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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

知らない友達がいる家

WOLF RPGエディター製・ホラーADV・現代日本もの・短編・
難易度低め・ED1種類(ゲームオーバーあり)

女子高生4人が廃墟で肝試しをするという内容です。
コメディ要素もあって怖さは控えめです。

このゲームには、メニュー画面から4コマ漫画を読めるという特徴があります。4コマ漫画は、ストーリーが進行することで増えます。
ただ読むだけでも面白かったのですが、中には読んだ後漫画に出てくる箇所を調べると少し変化しているものがあって、そこが楽しかったです。

タイトルの意味は、ストーリーが進むことで分かります。
いろいろなものを調べることによって徐々に真相に近付いていく過程が好みでした。

ステータス画面では、パーティメンバーの血液型や誕生日などを見ることができます。
ただ、1番はっきりと覚えたのは、「知らない友達」の誕生日です。

このゲームは、「WOLF RPGエディターコンテスト」のサイトからダウンロードできます。

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以下ネタバレ

かみさまの心臓

WOLF RPGエディター製・ホラー風ADV・現代ファンタジー・中編・
難易度やや高め・ED3種類(真ED1種類)+α

18歳の少年が異世界に迷い込むという内容です。
アクション要素やゲームオーバーがいくつかあるので、こまめなセーブを推奨します。

序盤では、トラックが目に付きました。
存在感があって、どのような世界観のゲームなのだろうと興味を持つきっかけとなりました。
トラックが出てきた意味については、後から分かりました。

また、主人公には「双子の兄」という設定があります。
その設定ならではの謎解きがいくつかあり、滅多にないタイプの作品であるような気がしました。

前述したものを含めて、作中に出てくる謎解きは、物語とリンクしたものになっています。
プレイしながら、何度もすごいと思いました。そのため、このゲームは名作だと言いたいです。

ゲーム内のメモや本に書かれている文章は全て読み、話しかけられるキャラには数回話しかけていただきたいです。
その方がストーリーを把握しやすく、感情移入しやすいと思います。

キャラクターグラフィックや、メニュー画面・一部シーンでの演出も好みでした。

個人的に最も好きなエンディングはノーマルエンドです。登場人物の強い意志が伝わってきました。

制作者の方のサイトには、攻略のヒントが載っています。
なるべくヒントに頼らずに全て見たいと考えていたのですが、サイトを見ないと気付かなかったものもありました。

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それでも、私は

12歳以上推奨・WOLF RPG エディター製・ADV・現代日本もの・
ホラー要素あり・短編・難易度普通・ED3種類(真ED1種類)

実家に帰省していた女性が、突然不思議な森の中に迷い込むという内容です。
ほんの少し、簡単な追いかけられる要素があります。

アイテムは基本的に、探索中に自動的に使用されます。
けれども、メニュー画面からアイテムを選んだときに、それぞれのアイテムについてちょっとした説明を読むことができます。そこが楽しいと思いました。

また、3つのエンディングの他に、ゲームオーバーとなるポイントがいくつかあります。
それぞれパターンが異なるので、ゲームオーバーになるだろうと予想できる場面でも、敢えて見ようと思いました。

ゲームを進めることで、主人公の過去が分かります。
彼女の生き方には、否定的意見を持つ方もいるかもしれません。しかし、私にとっては納得できる部分がありました。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

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以下ネタバレ

白はこの魔法使い

RPGツクールVX製・ADV・ファンタジー・ホラー要素あり・短編・
難易度普通・ED6種類(真ED1種類)

少女と魔法使いが2人で生活しているところに、ある事件が起こるという内容です。
一部、追いかけられる要素があります。とはいっても、エンディングを迎えることが難しいという程ではありません。

最初はバッドエンドを見ました。
不意打ちで悔しくて、そのエンディングを見たとき、どうしてもトゥルーエンドを見たいと感じました。

ゲームを進めることによって、謎がどんどん増えていきました。それらを含めた2人の過去は、終盤で分かります。
2人の生き方を知ることで、どちらも幸せになって欲しいと思いました。

少女と魔法使いの他に、2人の元を訪れる男性もメインキャラとして登場します。
彼もまた魅力があって、1番好きなキャラクターでした。私個人としては、トゥルーエンドの彼が、勇者のような存在だと感じました。

全ての真相が明かされるのはトゥルーエンドですが、他のエンディングもスチルや大切なシーンがあるので、見ていただきたいです。
特に印象に残ったのはEND2です。最も怖くて、インパクトがありました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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愛霊の贄~アイリョウノニエ~完全版

15歳以上推奨・RPGツクールVX Ace製・ホラーADV・現代日本もの・中編・
難易度普通・ED6種類(真ED1種類)

気付くと知らない場所にいた男性が、何故そうなったのか思い出そうとするという内容です。
シリーズものの1つで、時系列でいうと「狂恋の宴~キョウレンノウタゲ~」「憑代の花~ヨリシロノハナ~」という2作品の後日談になります。
ただし、最初に公開されたのはこの「愛霊の贄~アイリョウノニエ~」です。

追いかけられる要素やRPG要素などがあり、ゲーム性が高かったです(RPGについては、スキップすることができます)。
難易度は、「狂恋の宴」よりは高め、「憑代の花」よりは低めだと感じました。

この作品は、ストーリーに大きな魅力があると思います。
主人公が思い出す過去には、辛い部分もありました(「狂恋の宴」をプレイした後だとより辛いような気がしました)。けれども、それを知った上でどうするかという、彼の選択に重要な意味があるように思いました。

主人公の精一杯さと、彼の周囲にいた人物の主人公に対する想いが伝わる作品でした。

制作者の方のサイトはこちらです。

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現代日本を舞台とした創作物が特に好きです。

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