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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

いつかその手を取るために

15歳以上推奨・一部性的表現あり・BL要素あり・ティラノスクリプト製・ノベル・
ファンタジー・短編・選択肢なし・難易度低め・ED2種類

勇者が魔王城に到着するという内容です。ただし、戦闘は起こりません。

序盤は、漫才のような掛け合いが面白かったです。
しかし、次第にシリアスな空気になり、登場人物の持っている秘密に興味を持ちました。

メイン2人は、「勇者」や「魔王」という言葉から連想されるイメージとは異なります。そこが、この作品の好きなところです。
優しい魔王に、勇者が段々と惹かれていくという過程が響きました。

製作者の方のサイトはこちらです。

2023年7月23日追記……現在は、「そして君色へ」というタイトルのリメイク版が「ふりーむ!」で公開されています。こちらも楽しめました。

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はるばる片想い

BL要素あり・RPGツクールMV製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類

男子中学生2人が、学校からの帰路につくという内容です。
そのうちの1人には、相手に対して抱えている想いがあります。

主人公の置かれている状況は、彼にとっては大変なものかもしれません。
それでも、良い変化が起こることを諦めていないところに、好感が持てました。

タイトル通り、「片想い」がテーマとなっている物語なので、切ないところはあります。しかし、BGMや終盤は、希望が持てるものでした。
そのため、彼らの今後が気になりました。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

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ソラヒカルウミ

15禁・BL要素あり・ティラノスクリプト製・ノベル・洋風・
中編・選択肢あり・難易度低め・ED2種類(真ED1種類)

ヨーロッパのある国を訪れた日本人留学生が、お金持ちの御曹司と交流することになるという内容です。
「ホシナガルソラ」というノベルの姉妹編で、関連する要素があります(「ホシナガルソラ」の感想はこちらです)。
単独でプレイしても問題ありません。

実は、「ホシナガルソラ」をプレイしたとき、登場人物の1人であるアベルのルートもあったら良いなと思いました。この作品ではそれが実現して、嬉しかったです。
フィクションとはいえ、彼の人格が形成されるまでの過程や主人公と出会ってからの変化を知ることによって、お金持ちにもいろいろな事情を持っている場合があるということを学びました。

メインキャラクター2人は、生活習慣や価値観など、ほとんど全てが正反対です。
だからこそ、お互いに惹かれるものがあるのかもしれないと感じました。

豊富なスチルやエンディング映像も楽しめました。
製作者の方のサイトはこちらです。

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SALAMANDER

残酷描写あり・BLゲーム・NScripter製・現代ファンタジー・
長編・難易度普通・ED7種類・攻略対象3人

主人公の通う高校に、転校生がやって来るという内容です。
その日をきっかけに、主人公の周囲に変化が訪れます。

このゲームの種類は、「人外バトルBLノベル」となっています。
バトルシーンは、登場人物の生死がかかっているということもあって、えげつないことをしているという印象を受けました。それだけに、日常シーンでの些細な会話を読むとほっとしました。
しかし一方では、バトルを避けることができないからこそ作中のような日常を求めているのだとも受け取れて、簡単に喜べるものではないように感じました。

メインキャラは全員過酷な状況で生きていて、彼らの抱える苦悩は並大抵のものではないと思い知らされました。
特に、転校生(名前を書こうとしましたがそれもネタバレなので控えます)のルートは感涙ものでした。彼が本心を打ち明ける場面で、「今までいっぱい頑張ってきたんだね」と慰めたくなりました。その後の主人公の対応を含めて好きなルートです。

製作者の方のサイトはこちらです。

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サイハテネイブラー

BL要素あり・LiveMaker製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類

男子高校生が、不登校の幼馴染の世話をするという内容です。ある日、2人の関係に変化が訪れます。
共依存関係が描写された作品です。

プロローグの時点から惹きこまれました。
主人公の性格が形成された過程が詳しく語られていて、彼の心情を理解しやすかったです。

この物語の場合、幼馴染より主人公に危ういところがあるように感じました。
しかし、人の役に立ちたいと行動を起こすときの理由が、自分自身の目的を果たすためだという点に共感できる部分がありました。こういった考えを持つようになったきっかけや行動力など諸々が異なるので今は主人公のようにはなっていませんが、一歩間違えると彼と同じ感情を持っていた気がして、恐ろしさを感じました。

制作者の方のサイトはこちらです。

2022年1月7日追記……現在、サイトはリンク切れのようです。
作品自体は、「ふりーむ!」で公開されています。

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現代日本を舞台とした創作物が特に好きです。

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