残酷描写あり・吉里吉里製・ノベル・ミステリー・現代日本もの・中編・
選択肢あり・難易度高め・ED9種類(TRUE END1種類・BEST END1種類)
高専の映像制作愛好会に所属するメンバーが合宿のために訪れた廃寮で、殺人事件が起こるという内容です。
タイトルに「弐」とありますがストーリー自体は独立しているので、前作である「犯人はまだ寮の中にいる!」をプレイしていなくても問題ありません。ちなみに、前作の感想は
こちらです。
前作をプレイした頃、製作者の方々のサークルは解散していました。そのため続きが公開されるとは思っていなくて、この作品の存在を知ったときは驚きました。
嬉しくてプレイすると、期待以上の面白さでした。
「弐」は立ち絵やスチル、アニメーションなど多くの演出が追加されていて、見どころがたくさんありました。途中で気付いたのですが、タイトル画面も時間が経つと変化する仕様になっていて、舞台となっている場所に対するイメージが膨らみました。
また、各登場人物の情報をいつでも確認でき、新しい情報を得た際にはそれが追加されるというシステムが、特に好みでした。
推理パートについては、犯人は誰かという予想はしやすかったものの、トリックに関する正しい選択肢を当てることはなかなかできませんでした。
条件を満たさないと出てこないルート分岐や選択肢があったため、何度もやり直しました。
何とか達成して事件解決に向かうルートを見ると、伏線がいくつかあったのに気付かなかった真相が明らかにされて、悔しい思いをしました。
バッドエンドは、TRUE ENSやBESTを迎えただけではわからない謎が残ります。
それらに対する理由が語られるシナリオもあり、コンプリートした後はすっきりとしました。
製作者の方のサイトは
こちらです。
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