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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

魔法使いとかわいそうな女の子。

一部残酷表現あり・ティラノスクリプト製・ノベル・ファンタジー・
短編・選択肢なし・ED1種類

森で暮らしている魔法使いが、1人の女の子に出会うという内容です。
魔法使いは、彼女を育てることにします。

展開にスピード感があり、あっという間に読み終わりました。
それでありながら、魔法使いの人柄の良さを感じ取ることができました。

登場人物の会話などから、魔法使いの住む森と人の住む村の違いを推定し、女の子にとってはどちらで生活する方が良かったのだろうかと考えました。
また、本文には書かれていない部分を、いろいろと想像したくなりました。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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ホワイトデーテロリズム

吉里吉里製・ノベル・現代学園もの・短編・選択肢なし・ED1種類

「バレンタインデーテロリズム」というノベルの続編です。
前日談となる「バレンタインテロリズム」の感想はこちらです。

「バレンタインデーテロリズム」では主人公が騒動を起こしていましたが、それと比べてこちらは平和な物語でした。
また、主人公の心の成長を感じ取ることができました。

作中では、ホワイトデーにお返しとして贈られるお菓子の意味について語られる場面があります。
ホワイトデーの由来を調べてみると、諸説あるようです。ただ、マシュマロを送る意味は、本来はこのノベル内で語られるものとは異なるらしいです。私は本来の意味の方を肯定したいとは思いますが、この作品が考えるきっかけとなりました。

制作者の方のブログはこちらです。

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Messenger2005

ティラノスクリプト製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢あり・ED1種類

インターネット上で他の人とコミュニケーションをとることのできる、「メッセンジャー」が題材となっているノベルです。
選択肢によって直後に出てくる文章は少し異なりますが、エンディングには影響しません。

タイトルにある「2005」は、想像がつくとは思いますが「2005年」という意味です。当時の私は、インターネットに触れることができませんでした。そのため、その頃に使用されていたメッセンジャーについても知りません。
しかし、この作品の画面を見ると、イメージを浮かび上がらせることが容易にできました。

作中では、主人公と、ある1人の人物によるやりとりが行われます。
その人物は主人公にとって大切な存在であることが伝わってきて、顔の見えない文字だけの会話でも、交流を図ることができる場合があると実感しました。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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蜜は甘いだけでいい。

ティラノビルダー製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類

同居をしている男女の間に、とある問題が起こるという内容です。
本編は、彼女側の視点で語られます。

所々不穏な空気が漂っていたり、彼女が状況を受け入れすぎではないのかなと気になった場面はありました。
しかし、それらは後半へと繋がる要素であり、周囲から見てどうであれ、彼女自身は幸せを感じているのだろうと思いました。

この物語を理解するためには、本編終了後に追加されるシナリオも読むことが必須です。
こちらでは、彼氏がどのようにして彼女を手に入れたかということがわかり、並大抵のことではないなと考えました。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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キキタイコトバ

15歳以上推奨・一部残酷表現あり・ティラノビルダー製・ノベル・
現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類

男子高校生がある日、不思議な現象に遭遇するという内容です。
その現象とは、周囲の人のお腹に、その人の顔が現れ、本人とは異なる態度を見せるというものです。

設定を知った段階では、「仮面のセカイ」というノベルを思い浮かべました。けれども、読み進めると、全く違うタイプの作品であるとわかりました。
どちらにも、異なった面白さがありました。

主人公は、1人の少女を好きになります。
途中までは、純愛ものだと思っていました。主人公と少女の2人の関係から、幸せな気分を享受することができました。

しかし、後半に大きな変化が起こりました。怒涛の展開で、プレイする前には全く予想していなかったものでした。
主人公が隠し持っている秘密が明かされるのですが、それを見抜くことができませんでした。物事の本質を見極めることは難しいと思い、恐怖を感じました。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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現代日本を舞台とした創作物が特に好きです。

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