ティラノビルダー製・ノベル・現代学園もの・短編・選択肢あり・
難易度やや高め・ED5種類(真ED1種類)
内容はタイトルの通りです。
主人公はプレイヤーが名前を入力する形式で一人称が「自分」なので、性別もプレイヤーの想像で決めることができます。
作中では、登場人物たちの日常会話を通して、生物学に関する知識を問われます。
高校で生物の授業は受けましたが、文系で成績も良くなかったため、何を話しているのかわからない部分もありました。また、授業では確実に習っていない雑学が語られる場面もありました。
その代わり、どこかで聞き覚えのある話題が出てきたときは、会話の中身が理解できて嬉しくなりました。
生物学に関する知識があれば、元ネタに気付くことができて物凄く楽しめるのだろうなと思いました。
エンディングはA~Eのランク制です。
正解となる選択肢を選んだときは音符マークが表示され、不正解のときは解説があるので、回収はしやすかったです。
解説では、知らなかった言葉が出てくることも多く、それらについて検索をすると更に初めて見る用語に触れることになりました。隅々まで調べるともっと情報を得られそうで、生物学は奥が深いと感じました。
エンディングの中で特に好きだったものはDエンドです。
自分の意思によって物事を学ぶことの楽しさが伝わってくるような気がしました。
けれども、できるだけ多くの方に見て頂きたいと感じたのは、A・B・Cエンドを見るためのルートで出てくるナツメ先輩の台詞です。人生にはこういうこともあるはずだと思います。
この作品は、
「ノベルゲームコレクション」で公開されています。
[0回]
PR