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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

FortunaLand

WOLF RPGエディター製・ADV・ファンタジー・中編・難易度普通・ED1種類

女の子が、「呪いの遊園地」と呼ばれる場所に迷い込むという内容です。
体力がなくなるとゲームオーバーとなりますが、回復できる場所は結構あります。

序盤に出てくる、女の子と両親の会話の時点から面白かったです。
主人公の反応が意外で、すぐに彼女のことを好きになりました。また、両親の出番は最初と最後しかありませんが、2人の台詞から、良い人であるように感じました。

作中には、メインとなるアトラクションが5つあります。それら全てをまわることが目的となっています。
アトラクションごとに用意されている謎解きの内容が異なっていて、ゲームを進めるごとに、次は何が起こるのだろうと期待しながらプレイすることができました。

ゲームの舞台は「呪いの遊園地」だとは言われていますが、怖さはあまりありません。
その代わり、何故このように呼ばれるようになったのかなど、遊園地で過去に起こったことをいろいろと想像しました。園長の台詞が、意味深いものであるような気がしました。

イベントを回想できるイラストやミニゲームなど、おまけ要素のようなものがあった点も、楽しかったです。

制作者の方のサイトはこちらです。

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牢籠-ROUKAGO-

12歳以上推奨・RPGツクールVX Ace製・ADV・洋風・短編・
難易度普通・ED4種類(真ED1種類)

3日後に死刑を執行される記憶喪失の少女が、自分のことを思い出そうとするという内容です。

資料室にある本棚を調べることで、主人公の過去に関するヒントを知ることができます。
ただ、ミスリードがあり、真相は予想できなかったものでした。

彼女が記憶を取り戻す手伝いをするという役割で、看守が登場します。
彼がそういう行為をする理由も、プレイする前に想像していたものとは異なるものでした。
バッドエンドの方が、トゥルーエンドより本性を見せていたような気がしました。

探索の度合いによって、エンディングが分岐します。
少々詰まった場面はありましたが、バッドエンドを最初、トゥルーエンドを最後に見られる難易度でした。

このゲームは「ふりーむ!」で公開されています。

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以下ネタバレ

サイコ

RPGツクールVX製・ホラーADV・洋風・短編・難易度普通・ED1種類

男性が冬の間、ある建物の点検を行うという内容です。
しかし、そこではおかしな現象が起こります。

このゲームで主に好きな点は、演出面です。
舞台となっている建物では変化が少しずつ起こっていくため、じわじわとした恐怖を感じることができました。

ストーリーに関しては、終盤で真相がはっきりと分かる点と、それに意外性があった点が好みだと思いました。

ゲームオーバーはありますが、一部のみです。
それ以外の謎解きはじっくりと考えると分かるものだったので、自分にとって丁度良い難易度でした。

制作者の方のサイトはこちらです。

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欠けた記憶は悪夢

残酷描写あり・RPGツクール2000製・ホラーADV・現代日本もの・
短編・難易度普通・ED4種類(真ED1種類)

男子大学生が、数年前生活をしていた孤児院を訪れるという内容です。
ただし、そこは廃墟となっています。

作中では、かつて孤児院で酷い目に遭わされたらしき子がたくさん出てきます。
アイテムを入手し彼らに使用するかどうかを決めることで、ルートが分岐します。

設定上、アイテムを使用したからといって、彼らが生存するような展開にはならないだろうとは思いました。
けれども、どうにかして助けなければならないという使命感に駆られました。時間制限はなかったのですが、急ぐ気持ちでプレイしました。

また、主人公には、自分が孤児院にいた頃の記憶がありません。
ゲームの進行状況によって、過去にあったことを少しずつ思い出していきます。

タイトルを初めて見たときは、嫌な過去は思い出さない方が良いだろうと考えていました。
しかし、トゥルーエンドを見ると、必ずしもそうではないのかもしれないと感じました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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シニタガリオウエンカ

WOLF RPGエディター製・ADV・現代日本もの・一部ホラー要素あり・
中編・難易度高め・ED5種類(真ED1種類)

男子高校生が不思議な世界に迷い込むという内容です。
彼はそこで、自殺したという少年と出会います。

ゲームオーバーが結構あるので、こまめなセーブを推奨します。
また、必須という訳ではありませんが、後半は携帯電話が手元にあった方がより楽しめます。

この作品に興味を持ったきっかけは、主人公が出会う少年の設定です。彼は主人公に、生前は「天才少年」と呼ばれていたとも話します。
各章の合間に挟まれる「天才少年」の回想シーンが、イメージ通りでした。アニメーションになっていた点も好きです。

ゲーム本編では、回想シーンから考えると疑問に思うような台詞が時折出てきました。
その理由を予想しながらプレイすることが楽しかったです。

メイン2人の他にも重要となる人物は存在し、各章ごとに登場します。ゲームを進めていくと、その人たちの過去も判明します。
彼らに対する周囲の人々の反応を見ていると、自分のことを言われているな気分になった場面が時々ありました。

謎解きに関しては、4章が1番好きだと思いました。1番難しいと感じたのは2章です。
難しいとはいっても、詰まったときにはヒントを得ることができ、それを参考にしながら解くことができました。

制作者の方のサイトはこちらです。

2016年4月22日追記……現在のバージョンでは、エンディングが増えているようです。

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以下ネタバレ

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