15禁・残酷描写あり・ティラノスクリプト製・ノベル・(多分)現代ファンタジー・
短編・選択肢なし・ED1種類
猫が路地裏で、天使の格好をした少年と出会うという内容です。
少年は天使として、様々な人を救う活動をしています。
人々は天使に助けを求めれば救われると信じています。しかし、助けられる範囲には限度があります。
救われなかったと感じた人々の言動と、彼らの影響を受けた少年が変化していく様子に、恐ろしさがありました。
以前、本かネットか何かで、「熱心なファンほど、裏切られたと感じたときに反転アンチになりやすい」みたいな言葉を見たことがあります。
この物語の場合は「ファン」ではなく天使の「信者」という表現がされていますが、似たようなことなのかもしれないと感じました。
作品紹介ページの説明文には、「天使様は誰が救うの?」という言葉があります。
相手に一方的に救いを求めているときは、その相手にも誰かの救いが必要な可能性があるということに気付けない場合があるとわかる、印象的な言葉でした。
登場人物の1人である少年の友達の設定と、スチルも好みでした。
この作品は、
「ノベルゲームコレクション」で公開されています。
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