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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

ライブラリウム

RPGツクールVX製・ADV・現代ファンタジー・短編・難易度普通・ED3種類(真ED1種類)

女子高生が、気付くと水の中の図書館にいたという内容です。彼女はそこにいた幼馴染とともに、脱出を試みようとします。
製作者の方によるWeb漫画が元となっているようですが、単独でプレイしても問題ありません。

このゲームは、図書館で使われている「日本十進分類法」というものが題材となっています。この単語の意味を知らなくても、プレイするとすぐにわかります。
すっかり忘れていましたが、小学生の頃は図書委員で、このゲームに出てくるような本の整理が好きだったことを思い出しました。
本棚を調べることでメイン2人が様々な書籍に関する会話をすることがあるのですが、その際に好きなものについて楽しそうに語りたがる、幼馴染の気持ちに共感できました。

その幼馴染は、序盤から、何か隠しているのだろうなと思える言動を見せます。
ところどころでヒントは出てくるものの、答えは最後まで分かりませんでした。
真相を知ったとき、主人公と幼馴染はお互いのことをとても大切にしていて、それぞれが双方に大きな影響を与えているのだと感じました。

また、幻想的なマップや、場面に応じた動きをするキャラクターなど、ビジュアル面にも魅力がありました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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すのーないととらっぷ

WOLF RPGエディター製・ADV・ファンタジー・短編・難易度普通・ED3種類(真ED1種類)

男の子が親友の家へクリスマスプレゼントを届けに行くという内容です。
別のゲームと関連する要素があるようですが、単体でも楽しめました。

このゲームには制限時間がありますが、余裕があるものだったため、安心できました。
また、マップ上には様々なトラップが用意されていて、引っ掛かると制限時間が短くなります。とはいっても、易しいものであり、数回プレイすることで慣れることができました。
謎解きもわかりやすかったです。

どのエンドでも、メイン2人の仲の良さが伝わってきました。
どちらとも、容姿と性格の両方が可愛かったです。

制作者の方のサイトはこちらです。

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皆を愛したサンタ・マリーア

残酷描写あり・RPGツクール VX Ace製・ホラーADV・洋風・
短編・難易度低め・ED2種類(真ED1種類)

少年が、同じ孤児院で生活している皆と宝探しをして遊ぶという内容です。
宝を見つけることで、ゲームの世界観が判明します。

登場人物たちの容姿がかわいらしかったです。
しかし、彼らの抱えている秘密は、容姿からは想像のつかなかったものでした。

作中には、残虐的な行為に関する描写が多くあります。
見ていてきつい部分はありますが、だからといって完全に否定することはできないように感じました。
また、タイトルにもなっている「サンタ・マリーア」という人物は、全てを知った上で皆を見てきて、ずっと辛かったのだろうなと思いました。

トゥルーエンドは、ノーマルエンドを見た後に辿り着けるようになります。
このシステムのおかげで、ラストはすっきりとした気分になれました。

この作品は、「ふりーむ」で公開されています。

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カエリミチ

RPGツクールVX Ace製・ホラーADV・現代日本もの・短編・
難易度普通・ED4種類(真ED1種類)

男性が会社から帰宅するという内容です。
どこへ移動するかという選択肢を選んで進めるタイプのゲームです。

ゲームを進めることで、作中では徐々に不穏な出来事が起こります。
背景が実写で、リアリティがありました。また、同じ場所でも進捗状況によって変化があることで、より怖さが際立っているように感じました。

バッドエンドは終盤の選択肢で分岐するので、エンディング回収が楽でした。
基本的にはいつでもセーブできるのも助かりました。

もし主人公と同じ状況に自分が実際におかれたら、バッドエンドになる行動を取ってしまいそうな気がしました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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以下ネタバレ

もしも…幽霊屋敷に泥棒が入ったら…

WOLF RPGエディター製・ホラーADV・現代日本もの・短編・難易度普通・ED3種類(真ED1種類)

ゲーム内容は大体タイトルの通りです。
価値のあるといわれる、ペンダントを見つけることが目的です。

このゲームは、パロディがメインとなっています。アニメや小説、有名人の発言など、様々なジャンルのものが元ネタとなっています。
元ネタが有名なものが多かったのでわかりやすく、楽しかったです。また、初公開されたのが2014年ということもあり、今となっては懐かしさを感じるものもありました。

時折選択肢が出てきますが、エンディング分岐には影響がありません。
ただ、これにもパロディが多く含まれていて、どの選択肢もその後の反応が気になるようなものでした。

主人公には、漢字が苦手という設定があります。これは、後々、ストーリーに関わってきます。
始めはネタだと思っていたものがシリアスな展開に繋がっていたところに、意外性がありました。

1週目では、いくつかの謎が残るエンドに辿り着きました。
しかし、そのラストで、トゥルーエンドのヒントとなる会話が見られたので、エンディング回収をしやすかったです。
トゥルーエンドは、この作品の中で最もホラー要素が強かったように感じました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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