RPGツクール2003製・RPG・現代学園もの・長編・難易度高め・
エンディング2種類(ちょっとした台詞の違いを含めると3種類)
不良の高校生の友情が描かれたゲームです。
途中にクリアしないとストーリーを進められないミニゲームがあります。それが難しくて何回もゲームオーバーになりました。
普段はミニゲームが難しいと諦めることが多いのですが、この作品に関してはストーリーに引き込まれて最後までプレイしたいと思い諦めずに何とかクリアできました。
引き込まれた点に、高校生の友情という点があります。しかし、それ以上にテーマとして語られていた、正義や悪とは何かという点があります。一般的に語られている正義や悪について、いろいろ思うところはあるのですがこのゲームに一部を代弁してもらったように感じました。
最初から最後までプレイして思ったことは、おかしいと感じる人もいるかもしれないのですが、主人公の思考回路が自分と似ているということです。ゲームの途中まではベクトルというキャラが1番好きでしたが途中から主人公の蒼司が1番好きになりました。
また、最初に自分の名前を入力する場面がありますが、主人公ではなく主人公の幼馴染という設定です。本編にはほとんど出てきません。けれども、たまに主人公と電話で話すという役割があり、それが楽しかったです。
このゲームは、
「Vector」で公開されています。
厳しかったのはストーリーの分岐点がミニゲームより前の時点にあったことです。一度クリアしていても再度クリアするには時間がかかりました。
ベクトルについては、隠しイベントが好きです。隠しといってもヒントがあったので分かりやすかったです。
蒼司については、過去の話ではまりました。昔の蒼司のような友達が小学生の頃いて欲しかったと感じました。それが不良になった原因と関係あると考えると複雑ですが。
高校生になった蒼司も好きです。ただラストシーンを見て、遊びに行くと言ったのに置き去りにされた感じがしました。
[1回]
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