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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

ウディタ物語 ~首都対戦~

WOLF RPGエディター製・RPG・現代ファンタジー・中編・難易度普通・ED1種類

ゲーム制作ツール「WOLF RPGエディター」を題材にしたゲームです。

様々な銃器が装備アイテムとなっているところや出てくる風刺ネタの内容から考えると、どちらかといえば男性向けかもしれません。

上に書いた点もこのゲームの特徴の一つです。しかし、それ以上に私にとって魅力的だったのが、東京にあるいろいろな名所がゲームの舞台となっているところです。それぞれの名所に関する雑学がゲーム内で説明され、知らなかったことを知ることができました。特に、東京タワーとサンシャイン60でのイベントは衝撃的でした。

戦った敵キャラが記録される図鑑システムも面白かったです。ただし、中には実在した登場人物が元になっているキャラもあり、それが怖かったです。

この作品には風刺ネタだけでなくパロディもたくさん出てきます。元ネタを知っているものが多かったのでわかりやすかったです。

このゲームは、「Vector」で公開されています。

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六面体勇者(サイコロ・ヒーロー)

RPGツクール2000製・RPG・ファンタジー・短編・難易度普通・ED6種類(真ED1種類)

サイコロを振って戦闘をするゲームです。

1回あたりの戦闘が短くて、楽に全てのエンディングを見られました。基本的には、相手の話を一通り聞いた後に戦闘をするかしないかを選ぶことができ、それも便利でした。けれども、サイコロを振って1が出るとゲームオーバーになるというシステムなので、セーブはこまめにした方が良いです。

普通のRPGではサブキャラである道具屋や城の兵士などとも戦えることが新鮮でした。倒されたあとの相手の反応も面白かったです。また、主人公の勇者の設定も珍しく、相手が誰であろうと戦いを挑むため(挑むかどうかは自分で決めるのですが)、ルートによっては怖いと思いました。

最初に見たエンディングはエンド2でした。大抵の人はこのエンディングを最初に見ると思います。
1番好きなエンディングは、トゥルーエンドにあたるエンド1です。ヒロインの勇者に対する対応が素敵だと思いました。

製作者の方のサイトはこちらです。

2016年11月25日追記……現在は公開停止されているようです。

2019年3月19日追記……「過去のゲーム詰め合わせ」という項目から、他の作品と共にダウンロードできるようになりました。

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ラブレジェンド

RPGツクール2000製・RPG・コメディ・中編・難易度普通・ED1種類

ゲーム登録サイトでこのゲームの説明文を見た時、好きな女の子を一人選んでその子を口説こうとする内容なのかなと思っていました。しかし、実際プレイするとハーレムを目指すという内容だったので最初は戸惑いました。それでも、やっているうちに展開が気になりました。

難易度は前半は簡単ですが後半は難しくなり、1回ゲームオーバーになりました。ただ、その後どうすれば先に進めるか分かったのでクリアできました。

今の日本では複数の異性と付き合うことはおかしいとされています。それなのに、ヒロインの台詞や本の内容を読むと、主人公が良いことをしているのではないかという気になってしまいました。

最終戦闘はヒロイン達が主人公のことを大切にしていることが伝わって良いなと思いました。
EDはあまりにもインパクトがあるため、好き嫌いが分かれると思います。始めは驚きましたが、終わるとじわじわと笑いが込み上げてきました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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星丸町ヒーローズ

WOLF RPGエディター製・RPG・現代日本もの・長編・難易度高・ED1種類+α

小学生がヒーローに変身して町で起こる出来事などを解決していくゲームです。複数の仲間からパーティになるメンバーを選ぶシステムがあります。

このゲームには会話システムや戦闘アニメーションなど、面白いと思った点がたくさんあります。とりあえず詳しくはプレイして確かめて欲しいです。レインスプライトというヒーローが必殺技を出すときのアニメーションが特に格好良かったです。
レインスプライトの正体は前半は明かされませんが、パーティメンバーの装備品などを見て、この人だったら良いなというのはありました。そして、希望通りだったので嬉しかったです。

ゲームを始める前は、小学生が友達と集まってヒーローごっこをして遊ぶようなほのぼのとしたものだと思っていました。しかし、そういうのではなく、気がつくとかなり荘大なストーリーになっていました。
社会風刺やパロディがあるため、その面では人を選ぶかもしれません。個人的には商業ではなく同人作品だからこそできるという感じで好きです。

特に好きなキャラはゆうき・くさなぎ・せいぎです。ただし、会話イベントが面白いと思ったのはひめこ・みき・とかげです。結局はパーティに選べる仲間が皆個性的で面白かったです。
エンディングは見ましたが手に入れていない変身アイテムや見ていないイベントがあるため、もう1周はしようと思います。

制作者の方のサイトはこちらです。

2018年4月10日追記……新しいヒーローやマップ、図鑑など、多くの要素が追加されたVer4が公開されました。

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アクマのクスリ。

RPGツクール2003製・RPG・現代学園もの・長編・難易度高め・
エンディング2種類(ちょっとした台詞の違いを含めると3種類)

不良の高校生の友情が描かれたゲームです。

途中にクリアしないとストーリーを進められないミニゲームがあります。それが難しくて何回もゲームオーバーになりました。
普段はミニゲームが難しいと諦めることが多いのですが、この作品に関してはストーリーに引き込まれて最後までプレイしたいと思い諦めずに何とかクリアできました。

引き込まれた点に、高校生の友情という点があります。しかし、それ以上にテーマとして語られていた、正義や悪とは何かという点があります。一般的に語られている正義や悪について、いろいろ思うところはあるのですがこのゲームに一部を代弁してもらったように感じました。

最初から最後までプレイして思ったことは、おかしいと感じる人もいるかもしれないのですが、主人公の思考回路が自分と似ているということです。ゲームの途中まではベクトルというキャラが1番好きでしたが途中から主人公の蒼司が1番好きになりました。

また、最初に自分の名前を入力する場面がありますが、主人公ではなく主人公の幼馴染という設定です。本編にはほとんど出てきません。けれども、たまに主人公と電話で話すという役割があり、それが楽しかったです。

このゲームは、「Vector」で公開されています。

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以下ネタバレ

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