストシーンを見たときに安心しました。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

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はなうたを。

ティラノビルダー製・乙女ゲー・現代学園もの・短編・難易度普通・ED4種類・攻略対象2人

美化委員をしている女子高生が、花が好きな男子生徒に声を掛けられるという内容です。
攻略対象はその男子高校生と、主人公の幼馴染の2人です。

作中では、穏やかな空気が流れているように感じました。
それでも登場人物が悩む場面はあり、物語を通して少しずつ前進しているように思いました。

1度エンディングを迎えると、攻略のヒントが見られるようになります。
それを参考することによって辿り着いた「分岐エンディング」というものが、この作品独自の魅力であるような気がしました。読後感が気持ち良かったです。

セーブ・ロード画面などにもオリジナルのイラストがあり、可愛かったです。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

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幽霊の君は

ティラノスクリプト製・ノベル・現代ファンタジー・短編・
選択肢あり・難易度普通・ED10種類(真ED1種類)

男子高校生が女の子の幽霊に出会うというという内容です。
起動するとオープニング映像が流れます(画面をクリックするとスキップします)。

「はじめから」をクリックすると、とある一文が出てきます。
見た途端疑問が浮かび、それが持つ意味を知りたくなりました。後々に判明するのですが、物語において重要な意味を持っていて、「そういうことだったのか」と驚きました。

主人公の言動には、少し変わったところがあります。
特に選択肢の直後などは予想を超えていくため、楽しく読むことができました。

この作品の特に好きなところは、フローチャートが見られる点です。
どのルートを辿っているのかいつでも確認できるので、エンディング回収の目安になりました。

製作者の方のサイトはこちらです。

2022年1月7日追記……現在、サイトはリンク切れのようです。
作品紹介ページは「ノベルゲームコレクション」にあります。しかし、現在はアップデート対応中となっていて、公開停止中のようです。

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