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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

マユとやる気がでない女神さま

RPGツクールMZ製・ADV・ファンタジー・短編・難易度やや低め・ED1種類

女の子が、女神さまの仕事を手伝うという内容です。
困っている人を10人助けることが、ゲームの目標です。

選択肢はありますが、エンディングには影響しません。
その代わり、小ネタが多かったり、同じキャラクターでも進行状況によって台詞が変わったりした点が、面白かったです。

ストーリーを進めることによって、舞台となっている村の過去がわかります。
この状況なら、女神さまがやる気をなくしても仕方がないと考えました。
理由が判明した後の展開はそれまでと雰囲気が変わって、意外でした。

可愛いグラフィックにも魅力がありました。
特に、動く演出がある場面が好きだと感じました。

このゲームは、「ふりーむ!」で公開されています。

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カッテナキミヘ

吉里吉里製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし

「アニロボ」という子ども向けアニメを視聴する大人たちが主人公のオムニバスノベルです。
【大学生編】、【腐女子編】、【アンチ編】の3編を読むと、新しいシナリオが出てきます。

今は時間や環境などの都合によりほぼ見ていませんが、私もアニメに夢中になっていた時期がありました(現在は「ワッチャプリマジ!」だけ毎週視聴しています)。
丁度たくさん見ていた時期が大学生の頃で、特に好きな作品はファンサイトも結構見ていました。そして、ファンサイトも見たアニメは、大体子ども向けの作品でした。
そのため、【大学生編】と【腐女子編】は、思い当たる部分がありました(同人誌は気になっていたものの、購入したことはありません)。

プレイしながら、「アニロボ」に勝手に興味を持ったり勝手に離れていったりする登場人物に自分を重ねました。
その結果、題材はアニメではないものの、私の場合は自分が製作したノベルで「勝手にどこか行っちゃダメでしょ」という台詞を重要なワードとして出しておきながら、自分も同じようなことをしていたことに気付きました。

また、アニメ以外のコンテンツにも当てはまるのですが、元ファンが「前の方が良かった」という理由でアンチなったらしきコメントを匿名掲示板で見たことが何度かあります。
【アンチ編】では、それを思い浮かべました(「元ファン」という点を強調したいです)。

3編だけでも、「アニロボ」という作品の魅力は伝わってきました。
けれども、追加されるシナリオでさらに面白そうだと感じました。
特に好きなシナリオなのですが、その後アンチに変わらなければ良いなと、勝手ながら考えました。

製作者の方のサイトはこちらです。

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私の声が聞こえますか

ティラノビルダー製・ノベル・現代学園もの・短編・選択肢あり・
難易度やや低め・ED2種類(真ED1種類)

小さい声にコンプレックスを持っている男子高校生が主人公です。
彼は学校の屋上で、自分の声を簡単に聞き取れる先輩と出会います。

私自身も、人と会話をしたときに、「声が聞こえない」と言われたことがたくさんあります。
そのため、主人公の語りを読んでいると、昔の自分を見ているような気分になりました。
そのときに先輩のような人がいたら、もしかしたら何か違ったのだろうかと考えました。

先輩が主人公の声を聞き取れた理由は、トゥルーエンドで明かされます。
彼女の気持ちにも、共感できる部分がありました。ただ、私の場合は彼女とは少し異なるため、真相が判明する場面までに気付くことはできませんでした。

そして、このような大変さを誰かに知ってもらいたいときは、伝えようと努力する必要があることを実感しました。
しかし、どんなに頑張っても、上手く伝えることができない場合があることを、私は知っています。
だから、誰かに知ってもらえるこのノベルが製作されて嬉しいと思いました。

オープニングムービー(YouTubeで公開されています)、エンディングムービーも好きだと感じました。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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以下ネタバレ

父と娘のまちがいさがし

12歳以上推奨・WOLF RPGエディター製・間違い探し・現代日本もの・
短編・難易度選択式・ED1種類(ゲームオーバーあり)

娘の作ったまちがいさがしを、父が遊んでみるという内容です。
一部センシティブな表現がありますが、控えめに変更することが可能です。

ルールは、一般的な間違い探しとは異なります。
ゲーム内でチュートリアルを含めた説明があったので、遊び方はわかりやすかったです。
ただ、ヒントを参考にしても答えを見つけられないときもあり、何度かゲームオーバーになりました。

ストーリーには重大なヒントが隠されています。それを覚えておくことが、クリアするためには必要です。
家族の在り方について、今まで私が考えたことのなかった発想が語られていて、驚きがありました。
真相に近付くステージ7、ステージ8が特に印象に残りました。

フリーモードや実績の回収といった、おまけ要素も楽しめました。

このゲームは、「ふりーむ!」で公開されています。

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今夜は君と

LiveMaker製・ホラーノベル・女性向け・現代日本もの・短編・
選択肢あり・難易度やや高め・ED3種類・一部ボイスあり

夏休みの最終日に、女子高生が幼馴染から散歩に誘われるという内容です。
2人は、怪談を披露し合うことになります。

タイトル画面にアニメーションがあって、すごいと感じました。
また、メニューボタンに「ふぉんとうは怖い明朝体」というフォントが使用されていた点も、ホラーらしくて興味を持てました。

怪談は第5話まであり、選択肢によって中身が変わります。
題材が自分にとっては身近だった、第3話が特に怖かったです。
エンディングは、ED2を見ることが難しくて、選択肢を総当たりしました。

主人公と幼馴染の関係も、注目したくなるものでした。
各エンディングでの違い、及び、後日談での幼馴染の反応が面白かったです。
おまけの資料に書かれていた主人公の設定にも納得しました。

製作者の方のサイトはこちらです。

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