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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

ジサツ志願者同盟

BL要素あり・NScripter製・ノベル・現代日本もの・
中編・選択肢なし・ED1種類

中学生3人が、自殺サイトをきっかけに集まるという内容です。
BL要素が含まれますが、製作者の方のサイトでは表現をカットするパッチも公開されています。

メイン3人は、旅行をしながら「死ぬまでにやりたいこと」を考え、達成しようとします。
どのような理由であれ、目的を持つことは救いになることがあるのだろうと思いました。また、「生」というものについて、考えさせられました。

特に好きなキャラクターは、病院を抜け出してきた瑞希です。
自分のことを言われているような台詞があり、突き刺さりました。

製作者の方のサイトはこちらです。
作品自体は、「ふりーむ!」で公開されています。

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ルート ルート ルート

12歳以上推奨・ティラノスクリプト製・ノベル・女性向け・
現代日本もの・短編・選択肢あり・難易度低め・ED4種類

女子生徒が、1人の男子生徒に話しかけられるという内容です。
夏の1コマが描写された作品です。

このゲームは、選択肢によって登場人物の設定が大きく変わります。
途中までの文章は同じでも、ルートによって全く違う展開になるところが面白かったです。
怖い展開になるパターンもありますが、爽やかな終わり方をするパターンもあり、この作品だけで様々な物語に触れられたように思えました。

個人的に好きなエンディングはEnd aです。
地の文に出てくるとある言葉が、素敵だと感じました。

スチルも豊富で楽しめました。

製作者の方のサイトはこちらです。

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怪異探偵委員会

WOLF RPGエディター製・ADV・現代学園もの・短編・
難易度普通・ED1種類(ゲームオーバーあり)

タイトルの「怪異」は「おかると」と読みます。
男子生徒たちが、人々を脅かすとされる噂について調べて、解決しようとするという内容です。関連作もあるようですが、単体でもプレイできます。

ストーリーを進めるためにはどうすれば良いかというヒントがわかりやすく表示されているため、プレイしやすかったです。
また、1度話しかけたキャラクターに後から話しかけると台詞が変わる点が面白かったです。画面デザインも好みでした。

このゲームは、基本的には怪異の正体が論理的に明かされるところが特徴です。
ホラーゲームは好きですが元々はこういったことは現実には起こり得ないと考えるタイプだったため、ストーリーに説得力があって納得できるもので、安心しました。

ただ、後半からは雰囲気が変わります。
多くは語れませんが、主人公に感情移入できる部分がありました。

製作者の方のサイトはこちらです。

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夏方ガタリ

12歳以上推奨・WOLF RPGエディター製・ノベル・
現代学園もの・短編・選択肢なし

夏に起きたとある出来事について、登場人物たちがそれぞれの視点から語るという短編集です。
条件を満たすことによって、読めるシナリオが増えます。

ストーリーは、全部で6本収録されています。条件を満たすことによって、6本目を読むことができるようになります。
全ての物語が繋がっているため、気になる話だけではなく、最後まで読むことをおすすめします。

構成自体は、以前感想を書いた、「指先で世界を見る」というノベルに近いものがありました。
しかし、この作品の場合は、各登場人物の心情のみが描写されるので、また違った雰囲気がありました。

全員に重要な役割がありますが、個人的には、「我思う、ゆえに貴あり」という話の語り手がキーパーソンであるように感じました。
世界観を理解するためには必須な存在だと思いました。

BGMの使用の仕方も面白かったです。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

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フィルムセメタリー

12歳以上推奨・残酷表現あり・ティラノビルダー製・ノベル・
現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類・ボイスあり

1人の青年が、高校生時代を振り返るという内容です。
昭和時代の日本が舞台となっています。

主人公は、映画同好サークルのメンバーと共に、とある映画を作ることになります。
その中身が、恐ろしいものでした。ただ計画を立てるだけであれば否定はできませんが、彼らは実行に移そうとするため、怖かったです。
彼のような場合であれば、卒業後に後悔しても仕方ないと思うようなものでした。

登場人物それぞれのボイスが、雰囲気と合っていたように感じました。

製作者の方のサイトはこちらです。

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