ティラノビルダー製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類
内容はタイトルの通りです。
フリーゲーム制作者である男子中学生が、同じクラスの女の子が作ったゲームをプレイすることになります。
フリーゲームというものはプレイしない方、存在自体を知らない方も多いため、「フリーゲームを作っている人が偶然同じ学校にいた」という設定に珍しさを感じました。
「皆で集まってフリーゲームを作る」というストーリーの作品はいくつかありますが、それらとはまた違ったタイプの作品だと思いました。
メイン2人が作ったゲームの中身や、後半からの彼らの言動が、プレイ前に想像していたものとは異なっていて驚きました。
また、ゲームが完成するまでの過程で制作者が努力したポイントと、プレイヤーが面白いと感じるポイントは別の場合もあるということを、意識させられました。
これまでにこのブログで感想を書いたフリーゲームの中には、BGMが自作だったり、システムに手が込んでいたりといった、制作者の方々の技術がすごい作品が複数あります。しかし、その部分の感想をどう表現したら良いかわからなくて結局書かなかったり、プレイしても気付かなかったりすることがあります。
だから、(フリーゲームに限ったことではないと思いますが)提供する側が「この部分を褒めてくれたら嬉しい」と考えていることと、受け取る側が「この部分を褒めたい」と考えていることの間に差異が生じても仕方がないのではないかという、個人的な意見を持ちました。
制作者の方のサイトは
こちらです。
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