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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

孤島の灯台

ティラノビルダー製・ノベル・ファンタジー・短編・選択肢あり・ED1種類

灯台守として孤島に赴任してきた男性が、灯台の守り神を自称する子供と出会うという内容です。
子供の姿は、主人公以外の灯台守には見えません。

タイトル画面のメニューボタンの一つが「Lode」になっていた点は、何度も目に入るので気になってしまいました。(自分がTwitterのアカウントを持っていないため報告手段がなくて、報告はしていません)。
選択肢は、ストーリーを進めるためには全てクリックすることになります。最後の選択肢が出てきたときに、この作品に選択肢が存在する意味を感じ取ることができました。

主人公は、登場人物たちと交流することによって、自分の心と向き合います。
特筆したいところは、戦争に関する描写です。生き残る人がいる一方で、犠牲になってしまう人が必ずいるということを実感しました。
物語の中盤からは、そのような戦争を経験した主人公と灯台の関係が明らかになります。他の存在ではなく、灯台であるという必要性があったように思いました。

スチルが多かった点も楽しめました。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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鈴の隠音

12歳以上推奨・残酷表現あり・ティラノスクリプト製・ホラーノベル・
現代日本もの・中編・選択肢あり・難易度高め・ED10種類(真ED1種類)

タイトルの読みは「すずのかくしね」です。
友人と神社のアルバイトをすることになった女子大学生が、怪奇現象に巻き込まれるという内容です。

製作ツールの仕様上、一度読んだ文章を早送りしようとしたら、読んでいない文章も飛ばしてしまいます。そのため、こまめなセーブが必要でした。
エンディングの回収は、製作者の方による攻略情報を参考にしました。

常に不穏な空気が漂っていて、登場人物たちが救われる場面を見たいと考えながらプレイしました。
また、怪奇現象が起こるきっかけとなった神社にまつわる言い伝えも気になるものでした。真相を知ったときは、「あまやどり」というノベルの感想を書いた記事の後半と似たような気持ちになりました。
ハッピーエンドを迎えることができたときは嬉しかったです。

製作者の方のサイトはこちらです。
作品自体は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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海辺のかたらい

15禁・残酷表現あり・ティラノスクリプト製・ノベル・
現代日本もの・短編・選択肢あり・難易度低め・ED3種類

少女が偶然旧友と出会って、話をするという内容です。
冬の夜の海が舞台となっています。

エンディングは3つですが、そこまでに至る過程は複数あります。
分岐の仕方はわかりやすいものでした。
選択肢によってメッセージウィンドウが動く演出があり、斬新さを感じました。

作中では、全ては語られません。それ故に、想像の余地がありました。
END3が、スチルも含めて最も好みでした。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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天王寺家の母の日

ティラノビルダー製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢あり・
ED1種類・ボイスあり

女子高校生が、妹と弟と共に、母の日に感謝を伝えるという内容です。
エンディングは1つですが、選択肢によって、途中の展開が少し変わります。

紹介ページには書かれていなかったものの、フルボイスだったことに驚きました。
読み聞かせをされているような気分になりました。

感謝を伝えるために、主人公たちは料理を作ることにします。
料理ができるまでの過程で行われる会話がほのぼのとしていて、面白かったです。

3人の「ママ」が登場してからの展開には、衝撃を受けました。
家族の仲が良さそうで羨ましく感じる一方で、切なさも感じました。
他の方の感想も知りたいのですが、現時点では書かれていません。だから、この作品が広まれば良いと思いました。

時々出てくるドット絵がアニメーション付きで可愛かったです。

製作されたサークルは「Unelma Perhe」です(規約により表記)。
作品自体は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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君に詠う

ティラノビルダー製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢あり・ED2種類

男子高校生が、留学生の少女に古典を教えることになるという内容です。
共に過ごすことにより、2人の関係に変化が現れます。

百人一首をはじめとする日本文化に関する描写が多く、興味深かったです。
深くは知らなかったため勉強になったものもあれば、「言われてみればこれも日本独自のものだな」と思うものもありました。
また、ヒロインの留学生が純粋で、魅力的でした。

選択肢は、最終章以外はエンディングには影響しません。
しかし、選択肢の後に出てくるシチュエーションの変化が気になって、全て試すことが面白かったです。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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現代日本を舞台とした創作物が特に好きです。

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