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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

マリオネット・パラシュート

15禁・残酷表現あり・ティラノスクリプト製・ノベル・女性向け・
ホラー要素あり・近未来・SF・中編・選択肢あり・難易度普通・ED4種類

女子大学生が夏休みに、宇宙研究所でアルバイトをするという内容です。
彼女はそこで、宇宙人の声が聞こえると発言する研究員と出会います。

紹介文によるとこの作品のジャンルは、「恋愛も出来るコズミックサイコホラーゲーム」だそうです。
プレイしてみると恋愛要素が強かったように感じましたが、SFならではの、宇宙に対するロマンと怖さが組み合わさった描写も楽しめました。

1周目では、ED3に辿り着きました。終盤で唐突に雰囲気が変わったため、驚きました。
その後にエンディングを回収するためのヒントが表示されたのですが、間違えて読み飛ばしてしまいました。その結果、なかなかED4が見られなかったので、注意深く読んでいたら良かったです。

特に好みだったのはED1です。
風変わりと捉える人もいるかもしれませんが、プラトニックな関係性に惹かれました。

作中では、とある有名なSF小説のネタバレがあります。
気になっているものなので、機会があれば読んでみたいです。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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リトル・マーメイド

アニメ映画・ファンタジー

アンデルセン童話の「人魚姫」が元となっているディズニー映画です。私が見たのはアニメ版の方です。
映画の視聴方法としては間違っているかもしれませんが、「金曜ロードショー」で放送されたものを、見られる時間があるときに少しずつ見ました。

元々どこかで(多分学校の先生から)聞いていたのでネタバレをしますが、ディズニー映画は大体、夢を壊さないためハッピーエンドになっているらしいです。この作品もそれに当てはまります。
そのため、原作とは異なる場面がいくつかあります。展開が大きく違っても、受け入れることのできる面白さがありました。

主人公のアリエルには、無謀だと感じる部分はあるものの、勇気や行動力があるように思いました。障害があっても乗り越えられるところが、羨ましいです。
自由な生き方を手に入れるためには、彼女くらい本気になることが必要なのかもしれないと考えました。

作中で流れる音楽も楽しかったです。

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ヤンデレ狼VS暴力赤ずきん

WOLF RPGエディター製・RPG・女性向け・ファンタジー・短編・難易度普通・ED3種類

赤ずきんが魔物を倒しながら、おばあさんのお見舞いへ行くという内容です。
道中で時々、狼に遭遇します。

イベント戦闘の前には推奨レベルが書かれた看板が置かれているので、参考になりました。
戦略を立てないと勝てない場合もありますが、ゲームオーバーはないため、安心してプレイできました。

タイトルだけ見ると物騒に感じますが、ストーリー自体はコメディで明るかったです。
登場人物の会話やアイテムなど、楽しめる要素が多くありました。

ゲームデザインが可愛かったです。

製作者の方のサイトはこちらです。

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いつものバス、いつもと違う君

ティラノビルダー製・乙女ゲー・現代日本もの・短編・難易度低め・ED3種類・攻略対象1人

バス通学をしている女子高校生が主人公の物語です。
彼女はバスの中で、別の高校に通っている男子からクイズを出題されます。

クイズは、1問目のみ間違えました。けれども、とある有名な句を思い出せていたら、正解できた問題でした。
クイズに間違えたとしてもクリアはできるので、ゲームとしての難易度は易しいと感じました。
また、クイズ以外の場面にはエンディングには影響しない選択肢が複数あり、会話の雰囲気を楽しむことができました。

序盤では、クイズの答えがしりとりになっているのだろうかと予想しました。
実際は異なりましたが、ストーリーと繋がる意味がきちんとあって、好感が持てました。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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道徳ビデオ

残酷描写あり・ティラノスクリプト製・ノベル・現代日本もの・
短編・選択肢あり・難易度低め・ED2種類(真ED1種類)

とある小学校で、いじめをなくすためのビデオの制作が行われるという内容です。
しかし、それがエスカレートし、事件が発生します。

ビデオはあくまでも「いじめをなくすため」という名目で、保護者の許可も得た上で制作されることになりました。
表向きは善意のように見える活動が本当のいじめに発展するという、皮肉の込められたようなストーリーでした。

メインとなるのはビデオの制作を持ちかけた人、いじめっ子役、いじめられっ子役の3人です。
それぞれの思惑や言動、変化していく様子を知ると、いじめの恐ろしさがわかりますが、解決策を見出すことも難しそうだと感じました。
また、作中では多くは語られませんが、いじめっ子役と一緒にビデオに出演することになったクラスメイトたちや彼らの家族などにも、関わった責任があるのではないかと考えました。

この物語では、ビデオの制作から8年後に、メインキャラクターたちがどのような生き方をしているのかも語られます。
当事者が受けた影響は8年経ったくらいではなくならないことが理解できる描写があり、重要なポイントだと思いました。いじめというものは一時の問題ではないということが、いろいろな方へ伝わって欲しいです。

エンディングは、BAD ENDとGOOD ENDの2つです。
ただ、GOOD ENDでも変えられない過去はあり、そうするしかなかったのだろうなと感じました。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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