フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。
RPGツクールVX製・RPG・ファンタジー・短編・難易度普通・ED1種類
村長にさらわれた村の女の人達を、主人公とその友人が助けようとするという内容です。
このゲームで最も楽しかったのはアイテム集めです。人と会話したりものを調べたりすることによって、たくさん入手できます。中には数回人に話しかけることによってもらえるアイテムもあり、探索することが面白かったです。
また、一部のものを調べたときに見られる会話から、メインパーティである主人公達3人の仲の良さが感じられました。
戦闘は装備アイテムを集め、技の属性の相性を把握していればレベル上げはあまり必要ありませんでした。
このゲームで苦戦したのは絵合わせパズルです。パズルが解けなくてもクリアはできます。けれども、パズルのイラストが可愛かったです。
女性がさらわれたという導入ではありますが、全体的には明るい雰囲気でした。
このゲームは、「ふりーむ」で公開されています。
RPGツクール2000製・RPG・ファンタジー・短編・難易度普通・ED1種類
伝説のサラダを作るための材料を集めるゲームです。グラフィックが可愛かったです。
戦闘はイベント戦闘のみです。装備と回復アイテムを揃えていれば勝てる難易度で、丁度良かったです。
このゲームは、様々なキャラに話しかけることによってサラダの材料が集まり、ストーリーが進みます。
同じキャラでもストーリーが進むと少しずつ台詞が変わるため、何度も話しかけたいと思いました。
特に、主人公の家族と友人は、一部の装備を身に付けたときにも台詞が変わるので面白かったです。
続編が製作中とのことで、謎が残る部分はありました。しかし、サラダを作るという目的はこのゲーム内で達成でき、単体でも楽しめました。
制作者の方のサイトはこちらです。
RPGツクール2000製・RPG・ファンタジー・短編・難易度低め・ED1種類
「個性とは何か」ということがテーマになっているRPGです。
舞台が不思議な世界で、ストーリーも変わっていました。ラストは苦手な方もいそうな結末でしたが、フリーゲームだからこういうのも面白いかなと思いました。
このゲームで1番好きなところは、マップ上にいるキャラに話しかけたときに読める台詞です。共感できる台詞が結構ありました。
戦闘が簡単でプレイしやすく、全てのキャラに話しかけても30分程度でクリアできたと思います。
この作品は、「Vector」で公開されています。
RPGツクール2000製・RPG・ファンタジー・長編・難易度普通・ED3種類
人形使いである主人公がサーカス団に入り、そこで行われている「ピエロゲーム」というものに巻き込まれるという内容です。「ピエロゲーム」についてはゲームの序盤で説明がありますが、残酷なものです。そのため、一部グロテスクなシーンがあり、物語自体も悲しい内容です。
この作品で特に好きなポイントは、登場人物の描写です。主人公の仲間になるキャラ、敵キャラの両方に謎があり、ストーリーが進むと彼らがどのような人生を送ってきたのか詳しく分かるところが良かったです。
また、実際にはなさそうな内容ですが、少し怖い雰囲気が、私が初めて見たサーカスを思い出すようなもので引き込まれました。BGMがゲームと合っていて好きです。
このゲームには、風船を割るとたまにアイテムが出てくるという要素があります。場所によっては出てこないこともありますが、何が出てくるか気になって楽しめました。
しかし、風船を割った時に毒を受けてステータスに影響することもあります。場所を覚えていたら風船を割らなければ問題ありませんが、初めてプレイする際はアイテムを購入しておく必要があります。
また、ストーリーを進めるために、インターネットの掲示板でやり取りをするという要素もあります。掲示板に書き込む質問を選択肢から選び、返ってきた答えを読むことが面白かったです。
レベル上げに苦労しなかった点や、2週目引き継ぎ要素もあった点が便利でした。
エンディングを見るくらいなら詰まることはほとんどないと思います。しかし、イベントを隅々まで見るには時間が掛かるかもしれません。
制作者の方のサイトはこちらです。
RPGツクールXP製・RPG・ファンタジー・中編・難易度普通・ED1種類
「マジックドール」と呼ばれる人形を操作して戦うという内容です。ロボットものといったらイメージしやすいかもしれません。
この作品は2作で続き物となっていますが、単体でも内容は大体分かると思います。
このゲームで特筆したい点は、戦闘システムです。重要な戦闘では、勝つと相手のマジックドールが持っているパーツの一部をもらえます。
欲しいパーツを貰うためにはどのような戦い方をすれば良いか、考えながらプレイするのが楽しかったです。
また、ゲームの説明書に、「ホビーものの子供向けアニメを意識」したと書かれていました。その説明通り、わかりやすくて燃える展開でした。
ところどころ子供向けアニメで出てくるような台詞があったところも良かったです。
制作者の方のサイトはこちらです。
ゲーム自体は、「Vector」で公開されています。