忍者ブログ

お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

VOICE

LiveMaker製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類

男性が、ネット上で知り合った少女と実際に出会うことになるという内容です。
そのことによって、2人の関係にちょっとした変化が現れます。

はじめは少女の持っている秘密に意外性を感じましたが、すぐに馴染むことができました。
もしかしたら作中の出来事に近いものが、現実で起こる可能性もあるかもしれないと思いました。

終盤に出てくる演出が特に好きです。
読後感がすっきりとしたもので、ささやかな幸せを感じることができました。

制作者の方のサイトはこちらです。

拍手[1回]

PR

湯の町奇譚

ティラノビルダー製・ノベル・和風・短編・選択肢あり・難易度低め・ED4種類(真ED1種類)

作家が小説を書くために、温泉宿を訪れるという内容です。
彼はそこで、1人の少年と出会います。

文章が表示される部分が原稿用紙のようなデザインとなっていたり、作中の時代に合わせて旧字体が使用されていたりと、雰囲気作りが丁寧でした。
また、紅葉の絵を使った画面演出から、秋らしさを感じました。

途中主人公が案ずる場面がいくつかありますが、知らない人同士が共に行動すると、問題が起こる可能性はあります。
しかし、この物語では、人と人が出会ったことによりお互いにとってプラスになる様子が描写されていました。このような経験を自分もしてみたいと思いました。

作品の紹介ページはこちらです。

拍手[0回]

幸福な赤ずきん

一部残酷表現あり・NScripter製・ノベル・ファンタジー・短編・選択肢あり・
難易度普通・ED4種類(真ED1種類)

童話「赤ずきん」のパロディ作品です。
この物語の中では、赤ずきんを被って森へ入った子どもは、2度と村に戻れないと言われています。

ストーリーは、一般的な「赤ずきん」とは大きく異なりました。
中でも、ハッピーエンドを迎えるために必要な行動が、想定していたものとは違いました。そのため、1周目はバッドエンドを狙っていましたが、トゥルーエンドに辿り着きました。

また、大人と子どもの差がはっきりと描写されているところと、主人公の住んでいた村に秘密があるところも、大きい特徴だと思います。
立場が上である大人に対して、言動が正しいかどうかきちんと疑問を持つことのできる主人公に、好感が持てました。

制作者の方のサイトはこちらです。

拍手[0回]

トビウオの夜

一部残酷表現あり・LiveMaker製・ノベル・学園もの・伝奇要素あり・中編・
選択肢あり・難易度普通・ED4種類(真ED3種類)

特殊な学園に転校してきた少女が、そこで出会った人と新しい人間関係を作りながら、過去の出来事を思い出すという内容です。
学園のルールについては、序盤でわかりやすく語られます。

オープニング映像が流れたとき、格好良いと思いました。
また、文体が落ち着いた小説のようで、プレイし始めてすぐに、はまりました。

この物語では、主人公が過去に経験した出来事が重要な要素となっています。
かなり重いもので、それに関する問題を抱えたまま生きていくことは辛いはずです。そのため、どこかで救われて欲しいと考えながら読み進めました。
バッドエンド以外では、過去をなかったことにはせずに将来のことも見据えているようで、時にはこのような姿勢をとることが必要になることもあるという気持ちになりました。

キャラクターは、主人公が学園に入って最初に友達となる、雅(みやび)という女の子が好みでした。彼女がそばにいれば、自分の人生に自信が持てそうだと感じました。
けれども、最後のお楽しみとして推奨したいのは、主人公の従妹であるアリスというキャラクターがメインとなるルートです。
この作品の中で、1番幸せな結末を迎えたように思えました。最後に出てくる一文も好きです。

制作者の方のブログはこちらです。

拍手[1回]

鏡姫

ティラノビルダー製・ノベル・現代学園もの・ホラー要素あり・
短編・選択肢あり・難易度低め・ED2種類(真ED1種類)

男子小学生が、クラスメイトが話している噂を聞くという内容です。それは、時間帯によっては学校の階段にある鏡の前を通ると、引きずり込まれるというものです。

バッドエンドは、ホラー要素が強く恐怖を感じました。
ハッピーエンドは、切なさがありながらもラストでは良い話だと思いました。

どちらのルートでも、びっくりさせられる画面演出がありました。
全体的には、正統派の物語だという印象を持ちました。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

拍手[0回]

Page:
Top:
お気に入りと自由帳

カレンダー

01 2025/02 03
S M T W T F S
4 7 8
9 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28

リンク

カテゴリー

最新コメント

最新記事

プロフィール

HN:
須戸
性別:
女性
自己紹介:
現代日本を舞台とした創作物が特に好きです。

バーコード

RSS

ブログ内検索

アーカイブ

最古記事

P R

アクセス解析

Designed by 0x85ab.