忍者ブログ

お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

諦めた少年

吉里吉里製・ノベル・現代学園もの・短編・選択肢なし・ED1種類

普通の男子高校生が送る日常の1コマが描写された作品です。
彼は非日常な出来事に遭遇することに憧れていますが、そのような場面が自分の目の前にやってくることはないだろうという意見を持っています。

この物語の主人公は、本当にどこにでもいそうなタイプです。また、作中で特別な出来事は起こりません。
そこが、この作品において好きなところです。

最初から最後まで、リアリティがありました。
主人公と同じことを考えたり、経験したりした人はどこかにはいると思います。

彼のように、友人と語り合え、平和に過ごせる状況は、とても恵まれているように見えました。
このような生活ができなかった立場から考えてみると、彼と似た環境を持っていることは、誇って良いことであるような気がします。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

拍手[0回]

PR

僕の隣の天使

ティラノスクリプト製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類

男子大学生が、大好きな女子高生と同じ映画を観に行くという内容です。

ズームインなどの演出が多く、短編でありながらも濃密な時間を過ごした気持ちになりました。

途中までは、主人公が幸せそうな恋愛物語だと考えながらプレイしました。
けれども、最後の一文を読んだ瞬間、謎が出てきました。

この謎は、1週目を終えた後に見ることのできる、補足付きのシナリオを読むことで解決します。
真相を知ることで騙されたと思いましたが、それが心地良かったです。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

拍手[0回]

あかずきんさん、俺と付き合ってくれませんか?

NScripter製・ノベル・ファンタジー・短編・選択肢あり・ED6種類(真ED1種類)

おおかみが、あかずきんに告白しようとするという内容です。
周回プレイによって、全てのエンディングを見ることができます。

童話「赤ずきん」のパロディとなっているフリーゲームは、多くあります。
しかし、主人公が狼という設定の作品は、(探せばあるようですが)珍しく感じました。そのため、新鮮な気持ちでプレイすることができました。

1週目で迎えた結末に驚かされました。そして、別の展開も見たいと思い、一気に読み進めました。
何周しても、メイン2人の掛け合いがコントのようで面白かったです。

キャラクターは設定、絵柄ともに可愛かったです。

制作者の方のサイトはこちらです。

2024年7月21日追記……現在は、公開終了されています。

拍手[0回]

メイム

ティラノビルダー製・ノベル・現代ファンタジー・中編・選択肢あり・
難易度普通・ED2種類(真ED1種類・ゲームオーバーあり)

少年が、自分が妄想していた世界の中に入ってしまうという内容です。
選択肢は、間違えるとすぐにゲームオーバーになるものと、エンディング分岐に関わるものがあります。

妄想の世界に登場する人物のうち何人かは、主人公が知り合いをモデルとして作ったキャラクターです。
序盤は、名前や容姿、性格の全てを知り合いと同じ設定にするという行為を、恥ずかしいと考えてしまいました。

けれども、ストーリーを進めることで、彼らがこのノベルにおいて重要な役割を持っていたことがわかりました。
登場人物たちと接していくことで、主人公の性格に変化が起こります。とてもわかりやすいもので、彼の成長を感じることができました。

この物語全体を通して行われた主張は、読み手である私たちも、普段の生活で意識した方が良いように思います。
特に、3章後半と4章には、同意できる部分が多くありました。

また、スチルは全て、眺めていて楽しいものでした。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

拍手[0回]

我が為に鳴け、夜の鳥

15禁・残酷描写あり・NScripter製・ノベル・現代日本もの・
短編・選択肢あり・難易度低め・ED3種類

女子高生が、死者を蘇らせることができるという秘術について知るために、ある教師の元を訪れるという内容です。
第1部と第2部があり、第1部はエンディングが2種類、第2部は1種類となっています。

第1部は、女子高生と教師のやり取りが中心です。
読み進めていくうちに、女子高生の必死さが伝わってきました。また、スチルが出てくる場面はどれも、インパクトがありました。

途中に選択肢が1ケ所あります。
個人的には、画面の左側にあった選択肢を選んだときのルートの方が好きです。

第2部では、第1部より過去に起こった出来事について語られます。
核心に触れてしまうため多くのことは書けません。ただ、結論としては、作中に出てくるような秘術は、現実の世界にはいらないと考えました。

1度読んだ部分であれば、タイトル画面にある「開始」というメニューをクリックすると、各章の始めから読むことができます。
このシステムが便利だと感じました。

制作者の方のサイトはこちらです。

拍手[1回]

Page:
Top:
お気に入りと自由帳

カレンダー

05 2025/06 07
S M T W T F S
1 2 4 5 6 7
8 9 11
16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

リンク

カテゴリー

最新コメント

[04/21 Dreal広報担当]
[04/21 Dreal広報担当]
[02/14 なんこつ]
[02/14 なんこつ]
[02/03 たぬき]

最新記事

プロフィール

HN:
須戸
性別:
女性
自己紹介:
現代日本を舞台とした創作物が特に好きです。

バーコード

RSS

ブログ内検索

アーカイブ

最古記事

P R

アクセス解析

Designed by 0x85ab.