フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。
LiveMaker製・ノベル・学園もの・短編・難易度低め・ED種類
タイムスリップできる教師が、その能力を使い4人の生徒と関わっていくという内容です。
最初にタイトルを見たときは、主人公は生徒に対して反面教師なのだろうと思っていました。しかし、実際は異なりました。
詳しくはプレイすると分かりますが、この作品の主な特徴である「タイムスリップ」と関係しています。
4人の生徒は、それぞれ問題を抱えています。その中で特に印象に残ったのは、最後に登場した男子生徒です。
彼と似たことを行った人が、私が高校生だった頃に実際にいたからです。
とはいっても、その人が誰なのか、どのような人物だったのかは全く分かりません。当時たまたまテレビでニュースを見ていて、こういうことがあったと知りました。
ただ、事件があった高校が、自分と出身中学が同じ人も通うようなところで、信じられない思いでした。
あれから数年経ち、当時の事件のことをすっかり忘れていました。このノベルをきっかけに思い出しました。
そして、いろいろと考えているうちに、自分自身がこういった現実となるべく関わらないようにしたいという気持ちが強いからだということに気付きました。
結果として、「反面教師」としての主人公は、自分と似ているところがあるような気がしました。
この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。