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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

ダンス・マカブル

WOLF RPGエディター製・ADV・ホラー要素あり・洋風・短編・難易度やや高め・ED5種類

大聖堂に閉じ込められた少女を、プレイヤーが脱出させることが目的のゲームです。ホラーがメインという訳ではないそうですが、十分怖かったです。

私がプレイしたものは公開初期のものです。現在は難易度が調整されているようです。

最初に「プレイヤーが」と書いたのは、プレイヤーの存在がこのゲームのストーリーに大きく関わっているからです。
どのような意味かは、トゥルーエンドを見れば分かります。そのための伏線も選択肢などで張られていて、今までに見たことのないタイプの作品だと思いました。

また、イベントが起こる場面で立ち絵がぬるぬる動いて、その点も珍しかったです。

世界観は、説明書に何度か出てくる、ある単語についての知識があった方が理解しやすいと思います。自分は全く知らなかったので、プレイ後に少し調べました。

エンディングは5種類ですが、エンド1とエンド4は条件によってシナリオに変化があります。
特にエンド4は変化が大きく、衝撃的でした。

制作者の方のサイトはこちらです。

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月見紅葉

WOLF RPGエディター製・ADV・ファンタジー・短編・難易度低め・ED2種類

「月見祭り」という祭りがある世界で、その祭りが雨で中止にならないように、主人公のうさぎが頑張るという内容です。

このゲームを一言で表すとすれば、「やさしい」だと考えます。
難易度も易しかったですし、キャラクターも皆優しかったです。暗くなるような場面もないので、安心してプレイできると思います。

ゲームの進行度合いによって、少しずつ各キャラクターの台詞が変わるところが特に好みです。
ハッピーエンドは盛り上がりがありました。

この作品は、「ふりーむ」で公開されています。

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瞼の裏の世界

15歳以上推奨・残酷描写あり・RPGツクールVX Ace製・ホラーADV・
洋風・短編・難易度普通・ED1種類

ある少女の4日間の出来事が描写された作品です。ストーリーは4日間のうち、3日目から始まります。

この作品には少し変わったシステムがあります。ゲームを始めてすぐに説明が出てくるので迷うようなことはありません。
このシステムが自分にとっては新鮮で面白かったです。

最初のうちは、主人公の置かれている状況が掴めなくて、何が起こっているのだろうと思いました。
しかし、ラストで真相が分かり、彼女の背負っているものの大きさを感じました。

悲しい内容ですが、強い印象を受けるようなものでした。

このゲームは「ふりーむ!」からダウンロードできます。

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白夢

RPGツクール2000製・アクションADV・現代日本もの・短編・難易度高め・ED2種類

交通事故に遭い入院することになった女の子の物語です。
演出上、画面がチカチカする場面があるのでご注意ください。

主人公は病院で、年下の女の子と出会います。
彼女たちをはじめとする登場人物の想いが伝わってきて、ありふれた言葉でしか表現できませんが、感動しました。

自分が商業ゲームの2つ目のステージさえクリアできないほどアクションゲームが苦手なこともあって、後半は難易度が高く、数秒ごとにセーブをしながらプレイしました。こういうことをしてでも最後まで進めたいと思うような内容でした。
ハッピーエンドが見られたときは嬉しかったです。

エンディング分岐の条件はわかりやすかったです。

制作者の方のサイトはこちらです。

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柳太郎伝記~古宮村編~

WORF RPGエディター・ホラーADV・和風・中編・難易度高め・ED1種類

主人公の陶芸家が実家に帰る途中に立ち寄った村で、ある問題に巻き込まれるという内容です。
アクション要素があり、ゲームオーバーも結構あります。

舞台となっている村には、ある風習があります。ゲームを進めることによって、風習のことを詳しく知ることになります。
こういったタイプの作品に多く触れていれば想像はつく内容かもしれません。ただ、このような題材は個人的にかなり好みです。

また、この舞台には「うつしよ」と「うつろよ」という、2つの世界があります。主人公はこの2つの世界を行ったり来たりしながら村の秘密を探ることになります。
2つの世界は基本的には似ているのですが、少しずつ異なる点があり、比較することが楽しかったです。特に「うつろよ」はホラー要素が強く、ドキドキしながらプレイしました。

制作者の方のブログはこちらです。


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以下ネタバレ

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現代日本を舞台とした創作物が特に好きです。

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