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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

村雨

15歳以上推奨・残酷描写あり・RPGツクール2003製・ADV・
現代日本もの・中編・難易度やや高め・ED3種類(真ED1種類)

修学旅行のためバスに乗っていた生徒たちが、事故に巻き込まれるという内容です。彼らは、偶然近くにあった村に寄ることになります。
アクション要素がいくつか含まれます。

舞台となっている村には、大きな秘密があります。人間の怖さに関するものです。
こういったタイプのストーリーが好みなので、真相に近付くにつれ、気分が高揚していきました。
また、登場人物たちの人間関係が興味深く、少しずつ見えてくる彼らの本音を知ることが楽しかったです。

そして、トゥルーエンドの最後に出てくる文章が衝撃的でした。
プレイしたのは数年前なのですが、このラストシーンははっきりと覚えています。

このゲームには、1度見たイベントをスキップできるアイテムが存在します。
かなり便利で、2周目以降をプレイするときに嬉しい機能でした。

制作者の方のサイトはこちらです。

2018年3月6日追記……現在は、真ルートというものが追加されているようです。

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柳太郎伝記~奇住山編~

WOLF RPGエディター製・ホラーADV・和風・短編・難易度やや高め・ED1種類

陶芸家とその弟子が、異世界に入ってしまい事件にまきこまれるという内容です。
単体でもプレイできますが、前作をプレイした後の方がより楽しめます。

アクション要素が多く、このシリーズの作品の中では1番難しかったです。
とはいっても、前半を乗り越えられれば後はなんとかなりました。

また、このゲーム独自のシステムが少しあります。こちらについてはわかりやすかったです。
使用することによって先に進められる面白さも感じられました。

今作では、弟子がストーリーに大きく関わってきます。
これまで知らなかった設定を見ることができて嬉しかったです。彼女は、好感が持てる性格でした。

前作のヒロインと主人公の関係は、今回も描写されています。それが嬉しかったです。

イベントシーンで挿入される一枚絵に、印象的なものが多くありました。

制作者の方のブログはこちらです。攻略のヒントも載っています。

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欠損少年は満ち足りる完全な部屋で。

15歳以上推奨・一部残酷描写あり・ WOLF RPGエディター製・ADV・
現代日本もの・短編・難易度普通・ED3種類(真ED1種類)

女子高生が、ストーカーにさらわれある部屋に閉じ込められるという内容です。
男性のヤンデレがテーマのゲームです。

部屋の中に置いてあるものは全て、調べると反応がある点が楽しかったです。
また、謎解きのヒントは多めで、それがストーリーと関わっているところも好きです。

ストーカーの台詞の1つ1つが、なかなか発想できないものであるように思いました。
特に、バッドエンドに出てくるあるものの表現には、驚かされました。

エンディング分岐の方法はわかりやすかったです。もしわからなかったとしても、説明書にヒントが描かれています。
全てのエンディングを回収するには最低でも2周する必要があります。しかし、一度読んだ文章をスキップする機能があり、プレイが楽でした。

制作者の方のサイトはこちらです。

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以下ネタバレ

ミノニヨクシティ

RPGツクール2000製・ADV・ファンタジー・一部ホラー要素あり・
中編・難易度普通・ED3種類(真ED2種類)

「ミノニヨクシティ」という町に引っ越してきた男の子が、雑貨屋になるために1週間頑張るという内容です。
不思議な世界観が特徴の作品です。

オープニングにアニメーションが挿入されていて、びっくりしました。そしてこの時点で、面白そうと期待できました。

ストーリーは、ゲーム内で示される目標を達成するごとに進みます。
けれども、目標を達成する前にキャラクターとやりとりしたり、条件を満たすことで行ける範囲が広がるマップを探索したりするなどの
寄り道要素が楽しく、そちらを優先してプレイしました。
特にキャラクターとの会話は、作中の時間帯が変わると台詞が変わるという、好きな要素があり嬉しかったです。

入手できるアイテムの中には、使用すると登場人物の設定を少し知ることができるものもあります。
全てのキャラクターのことを理解できるようになる訳ではありませんが、その代わり、想像を膨らませるには役立つものでした。

主人公が引っ越してきた理由が判明する終盤までの過程にも魅力がありましたが、その後のおまけ要素も豊富で、たくさん遊べたと感じられるようなゲームでした。

制作者の方のサイトはこちらです。

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以下ネタバレ

KILLER BEAR

残酷描写あり・RPGツクール2000製・ホラーADV・洋風・中編・
難易度高め・ED複数(真ED1種類)

パーティをしている子どもたちのところへ、「キラーベア」と呼ばれる化け物がやってくるという内容です。

このゲームは、登場人物の生死によってエンディングが分岐します。
初プレイ時にはそれに気付かず、終盤まで見て「1番良いエンディングを迎えられた」と考えていました。
しかし、エンディング後にランクが発表され、そうではなかったことを知りました。

分岐するフラグは細かく、タイミングを合わせることが求められるものもあります。
もしかしたら今までエンディングを回収できたゲームの中で、最も難しかったかもしれません。

それだけ難易度が高くても、夢中になれるものがありました。
楽しいパーティに変化が起こる様子や、容姿はかわいいものの行っているものはかなり怖い「キラーベア」といった、ギャップにはまりました。

セーブ画面が、登場人物たちのおかれている状況によって変わるところも好きです。
また、洋画をよく見るような方であれば、各キャラの個性に注目して楽しむこともできるのではないかなと思います。

制作者の方のサイトはこちらです。

2022年1月7日追記……現在、サイトはリンク切れのようです。

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