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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

ごちゃまぜヒーロー

Yuuki! Novel製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢あり・難易度低め・ED3種類(真ED1種類)

青年が、1度に3つのヒーローを兼任することになるという内容です。
複数の特撮作品へのオマージュが含まれています。

特撮に関するあるあるネタがたくさん出てくるので、好きな人なら特に楽しめると思います。
詳しくない自分にとっても、わかるネタが結構ありました。そのため、このノベルをきっかけに特撮に興味を持つという可能性もあるかもしれません。

作中に登場する3つのヒーローの中では、戦隊ヒーローである「ゴリュウジャー」に関するイベントが好みでした。
元ネタを最も多く視聴したものがこれだったからということが、理由の1つです。元ネタにも言えることですが、仲間がいるということが良いなと思いました。
そして、他の2つのヒーローが持つ設定の影響で、主人公が戦隊もののレッドらしい行動を取らざるを得なくなっているという、この作品独自の要素が面白かったです。

主人公の置かれている状況は、とても厳しいものです。
しかし、彼は現実を受け止めて、困難に立ち向かっていこうとするので格好良かったです。

一枚絵が多く、嬉しかったです。
また、盛り上がる場面では熱いBGMが流れて、高揚した気分で読めました。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

2019年1月5日追記……番外編も公開されました。ゴリュウジャーがメインの話という点が嬉しいです。

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ぬくもりの電子ピアノ

LiveMaker製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類

男女2人が電子ピアノについて語り合うという内容です。
クリスマスがテーマとなっている作品です。

画面デザインにクリスマスらしさがあって、心地よさを感じました。

ストーリーは癒し系でした。ただし、嫉妬したくなる部分もありました。
また、ピアノを過去に習ったことがあれば、そのほとんどの人が主人公の女性に共感を覚えるはずだと感じた場面がありました。

BGMは製作者の方が演奏されたものであった点も、魅力的でした。

制作者の方のサイトはこちらです。

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のべるのじかん

吉里吉里製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし

男女4人がノベルゲームなどについて語り合うという内容です。
コメディ系の短編集です。

全体的な雰囲気は、オープニングで掴めると思います。
お笑い芸人のネタを見ているような感覚になりました。

テレビで放送されるコントなどと大きく違うのは、ノベルゲームだからこそ見られる演出が多いという点です。
その中でも、「ノベルショートコント」は、他の媒体で見ることはできないだろうなと感じました。個人的には、「瞬間移動」というネタが特に好きです。

難しいことを考える必要がなく、休憩をしたという気分になれるような作品でした。

この作品は、「ふりーむ」で公開されています。

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オカルト対策委員会 偽物の預言者

残酷描写あり・YU-RIS製・ホラーノベル・現代学園もの・短編・
選択肢あり・難易度普通・ED6種類(真ED2種類)・ボイスあり

男子生徒が、「オカルト対策委員会」というものに所属することになると思います。
ある日、彼の元に、女子生徒が相談をしに来ます。

女子生徒の相談内容は、自分と友達が、「預言者」を自称する人物に、死ぬ時期を言われたというものです。
「預言者」の発言が謎めいていて、目的が読めませんでした。

どのルートでも原因と結果がはっきりとしている点と、エンドによっては、他のエンドを連想させる場面があった点が特に好きです。

バッドエンドはスチルがグロテスクで、ホラー要素も強かったです。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

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人間ぎらいの魔王

吉里吉里製・ノベル・ファンタジー・短編・選択肢なし・ED1種類

人間と離れた場所に暮らしている魔王が、1人の女の子と出会うという内容です。

影絵でできた立ち絵とその動きを見て、昔NHK教育の「こども人形劇場」という番組で放送された、「パンをふんだ娘」というサブタイトルの回を思い出しました。
また、文章はですます調で書かれていて、絵本のような印象を受けました。
とはいえ、全体的なストーリーは子ども向けではなく、この作品独自の魅力があったように感じました。

ある日、2人の間に問題が起こります。そこからの展開にはまりました。
タイトルには「人間ぎらい」とありますが、本当はこの物語の魔王は人間のことが好きなのではないかなと考えました。

最初から最後までシリアスな作品でした。
制作者の方のノベルで初めてプレイしたものはコメディだったため、そちらとのギャップがありました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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現代日本を舞台とした創作物が特に好きです。

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