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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

スキトキメキトキス

12歳以上推奨・残酷描写あり・百合ゲーム・吉里吉里製・現代日本もの・
短編・難易度やや高め・ED5種類+ゲームオーバー2種類

気が付くと病院にいた女子高生が、お見舞いに来た少女がどのような人物だったかを忘れてしまっていたという内容です。
数年前に公開されたゲームですが、現在のバージョンには当時なかった要素が追加されています。

一言でまとめると、怖かったです。お見舞いに来た少女の台詞や表情が、どう考えても怪しく見えました。
しかし、エンディングを回収していくことによって、その怖さというものが、メインキャラ2人がお互いのことを大切に思っているからこそのものだと分かり、悪いものだとは言い切れないような気がしました。

END1~4は、選択肢をなんとなく選んでいても見ることができました。ただ、END5だけは難しくて、何度もやり直しました。
その代わり、周回プレイをすることによって、1周目にはなかった視点のシナリオを読むことができて楽しかったです。

制作者の方のサイトはこちらです。

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春がくるまえに 完全版

12歳以上推奨・同性愛要素あり・ティラノスクリプト製・ノベル・近未来・学園もの・
中編。選択肢あり・難易度普通・ED複数

ある学園の男子生徒がクラスメイトに恋をするという内容です。

BLカテゴリにも百合カテゴリにもしなかった理由は、主人公が恋をする相手、「レイ」の設定にあります。
レイは、心情によって性別が変化するという特殊な体質を持っています。そのため、同性愛と異性愛の両方が描写された物語となっています。

最終的にレイがどちらの性別になるかは、選択肢によって決まります。
結果としては、どちらの性別でも良いな、と思いました。そう考えた主な理由は、後半で主人公がレイの性別について語る一文にあります。どの文章なのかということについては、実際に読んで察していただければ嬉しいです。

この作品には主人公の恋のライバルという立ち位置のキャラが登場します。
長所が目立っていて、人としては好きなキャラです。レイを1番幸せにできるのは主人公であるような気がします。

制作者の方のサイトはこちらです。

2018年3月11日追記……現在は公開停止中です(リメイク版が完成したら公開されるそうです)。

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かみさまの心臓

WOLF RPGエディター製・ホラー風ADV・現代ファンタジー・中編・
難易度やや高め・ED3種類(真ED1種類)+α

18歳の少年が異世界に迷い込むという内容です。
アクション要素やゲームオーバーがいくつかあるので、こまめなセーブを推奨します。

序盤では、トラックが目に付きました。
存在感があって、どのような世界観のゲームなのだろうと興味を持つきっかけとなりました。
トラックが出てきた意味については、後から分かりました。

また、主人公には「双子の兄」という設定があります。
その設定ならではの謎解きがいくつかあり、滅多にないタイプの作品であるような気がしました。

前述したものを含めて、作中に出てくる謎解きは、物語とリンクしたものになっています。
プレイしながら、何度もすごいと思いました。そのため、このゲームは名作だと言いたいです。

ゲーム内のメモや本に書かれている文章は全て読み、話しかけられるキャラには数回話しかけていただきたいです。
その方がストーリーを把握しやすく、感情移入しやすいと思います。

キャラクターグラフィックや、メニュー画面・一部シーンでの演出も好みでした。

個人的に最も好きなエンディングはノーマルエンドです。登場人物の強い意志が伝わってきました。

制作者の方のサイトには、攻略のヒントが載っています。
なるべくヒントに頼らずに全て見たいと考えていたのですが、サイトを見ないと気付かなかったものもありました。

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キリトリ線

NScripter製・ギャルゲー・現代学園もの・中編・難易度普通・ED6種類

男子高校生が同じ学校に通う生徒と交流するという内容です。

登場人物のほとんどは、私の通っていた学校にはいなかったタイプでした。
ただ、各キャラが持っている意見の中には理解できるものがありました。登場人物と似たような人が実際にいれば、会ってみたいと思いました。

その中でも特に、主人公の男友達に好感を持ちました。
電車に乗る場面があるのですが、そこでの彼のある台詞は、私がよく言いたくなることでした。代わりに言ってもらえて心地よかったです。

1人のヒロインのルートを見ただけでは、謎が残って終わります。周回プレイをすることによって、物語の全体像が見えてきます。
ギャルゲとしては珍しく、特殊な作品だと感じました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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桜と巫女と少年と

RPGツクールVX製・RPG・和風・短編・難易度普通・ED1種類

巫女がおつかいの帰りに不思議な犬と出会うという内容です。

一部、倉庫番のような要素があり、頭を使いました。
しかし、それ以外は難しいことを考えなくてもクリアできました。

セーブデータには、各場面ごとのタイトルが表示されます。
そのため、ゲームの目的が分かりやすかったです。

戦闘よりは、ストーリー重視の作品でした。
ちょっとした事件は起こるものの、全体的には優しい雰囲気がありました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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