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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

箱庭の朝と窓枠の夜

12歳以上推奨・BL要素あり・WOLF RPGエディター製・ノベル・
現代学園もの・短編・選択肢あり・難易度やや低め・ED3種類(真ED1種類)

男子高校生が、学校の図書室で幽霊と出会うという内容です。
BL要素は軽めです。

製作ツールの仕様上、操作方法に迷う部分はありました。
しかし、ストーリーが興味深く、先に進めたくなりました。
オートセーブではあるものの、選択肢のある場面から再開できる点は便利でした。

この物語は、「高校3年生の冬休み」という期間が設定されています。
この条件があるため、2人は仲良くなっても会えなくなるという未来が予想されました。どのようにしたらそれを乗り越えられるのか、気になりました。
エンディングの中では、トゥルーエンドが最も好みでした。

製作者の方のサイトはこちらです。
作品自体は、「ふりーむ!」で公開されています。

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以下ネタバレ

無人の花園 感謝しらずの蛇

BL要素あり・一部残酷表現あり・Artemis Engine製・ノベル・現代日本もの・
中編・難易度低め・ED4種類

男子高校生が、彼の作った花園を、家庭教師に荒らされるという内容です。
しかし、それを家族には信じてもらえません。

主人公は、周囲の人たちと距離を置く性格でありながらも、本当のことを誰かに知って欲しいと考えます。
文章を読みながら、彼は自分と似たようなタイプの人であると感じました。
前半の学校での態度はどうなのかなと思ったものの、後半の、状況に応じて誰かに感謝を伝えられるところには好感が持てました。その点では、リアルでは「ありがとう」という言葉を使うことが苦手な私とは異なりました。

エンディングは、条件を満たすことによって、見られるものが増えます。
1周目から見ることが可能なエンディング2つは、必要な存在は自分だけだと主人公に思わせようとする、家庭教師の怖さが伝わってくるものでした。
残りの2つは、安心できない場面もあったものの、救いを求める方法があるということを示され、希望が持てました。様々な物事に対する新たな視点を知ることができたEND4が、特に好みでした。

製作者の方のサイトはこちらです。
作品自体は、「ふりーむ!」で公開されています。

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男2人と惚れ薬

BL要素あり・RPGツクールMV製・ADV・ファンタジー・短編・難易度低め・ED1種類

誤って惚れ薬を飲んでしまった主人公が、治療する方法を探すという内容です。
関連作品もあります(レスト、クロム、フォッグの登場する「勇者シリーズ」と書けば、わかる人には伝わると思います)が、単体でプレイしても支障はありません。

オブジェクトを調べたときの台詞が豊富で、同じオブジェクトを何度も調べることが楽しかったです。
また、スチルが可愛かったです。

ストーリーはほんわかしていて、期待通りでした。
シリーズの中ではツッコミ担当のフォッグの様子がいつもとは少し異なり、面白かったです。

製作者の方のサイトはこちらです。

2023年1月5日追記……現在は、サイトはなくなっています。
ゲーム自体は、「ふりーむ!」で公開されています。

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夕暮れ電車

BL要素あり・WOLF RPGエディター製・ノベル・現代日本もの・
短編・選択肢なし・ED1種類

仕事終わりの男性2人が夕方、電車に一緒に乗るという内容です。
関連作品もあるようですが、それぞれ独立した作品なので、単体でもプレイできます。

前半は後輩からの視点、後半は先輩からの視点で物語は進みます。
2人の仲は進展はしませんが、進展しないからこそ一緒にいられるという心地良さと尊さを感じました。

イラストや背景写真も雰囲気と合っていて、没入感がありました。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

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☆村人と勇者の無駄な冒険☆

BL要素あり・WOLF RPGエディター製・RPG・短編・ファンタジー・
難易度低め・ED2種類(真ED1種類)

村人と勇者が魔王を倒しに行くという内容です。
しかし魔王がいないので、探すことになります。

ジャンルはRPGですが、戦闘はありません。エンディングが分岐するポイントもわかりやすかったです。
そのため、ストーリーを楽しむタイプの作品という印象を受けました。
登場するキャラクターたちが個性豊かで、インパクトがありました。

BL要素はネタとして含まれていたので、軽めでした。
主人公の台詞に意味深なものが多く、想像を膨らませることができて面白かったです。

このゲームは、「ふりーむ!」で公開されています。

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現代日本を舞台とした創作物が特に好きです。

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