
フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。
15禁・RPGツクールVX Ace製・ホラーADV・短編・難易度低め・ED1種類
気が付くと学校の中にいた女子高生が、探索をすることによって真実を知るという内容です。
敵に追いかけられる要素があり、敵と接触すると体力が減少します。しかし、アイテムなどによって回復できるので、体力がなくなってゲームオーバーになることはほとんどないと思います。
オープニングとタイトルから、オチはこうなのだろうなという予想はできました。けれども、ゲームと似たようなことが実際に起こることがありそうで、怖いと思いました。
最後までプレイして、このゲームの主人公が頑張るのなら自分も頑張らないといけないかなと思いました。それでも上手く行動に移せないこともあって、主人公と自分を比較して後悔する場合もありますが。
2014年12月3日追記……現在は公開停止されているようです。
WOLF RPGエディター製・ホラーADV・洋風・短編・難易度低め・ED2種類
少女が一緒に住んでいる男性の家を調べているうちに、真相を知るという内容です。
序盤は、これはホラーなのだろうかと思うくらいの明るさでした。しかし、家の中を探索しているうちに、全然明るい話ではなかったことが分かりました。
少女が男性と出会う以前のことを想像すると、複雑な気分になりました。
この作品には、私の嫌いなことをする人が出てきます。あまり多くは言えませんが、そのような人物が登場することによって、少女に感情移入しやすかったです。
2種類あるエンディングは、どちらも余韻があるようなものでした。
制作者の方のサイトはこちらです。
15歳以上推奨・WOLF RPGエディター製・ホラーADV・
現代日本もの・短編・難易度普通・ED5種類(真ED1種類)
女子中学生がお見舞いをするために友達の家に行くといった内容です。
このゲームの内容を全て理解したとは言えません。ただ、最近はいろいろな意味で使われている「友愛」ですが、このゲームでは本来の意味での「友愛」が描かれていると感じました。
ラストは想像していたものと違いました。
トゥルーエンドを見た後のタイトル画面は必見だと思います。
エンディングを見るための分岐点が分かりやすく、簡単に全てのエンディングを見られました。バッドエンドも見て良かったと思いました。
制作者の方のサイトはこちらです。
ゲーム自体は、「ふりーむ!」で公開されています。
RPGツクール2000製・ADV・ファンタジー・短編・難易度普通・ED1種類
女の子が男の子にバレンタインデーのプレゼントをあげようとするという内容です。
ジャンルはアドベンチャーですが、簡単な戦闘やミニゲームのようなものもあります。戦闘は、負けてもゲームオーバーにならず、すぐにやり直しができます。
この作品の1番の魅力はキャラクターの設定でした。
まず、主人公ですが、ゲームを始めたばかりの段階ではおしとやかそうに見えましたが、すぐに予想が裏切られました。台詞には時々驚かされることもありました。
次に、主人公の恋愛対象である男の子についてです。彼の持っている秘密がゲームの面白さに結構関わっていたと思います。
そして、主人公のライバルです。主人公に対しては酷い対応をしますが、可愛い部分もありました。彼女については、ゲーム内で出てこなかった設定が他にもあればもっと知りたいと感じました。
メインキャラだけでなく、サブキャラもどこか変わっている部分があって個性豊かでした。
作中、1枚絵が出てくることが何回かあります。ラストに出てきた絵が特に好きです。
制作者の方のサイトはこちらです。
ゲーム自体は、「ふりーむ!」で公開されています。
RPGツクール2000製・ホラーADV・現代日本もの・中編・難易度高め・ED複数
小学生4人組があるお屋敷の調査をしに行くという内容です。
4人の中から主人公を選び、ゲームを進めていきます(最初は3人の中からでないと選べません)。
個人的には、左から順番に選ぶことをお勧めします。段々と恐怖度が上がり、最後の1人で真相が分かるという形になります。
ドット絵が可愛いかったです。その代わり、可愛いキャラが酷い目に遭った時は衝撃を受けました。
そして、ハッピーエンドを迎えられた時は安心しました。
また、あるキャラを主人公を選ぶと、別のキャラが何をしているのか分からない場面があります。誰が何をしていたのかは、他のキャラを主人公に選ぶことで分かります。
その関連性が面白いと思いました。
4人の名前のどこかに動物の名前が入っているという点も好きです。
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2022年1月7日追記……現在、サイトはリンク切れのようです。