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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

FAKE

ティラノスクリプト製・ノベル・現代・短編・選択肢あり・難易度普通・ED2種類

主人公(プレイヤー)が、とあるフェイク動画を作成してもらうため、とある人物に会いに行くという内容です。
画面上にあるアイテムをクリックすることによって、ゲームを進めます。

プレイの仕方によって、主人公の任務が成功するルートと失敗するルートに分岐します。
成功するルートの方が、見るのは簡単です。ただ、失敗するルートも回収した方が、ストーリーを深く知ることができ、楽しめると思います。

フェイク動画が題材となっているため、インターネット上に載っている誤った情報を鵜呑みにしてしまう危険性や怖さを実感することができました。
また、都市伝説やオカルトに関する小ネタの入った台詞が面白かったです。

制作者の方のサイトはこちらです。
作品自体は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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返礼のススメ

ティラノスクリプト製・ノベル・現代日本もの・短編・難易度普通・ED8種類

バレンタインデーにチョコレートをもらった男の子が、ホワイトデーのお返しをするかどうか迷うという内容です。
相手は、時々同じ電車で見かけるものの、よく知らない後輩です。

主人公は時々、プレイヤー(作中の言葉では「脳内フレンド」)に語りかけてきます。
ストーリーに介入している気分になれて、楽しかったです。

メインヒロインは後輩ですが、他の女性キャラクターも登場します。
それぞれが主人公に対して好意的に接しているため、ギャルゲーのような印象を受けました。
後輩がメインのルートは、展開に意外性がありました。

CGモードでは条件を満たすと、作中には出てこなかったイラストも見ることができます。
全体的に可愛らしいと感じました。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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DUST*

15禁一部残酷表現あり・ティラノビルダー製・ノベル・洋風・ホラー要素あり・
短編集・選択肢なし

10本の物語が収録されている短編集です。
以前公開されていた作品のリライト版だそうです。

最初の時点では、読むことが可能な物語は8本です。
それぞれのタイトルにマウスポインタを乗せると、怖さとシュールさが5段階だとどのくらいなのかを知ることができます。どれを読むか選ぶ際の参考になりました。
バリエーションが豊かで、怖い話もあれば、切ない話や不思議な話もありました。特に、「CUTLERY カトラリー」と「簒奪」(漢字は読めなかったため調べました。「さんだつ」だそうです)が好みでした。

それぞれの物語を読み終わると、作中で重要な要素だったアイテムがゴミ箱に入れられるアニメーションが出てきて、読み返すことができなくなります。
最後に読めるようになる物語に繋がる演出で、面白かったです(コンプリートした後リセットすると、最初から読むことができます)。

黒と白のみで表現される画面デザインにも興味をそそられました。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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ゲーム実況舐めんじゃねえ!

ティラノビルダー製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類

内容はタイトルの通りです。
とある姉弟がゲーム実況を行い、それについて語り合います。

序盤はネットスラングが多いので、人を選ぶかもしれません。
ただ、それも含めて、かつてインターネット上で話題になったものに関わるネタを楽しむことができました。

作中では、どのような実況動画だと人気が出るかなどが議論されます。
現在、だいふく(せがわP) 著の、『ゲーム実況【完全攻略】バイブル 好きなことで生きていく』(KADOKAWA・2024年)という本を読んでいる途中です。それに書かれていた著者の意見と重なる部分もあり、納得できました。
ただ、最も重要なポイントは、このノベルの終盤で出てくる、姉の台詞であるような気がしました。

各章が始まるときに表示されるアイキャッチも面白かったです。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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Salieri

12歳以上推奨・Light vn製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢あり・ED1種類

記者が、とある事件に関するインタビューを行うという内容です。
ブラウザでプレイするタイプの作品です。

事件が起きた原因、主に犯人の動機を知りたくなる物語でした。
個人的な主観では、作中で出てくる事件の犯人には、同情の余地はないと考えます。ただ、私とは反対の意見があってもおかしくないとも思いました。

タイトルの「Salieri」は音楽家の名前で、彼を題材にした「アマデウス」という映画があるようです。
その映画を観れば、理解を深めることができそうだと感じました。

この作品は、「ふりーむ!」でプレイできます。

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