フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。
RPGツクールDante98製・RPG・現代日本もの・短編・難易度低め・ED1種類
小学生が友達と街を歩き回るという内容です。
このゲームの中の世界を実際に体験したことはないはずですが、何故か懐かしさを感じました。
このゲームの主人公は、道に捨てられている空き缶をたくさん拾うことによってレベルアップします。
簡単にレベルが上がっていくのが楽しくて、空き缶拾いを中心にプレイしていました。
ストーリーも子供と大人が対立するという構図が出てきて、好みでした。
ラストは続きがありそうなものでしたが、続編はありません。しかし、リメイク版はあります。
リメイク版については、次の記事で書きます。
このゲームは、こちらで公開されています。
2025年1月17日追記……現在は、サイトがリンク切れとなっているようです。
RPGツクールVX Ace製・RPG・現代ファンタジー・中編・難易度普通・ED1種類
小学生がいろいろな時代にタイムスリップするという内容です。
タイムスリップする時代によって、パーティメンバーとなるキャラが変わります。
それぞれのキャラに個性があって、インパクトがあるように感じました。
どの時代にタイムスリップするかは、プレイヤーが選ぶことができます。
個人的には、縄文・弥生時代や大正・昭和は比較的難易度が低めだったので前半に、戦国時代は難易度が高かったので後半に選ぶことをおすすめします。といっても、難易度については、もしかしたら舞台を選択する順番によって感じ方が違うかもしれません。
このゲームで最も好きなのは、全ての時代をクリアした後に出てくるシナリオです。ゲームの舞台である各時代で起こった出来事が繋がっていて面白いと思いました。
制作者の方のサイトはこちらです。
RPGツクール2000製・RPG・ファンタジー・中編・難易度普通・EDおそらく2種類
主人公の王子が、王様になるための儀式の途中で少女の体になってしまうという物語です。
一部下ネタがあるので、苦手な方はご注意ください。
このゲームの最大の特徴は、主人公の「着替え」システムです。
ゲームを進める上で、いくつか主人公が着るための衣装が手に入ります。衣装によって、主人公のステータスや使える技が変わります。
可愛い衣装が多いので眺めるだけでも楽しかったのですが、戦闘では身に付けている衣装の姿の主人公のアニメーションが見られて、もっと楽しかったです。前半は使いやすい気がして、「魔女の服」を着せることが多かったのですが。
ちなみに、「着替え」はしませんが、主人公以外のパーティメンバーの戦闘アニメーションも見ることができます。
主人公は喋らないタイプです。そのため、少女の体になってどう思ったのかなどは私には分かりません。
けれども、グラフィックが笑顔だったので、どちらかといえば、性が変わったことを受け入れているのかなと思いました。
制作者の方のブログはこちらです。
15歳以上推奨・残酷描写あり・RPGツクールVX製・ホラーRPG・
現代日本もの・長編・難易度高め・ED複数(真ED1種類)
小学生の主人公が祖父母の家に泊まりに行き帰ってくると、主人公の住む街が荒廃していたという内容です。
主人公は複数の仲間と一緒に行動します。主人公の行動や戦闘によって仲間の生死が変わります。
RPGでエンディングがたくさんあるタイプのものは、全てのエンディングを見られたことがほとんどありません。しかし、このゲームに関しては見ることができました。その理由は主に2つあります。
1つは、戦闘がイベント戦闘のみで、敵と戦う理由が分かりやすかったからというものです。
また、敵によって、どのようにすれば倒せるかが決まっていました。どの技を出せば良いか、どのような道具をどのように使うかなどを考えることが楽しかったです。
もう1つは、キャラクターに魅力があったからというものです。
メインキャラは全員未成年です。それでいて、皆に家族関係などの背景描写があり、彼らなりにいろいろなことを考え、一生懸命生きてきたということが伝わってきました。
黒幕に対しては苦手な人もいるらしいですが、個人的には嫌いにはなれませんでした。
彼のしたことはとても酷いことではあります。けれども、ラストの1枚絵が出てくるシーンで、許せるよう思いました。
この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。
以前は制作者の方のサイトに攻略のヒントが載っていましたが、現在はサイトはなくなっています。
RPGツクール2000製・RPG・現代日本もの・中編・難易度普通・ED1種類
タイトルは「おっさんファイター」と読むそうです。サラリーマンが主人公のRPGです。
メインキャラのグラフィックにインパクトがありました。あまりにも強く印象に残り過ぎて、ストーリーはほとんど忘れてしまいました。
けれども、理想的な家族が描写されていたと思います。父親としての主人公に好感が持てました。
また、このゲームの主な移動手段は車です。地図上で目的地を選ぶと車が自動的に動いて、面白かったです。
中盤、浄水器に関するあるイベントがあります。それが、このゲームで1番好きなシーンです。
ゲームでありながら今の日本の現状について考えさせられるような場面でした。
制作者の方のサイトはこちらです。
2018年3月9日追記……現在はサイトが閉鎖されているようです。