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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

変調・幽霊相談室

吉里吉里製・ノベル・ミステリー・現代日本もの・短編・選択肢あり・
難易度普通・ED5種類+α(真ED1種類)

あるゲーム制作者の元に、制作者の作ったノベルゲームとよく似た作品が送られてくるという内容です。
「幽霊相談室」というノベルの関連作であり、その作品をプレイした後の方がシステム等を把握しやすいです。ただし、ストーリー自体は独立しています。

作中に出てくるゲームをプレイすることによって、それが主人公へ送られた理由が、少しずつ明らかになっていきます。
作中のゲーム自体は、元ネタである「幽霊相談室」と似通った楽しさがあるものでした。

事件の真犯人は、序盤から察することはできました。しかし、解決に至るまでの過程はなかなか想像することができませんでした。
周回プレイするとヒントとなる文章が増えていくため、ありがたかったです。そして、それはただのヒントではなく、ストーリーにおいて重要な意味を持っていて、面白かったです。

どのフリーゲームにも当てはまることですが、遊ぶ前には説明書を読むべきだと私は考えます。プレイする上で必要なことが書いてあることが多いからです。
この作品は、それをとても実感させてくれるものだったので、嬉しかったです。

制作者の方のサイトはこちらです。

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ハハコグサ

16歳以上推奨・残酷描写あり・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類

女性が奇妙な男性と出会い、話をすることになるという内容です。
2人は、過去に因縁を持っています。

基本的に、登場人物の姿は画面の両端に表示されます。
服装や表情などによって、男女2人の正反対な立場や性格が際立っていたように思います。

その一方で、彼らには共通点もあります。それは、後半で明かされます。
男性についてはなんとなく察することはできるものでしたが、女性にも彼と似ている部分があったことを知ったときには驚きました。
しかし、このような関係があっても違和感はないような気がしました。

制作者の方のサイトはこちらです。

2018年12月13日追記……現在はサイトがなくなっています。

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CHANGE!!

YU-RIS製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類・ボイスあり

元アーティストの男性が、社長に頼まれ女性アイドルグループのマネージャーをすることになるという内容です。
はじめは渋々引き受けていた主人公でしたが、次第に心境の変化が現れます。

アイドルグループのメンバーは、それぞれが乗り越えるべき課題を抱えています。彼女たちは主人公の手助けによって、1つずつ問題を解決していきます。
アイドルとしての成長がわかりやすく、正統派なストーリーだったと思います。
また、各自の得意分野と苦手分野は異なっていながらもチームワークは良いため、個性を伸ばし欠点は補い合える、素晴らしいグループだと感じました。

彼女たちを見ているうちに、主人公も段々とやる気を出していきます。
このような結果になることを予見していたのだとすると、彼らの社長は只者ではないように思いました。

この作品は、「ふりーむ」で公開されています。

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奏られし千の音色

LiveMaker製・ノベル・現代ファンタジー・短編・選択肢なし・ED1種類・ボイスあり

女の子の持っている音楽再生機器から、突然妖精が現れるという内容です。
「綴られし千の思い」というノベルをプレイしているとより楽しめる要素が一部あります(ストーリー自体は独立しています)。

この作品の1番の見所はアニメーションです。
絵が止まっている時間よりも動いている時間の方が大幅に長く、稀な作品だと思いました。

主人公と妖精が会話をしている場面は、文章、演出ともに面白かったです。
特に、主人公のツッコミに対しては、共感を覚えるところが多くありました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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以下ネタバレ

かや姉小さな旅 ~あけぼのに乗ってストーブ列車に乗りに行こう!~

吉里吉里製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類

ストーリーはタイトルの通りです。制作者の方の実体験が元になっているノベルです。
同シリーズの作品、特に「かや姉小さな旅 ~ニューシャトルに乗りに行こう!~」を先にプレイしていると、理解しやすいです。

今作は、寝台列車に乗って青森へ行く内容となっています。
背景写真で見られる雪景色は寒そうでした。しかし文章から、サブタイトルにあるあけぼのやストーブ列車の車内は、快適な空間だったのだろうなと想像しました。

このシリーズの作品に共通していえることですが、読み終わった後に、旅行をしたいという気持ちになりました。
また、鉄道に関するちょっとした雑学を知ることができるところも楽しかったです。

この作品は、こちらで公開されています。

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