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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

あるひぐらし-脆弱なる洞窟の王-

RPGツクールVX Ace製・RPG・ファンタジー・短編・難易度普通・ED3種類

港町で暮らしている女性が、町の中を歩いたり近くにある洞窟に行ったりするという内容です。
ゲーム開始時に難易度を選ぶことができます。私は「ふつう」モードでプレイしました。

戦闘で勝った場合だけでなく、人に話しかけたり落ちているものを拾ったりした場合にも、経験値を得ることができ、嬉しかったです。
また、時間が経つとマップ上にいる人が増えるなどの変化があるので、探索することが楽しかったです。

装備品の一部には、身につけるもので主人公のグラフィックが変わるものがあります。
どの衣装を着ていても主人公が可愛かったです。作中で重要な意味を持っていて、そこも好きだと感じました。

ゲームファイルと同梱されているテキストには、ゲームを進行させるためのヒントが書かれているものがあります。
そのため、エンディングの回収がしやすかったです。

制作者の方のサイトはこちらです。

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以下ネタバレ

ヴァンダリズム キリギリスの冬

WOLF RPGエディター製・RPG・現代日本もの・中編・難易度普通・ED1種類

男子小学生がゲームの大会に出場するという内容です。しかしそれだけでなく、壮大なストーリーが展開されていきます。
時事ネタやパロディがたくさん含まれています。

作中では、テレビゲームを規制することを目的として、反社会的活動を行う団体が敵として出てきます。
表現の自由に焦点が当てられていて、フリーゲームだからこそできる内容だと思いました。
子どもたちが問題を起こしている大人たちに立ち向かうという姿勢にも、好感が持てました。


収集要素として、敵の情報が見られる「エネミー図鑑」と、装備品であるゲームソフトの入手や説明が見られる「ゲーム図鑑」があります。
どちらも説明文を読むことが楽しかったです。特にゲーム図鑑は、元ネタを知っているとより面白いと思います。

パーティメンバーも個性が強いのですが、このゲームを好きになる大きな要因となったキャラは、主人公と敵対する団体でリーダーと呼ばれている人物です。
彼の行動自体には賛同はできません。ただ、彼が組織に入ったきっかけになった出来事に近いことは、(作中に出てくるような団体ではなくカルト宗教の話なのですが)実際にも起こったことがあるため、憎めない存在だと感じました。

制作者の方のブログはこちらです。「フリーゲーム」カテゴリに紹介があります。

2018年12月13日追記……制作者の方のサイトはなくなっていたため、リンク先を変えました。

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以下ネタバレ

魔女と夜の呪い

RPGツクールVX製・RPG・ファンタジー・短編・難易度低め・ED1種類

魔女が薬草を採りに行くと言う内容です。

レベルがすぐに上がり、技もすぐに覚えるため嬉しかったです。
また、アイテムを入手したときにパーティメンバー2人による会話を見ることができ、楽しかったです。

出てくるキャラクターが皆可愛かったです。
特に、メインキャラ3人はそれぞれの設定を知ることによって、好きになりました。
イベントが起こるシーンで一枚絵が見られて、それも素敵だと思いました。

制作者の方のサイトはこちらです。

2023年1月5日追記……現在は、サイトがなくなっています。
ゲーム自体は、「ふりーむ!」で公開されています。

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夢幻地獄

WOLF RPGエディター製・サイコホラーRPG・現代日本もの・中編・難易度普通・ED2種類

連続殺人事件が起こっている地域で、ある兄妹を虐待していた父親が殺されるという内容です。
各章ごとに前半が会話パート、後半がRPGパートとなっています。

会話パートは結構長いため、文章を読むことが好きな方に向いていると思います。
ネタが盛りだくさんで、笑えるシーンがありました。特に、主人公と彼の幼馴染みの掛け合いが面白かったです。

RPGパートはホラー要素が強くなります。会話パートとのギャップがあって、それが一層怖さを際立たせていたような気がしました。
ここで強調したいのが、このゲームが「サイコホラー」だということです。前述した「殺人事件」等を含め、人間の心理に焦点を当てていて興味深かったです。
特に、主人公の昔の友人のアパートを舞台としたダンジョンが出てくるのですが、「実際にありそう」と感じた場面が多々あり、描写が生々しくて1番怖かったです。

後半に1ヶ所選択肢があります。どちらを選ぶかによってその後の展開がかなり変わるので、両方見ることをおすすめしたいです。
どちらのルートも、主人公や彼の周囲の人たちの人生について、考えさせられるものでした。

このゲームが公開されたのは2013年で、当時の時事ネタがいくつか含まれています。
けれども、2015年現在に起こっている問題に通じるものもあるように思います。

制作者の方のサイトはこちらです。

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おばけと魔法と

RPGツクールVX製・RPG・ファンタジー・長編・難易度やや高め・ED2種類

ある博士によって作られたおばけがたくさんいるという世界が舞台のゲームです。
先々月に少しだけこのブログで触れた、「プレイ中のRPG」とはこのことを指していました。

他のこともしていたというのもありますが、11月に始めて最近ようやく大体のイベントを見終えました。とはいっても、コンプリートはまだできていません。
現在のセーブデータは約137時間でした。ゲームオーバー等も含めると、実際はもう少し長くプレイしています。

図鑑要素やパーティメンバーによる会話が見られる「相談」システム、豊富なサブイベント等、私の好きな要素が全て詰まっていました。
「相談」システムは、謎解きがある場面で使うとヒントや答えをもらえることがあります。ただ、それに頼らずに謎を解くと入手できるアイテムがあるので、なるべく自力で解きたいと考えながらプレイしました。

ボス戦以外はオート戦闘にすることを選べるアイテムがあったり、負けてもゲームオーバーにならない敵には印が付いていたりと、便利だと感じたシステムもありました。

ストーリーは主人公の身の回りの事件から始まります。それが次第に壮大な話になっていきました。結末は、プレイを開始したばかりの頃は予想していなかったものでした。
また、2週目では1週目にはなかったイベントを見ることができます。そのため、周回プレイをする楽しみがありました。

パーティメンバーは前半は固定ですが、後半は数人を選ぶことになります。
どのキャラも個性的でそれぞれに違った魅力があり、グラフィックも可愛く、誰をパーティに入れるか迷いました。
組み合わせによって会話の内容が変わるので、いろいろなパターンを試しました。
個人的には、前半の固定メンバーと同じ組み合わせを選んだ場合と、仲の良くないキャラ同士を同じパーティに入れた場合の会話が特に面白いと思いました。

制作者の方のブログはこちらです。

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以下ネタバレ

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