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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

クロエのレクイエム

12歳以上推奨・RPGツクールVX製・ホラーADV・洋風・中編・難易度高め・ED4種類

少年が夜にある館に入り、クロエという少女と出会うという内容です。

キャラクターが可愛く、だからこそ怖くて感情移入しやすいストーリーでした。

このゲームには、様々なクラシック曲が使われています。
ストーリーと大きく関わっていて、使われる曲のタイトルがそれぞれの場面にぴったりに思えて、面白かったです。

謎解きは、後半に2か所くらい難しいと感じたところがありました。それ以外は、隅々まで調べていたらなんとかなると思います。

また、クロエに話しかけた時の台詞や間違った行動をした時の展開にパターンがいくつかあり、調べることが楽しかったです。他にもボイスや楽器の音など、細部にまでこだわりを感じる作品でした。

制作者の方のサイトはこちらです。

2015年5月4日追記……結構前からのことになりますが、エンディングが追加されていました。そのため、現在のバージョンだと正確なED数は上記とは異なります。

連弾の描写だけは実際と違うとは思ってしまいましたが、追加エンディングも面白かったです。
サイトに分岐前のセーブデータも公開されているので、回収するのに便利でした。

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非日常の風

一部残酷描写あり・RPGツクール2000製・ADV・現代日本もの・中編・難易度普通・ED13種類

男子学生がある女の子と出会い、そこから日常生活が変わっていくという内容です。

ツクール製のADVですが、キャラを動かして探索するタイプではありません。
基本的にはエンターキーを押して話を進め、途中に出てくる選択肢を選ぶタイプのゲームです。

1つでもエンディングを見ると、メニュー画面から「Capture Start」と「Complete」というものを選べるようになります。
前者は、「Chapter」の間違いではないのかなとは思うのですが、好きな章から始めるというシステムです。それ以前の章は、一度見たシーンを選択肢までスキップできるので、自分にとって便利でした。
後者は、エンディングリストのようなものです。エンディングを全部回収したいという気持ちになりました。

始めは主人公に感情移入しやすいという理由でプレイしていました。
けれども、最終的な感想は、「メインヒロインのナギサが可愛いくてすごい」というものになりました。
作中、彼女が卵焼きを作るシーンが何度か出てきます。卵焼きが変化していく過程を見るのが大好きだと感じました。
初めてクリアしたばかりの頃、このゲームの影響で何度か卵焼きを作ったことを覚えています。ちなみに、作るのを失敗したこともありました。

また、TRUE ENDでのあるキャラクターの動きも好みでした。いわゆるツクールのゲームだからこそ見られた演出で、こういう系統も楽しいかもしれないと思いました。

TRUE END以外ではEnding4と、TRUE ENDを見た後に追加されるエンディングが特に面白かったです。

この作品は、「Vector」で公開されています。

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潮騒の街

RPGツクール2000製・ADV・現代・短編・難易度低め・ED1種類

海の近くにある街に引っ越してきた主人公の男性の物語です。

このゲームには、メニュー画面に「心の中を歩く」というパートがあり、ストーリーが進むと少しずつ変化が現れます。
その変化を見ることが楽しく、人と人とのつながりを感じました。特に、ある女性の主人公に対しての関わり方が、好きだと感じました。

最初は悲しい物語なのかなと思っていました。けれども、最後は感動しました。

ゲームをプレイする前に、ファイルに同梱されている「episode 0」というテキストを読むことをおすすめします。

制作者の方のサイトはこちらです。

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205

RPGツクール2000製・ADV・現代日本もの・短編・難易度高め・ED2種類(真ED1種類)

雑誌記者である主人公が、幽霊が出るという噂のあるペンションに取材に行くという内容です。

舞台となっている建物には主人公以外にも客がいて、そのような場所で何が起こるのだろうと思いました。

序盤は明るく、他のキャラに話しかけるのが楽しかったです。
しかし、205号室に入った後、ある変化が訪れます。他の客もいなくなり、主人公のみでペンションに起こった問題を解決しなければならなくなります。

いろいろと探索して謎を解くことがゲームのメインです。
ゲームをクリアするために必要なことのうち、なかなか気付けなかったものがいくつかありました。また、鍵のかかった部屋が開くパターンが数種類あり、意外だと思ったものもありました。

始めに他のキャラが話していた台詞がストーリーと関わっていて、嬉しかったです。

制作者の方のサイトはこちらです。

2022年1月7日追記……現在、サイトはリンク切れのようです。

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ひとりいろおに

RPGツクールVX Ace製・ホラーADV・現代日本もの・短編・難易度低め・ED2種類

噂となっている「ひとりいろおに」という遊びをしてみるという内容です。
ルールは、ゲーム内で出てくるので分かります。

一部、フラグを立てていないまま入るとゲームオーバーになる部屋があるので、こまめなセーブが必要です。そこを除くと、クリアすることは簡単だと思います。

この作品には、恐怖の対象として「鬼」が登場します。
しかし、ゲームを進めるにつれて、「鬼」に対して感情移入をするようになりました。

このゲームで最も好きな点は、後半に出てくる宝箱を開けるための謎解きです。
仕組みそのものは珍しいものではないのかもしれません。けれども、謎解きのための文章が作られるまでに時間がかかっていそうに思えて、なんだか格好良いと感じました。
ストーリーと関わっていたところが特に好みだと思いました。

この作品は、「ふりーむ!」からダウンロードできます。

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