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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

指先で世界を見る

ティラノスクリプト製・ノベル・現代学園もの・短編・選択肢なし・ED1種類

テニス部のエースについて、周囲の人たちが噂をするという内容です。
いじめや誹謗中傷がテーマとなっています。

舞台となっているのは学校ですが、モチーフとなっているのはインターネットの世界であるそうです。
読んでいて、確かにインターネットに当てはまるなと感じました。その代わり、自分の経験上、インターネットが普及する前や、インターネット自体は全く使用していないコミュニティの中でも、作中に近いことは起きたことがあるとも思いました。
また、もしかしたら作中の語り手と自分には似たところがあるかもしれないと感じました。噂話というものの恐ろしさが身に沁みました。

製作者の方のブログのあとがきを含めておすすめしたいです。
もしも可能であれば、普段フリーゲームをプレイしない方々にも読んで何かしらを感じ取っていただけたら良いなと考えました。

製作者の方のサイトはこちらです。

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黄昏エレベーター

残酷表現あり・ティラノスクリプト製・ノベル・現代ファンタジー・
短編・選択肢あり・難易度普通・ED5種類(真ED1種類)

主人公の同僚が自殺をするという内容です。
亡くなったはずの同僚から、主人公に電話がかかってきます。

背景写真は一部を除き、モノクロのものが使用されています。
ストーリーとマッチしていて、没入感がありました。

作中に出てくるエレベーターは、条件により進む方向が変わります。エンディングの名前には、共通点があります。
これらは、キリスト教に関する知識がある程度あったら予測でき、より楽しめると思います(自分の持っている知識が中途半端なこともあり、後者については、全てのエンディングを見た後に気付きました)。

プレイして、自殺というものは恐ろしいものだと感じました。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

2022年1月9日追記……現在は、アップデート対応中とのことで、公開停止されているようです。

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恋した悪魔の再生

12歳以上推奨・残酷表現あり・ティラノスクリプト製・ノベル・
ファンタジー・短編・選択肢なし・ED1種類

悪魔の少年が、処刑されて首だけになるという内容です。
その後、彼は1人の女性と出会い、恋に落ちます。

タイトル画面には、「観劇する」という文字が表示されていて、それをクリックすると始まります。
幕が上がるような画面演出があり、本編に期待できました。

主人公の少年は、名前の通り悪魔のような存在だと感じました。特に、恋した相手である女性への行動に対して、強くそう思いました。
ただ、女性は気付いていないようで、それが救いなのかもしれないと考えました。

製作者の方のサイトはこちらです。

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Pygmalion

ティラノスクリプト製・ノベル・洋風・短編・選択肢あり・難易度低め・ED2種類

人形技師の孫娘が、1人の少年と出会い、恋に落ちるという内容です。
2人はあることをきっかけに、会話をするようになります。

可愛いキャラクターのイラストに惹かれてプレイしました。
イラスト、ストーリー共に、童話のようだと感じました。

最初に見たエンディングにはショッキングな場面がありました。けれども、地の文を読むと、このような恋愛の形もあるのかもしれないと考えました。
もう片方のエンディングは、全体を通して綺麗という印象を受けました。
どちらがトゥルーエンドかは明示されてはいませんが、個人的には、後者だったら良いなと思いました。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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ファーストジェード

ティラノビルダー製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類

とあるカップルの関係性について、描写された物語です。
些細なきっかけから、2人の間にはすれ違いが生じます。

すれ違いの原因は、ほんの少しの言葉です。
似たようなことは、現実でも起こり得ます。同じ言葉でも、発言した側とされた側で受け取り方が異なる場合があるため、気を付けなければならないと考えました。
この物語では、問題が起こった後に2人がどのような行動をとったかが書かれています。そこが素敵でした。

タイトル画面に「続きから」があるものの、セーブ・ロードができない点は気になりました。ただ、数分で読める作品なのでプレイに支障はないと思います。
登場人物が表示される場面は全て一枚絵で、表情や色の使い方が好きだと感じました。

製作者の方のブログはこちらです。
作品自体は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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現代日本を舞台とした創作物が特に好きです。

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