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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

トビウオの夜

一部残酷表現あり・LiveMaker製・ノベル・学園もの・伝奇要素あり・中編・
選択肢あり・難易度普通・ED4種類(真ED3種類)

特殊な学園に転校してきた少女が、そこで出会った人と新しい人間関係を作りながら、過去の出来事を思い出すという内容です。
学園のルールについては、序盤でわかりやすく語られます。

オープニング映像が流れたとき、格好良いと思いました。
また、文体が落ち着いた小説のようで、プレイし始めてすぐに、はまりました。

この物語では、主人公が過去に経験した出来事が重要な要素となっています。
かなり重いもので、それに関する問題を抱えたまま生きていくことは辛いはずです。そのため、どこかで救われて欲しいと考えながら読み進めました。
バッドエンド以外では、過去をなかったことにはせずに将来のことも見据えているようで、時にはこのような姿勢をとることが必要になることもあるという気持ちになりました。

キャラクターは、主人公が学園に入って最初に友達となる、雅(みやび)という女の子が好みでした。彼女がそばにいれば、自分の人生に自信が持てそうだと感じました。
けれども、最後のお楽しみとして推奨したいのは、主人公の従妹であるアリスというキャラクターがメインとなるルートです。
この作品の中で、1番幸せな結末を迎えたように思えました。最後に出てくる一文も好きです。

制作者の方のブログはこちらです。

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鏡姫

ティラノビルダー製・ノベル・現代学園もの・ホラー要素あり・
短編・選択肢あり・難易度低め・ED2種類(真ED1種類)

男子小学生が、クラスメイトが話している噂を聞くという内容です。それは、時間帯によっては学校の階段にある鏡の前を通ると、引きずり込まれるというものです。

バッドエンドは、ホラー要素が強く恐怖を感じました。
ハッピーエンドは、切なさがありながらもラストでは良い話だと思いました。

どちらのルートでも、びっくりさせられる画面演出がありました。
全体的には、正統派の物語だという印象を持ちました。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

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こんな物語

NScripter製・ノベル・現代日本もの・中編・選択肢なし・ED1種類

事情により旅をしている青年が、1人と女性と出会うという内容です。
彼はしばらくの間、女性の家でお世話になることになります。

彼女と出会ってから、主人公の生活環境は大きく変化します。
その様子が書かれた文章を読んでいると、住む家がありご飯が食べられて仕事をさせてもらえるといる状況が、いかに幸せなのかを思い知らされました。

けれども、それ以上のものを手に入れると、なかなか手放したくないとも考える気持ちも理解できます。インターネットが使えなかったとき、それを実感しました。
主人公の場合はこのような軽いものではありません。しかし、共感を覚える部分がありました。

シリアスな物語で、制作者の方の他のノベルとのギャップがありました。一方でおまけには、近いものがあったように思います。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

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眠れない夜に

NScripter製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類

男性が、夜に幼馴染とドライブをするという内容です。
福岡が舞台となっているノベルです。

読み進めることで、2人の関係が少しずつ明らかになっていきます。
ダウンロードする前に想像していたものとは全く異なるものでした。そして、真実を知ると、タイトルに重みがあるように感じました。

時間の経過の描写と背景写真の使用の仕方が印象的でした。
プレイ中に、機会があれば、今まで行ったことのない場所で夜景を眺めてみたいと考えることがありました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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KOKUTOU - 消えた初恋の謎 -

ティラノスクリプト製・ノベル・現代日本もの・ミステリー・
短編・選択肢あり・難易度低め・ED3種類(真ED1種類)

骨董品店を営む男性の元に、1人の少女がある相談をしにやって来るという内容です。
後日、ボイスが実装される予定だそうです。

相談の中身は、「喫茶店に入ったはずの人が消えてしまった」というものです。
答えは実際にあり得るもので、予想が当たったので嬉しかったです。また、他に考えられる可能性は全て作中できちんと否定されていて、安心できました。

ただし、この物語の中には、もう1つ謎が隠されています。
こちらについては自力では気付くことができませんでした。そのため、それが語られたとき、意外性を感じました。

いくつか出てくるスチルも、見ていて楽しかったです。

制作者の方のサイトはこちらです。

2017年10月10日追記……ボイスやコンフィグも追加されました。

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