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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

セイシュンのオカズ

NScripter製・ノベル・現代学園もの・短編・選択肢あり・難易度普通・ED8種類

男子生徒である主人公が、ある少女に「空が落ちてくる」と言われ、その言葉の意味を考えるという内容です。

「空が落ちてくる」とは何か、という問題に対する答えの想像が全くつかなくて、あるルートのラストまで分かりませんでした。
それまでの過程で出てくる登場人物の会話が、何気ないものでありながらも「そこが良い」と感じるものでした。

この作品にはヒロインが2人出てきます。
彼女たちの台詞の中には、普段考えたことのなかったものもあって、驚きがありました。

主人公達が青春を楽しんでいるようで、羨ましいと思いました。

この作品は、「Vector」からダウンロードできます。

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Ipomoea nil

吉里吉里製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類

男子中学生が夏休みにある女性と出会い、数日一緒に過ごすという内容です。

この作品を知った頃は、タイトルにある言葉の存在を知りませんでした。
最後までプレイして、「こういう意味だったんだ」と分かりました。

主人公が出会う女性には変わっているところがあり、何を考えているのか気になりました。
また、2人の他にアイドルの女の子が登場するのですが、女の子への女性の対応が、予想と異なるものでした。

始めは、3人が一緒に過ごすことは楽しそうだと思っていました。
しかし、途中からシリアスな要素が出てきます。その場面では、登場人物の台詞の1つ1つが大切であるように感じました。
特に、「大きな音が(ネタバレになるため以下省略します)」という台詞は、何度か読み返しました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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魔法使いカラオケにゆく

吉里吉里製・ノベル・現代ファンタジー・短編・選択肢なし・ED1種類

男子大学生が、自分のことを魔法使いだと言う女子高生に出会うという内容です。
作中の季節は冬で、2日間の出来事が描写されています。

序盤が驚きの連続で、この物語に出てくるようなことが現実で起きたら刺激があるだろうなと思いました。
その後の展開も面白く、どんどん読み進めることができました。

マウスポインタがほうきの形になっていて、可愛かったです。

制作者の方のサイトはこちらです。


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以下ネタバレ

親愛なる魔王へ

吉里吉里製・ノベル・近未来・SF・中編・選択肢なし・ED1種類

ある少女に、「魔王」と呼ばれた男子高校生の物語です。

個人的な話になるのですが、1999年、ノストラダムスの大予言が流行ってた頃、小学生だった私は、同じクラスにいた人達から、「恐怖の大魔王」と言われました。
しばらく経って、その言葉を最初に言った人が彼の友人と会話をしているところに偶然出くわし、「泣いたら面白いから」という理由で発言していたことを知りました。

こういうこともあって、主人公の場合は何故「魔王」と呼ばれるのか、気になってプレイしました。
主人公の周囲の人間関係を把握していくうちに、「魔王」と呼ばれる理由は私の場合とは違い、単純ではないものだろうなと思いました。

前半は、主人公について、基本的なものの考え方などが、自分とは違うタイプだと感じていました。
その代わり、理由が判明する場面では、大切な人を強く思いやる心を持っているという、自分にはない長所を持ったキャラに見えました。タイトルに「親愛なる」という言葉が含まれている意味も分かりました。

ギャグが含まれる場面もありますが、全体的には重みのある世界観でした。

この作品は、「Vector」からダウンロードできます。

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君に見せたい優勝を

Yuuki!Novel製・ノベル・現代ファンタジー・恋愛要素あり・長編・選択肢あり・難易度普通・ED4種類

プロ野球2軍の選手の前に女神が現れ、主人公が所属しているチームの1軍を優勝させようとするという内容です。

今まで、スポーツ全般が苦手な自分にとって、野球選手は遠く離れた存在のように思っていました。
しかし、このノベルに出てくる主要キャラは、物語が始まった時点では「2軍」に所属していたこともあり、身近な存在であるように感じました。様々なことに葛藤しながらも努力する姿勢に好感も持ちました。

作中の描写は細かく、今まで持っていなかった知識を得ることができました。
試合のシーンも臨場感があって、主人公が所属するチームを応援したくなるようなものでした。
中には、怖くて実際の野球では起こって欲しくない場面もありました(主にそのような怖いことを見るのが苦手だからだという理由で、私はスポーツ観戦はほとんどしません)。けれども、このノベルはフィクションなので受容することができました。

また、この作品は主人公とヒロインの恋愛も重要な要素となっています。ちなみに、ヒロインは2人います。
片方のルートは後半につい気になってしまう誤字があったのですが、2人とも可愛くて、どちらが良いかは私には選べませんでした。
ヒロインと結ばれるエンドはすっきりした終わり方でした。

制作者の方のサイトはこちらです。

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現代日本を舞台とした創作物が特に好きです。

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