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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

カボチャ王子とおかしな魔法使い

RPGツクールVX Ace製・ADV・ファンタジー・短編・難易度普通・ED2種類(真ED1種類)

魔法で頭がカボチャになってしまった王子が、元の姿に戻るために魔法使いと旅に出るという内容です。
2人は、道中で訪れた町でスイーツ大会に参加することになります。

プロローグでは、長めの文章が出てきます。
しかし、ところどころに笑える部分があり、飽きずに進めることができました。

ゲームの目的は、材料を集めてお菓子を作ることです。作ったお菓子のうち、何を大会に出すかによって、エンディングが分岐します。
材料を集めるために行う町の人たちとの会話や、お菓子の試食シーンなどが面白かったです。
途中から気付いたのですが、お菓子のグラフィックはオリジナルのようで、可愛かったです。

このゲームは、「ふりーむ!」で公開されています。

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夢の彼方へ

RPGツクールMZ製・RPG・現代風ファンタジー・短編・難易度普通・ED1種類

お昼寝が大好きな少女が、あることをきっかけに、旅に出るという内容です。
日本に似ているものの各々の人物が特殊能力を持っている、「ソラ大陸」という架空の場所が舞台となっています。

戦闘はストーリーの都合上で必要な場合のみ起こります。
負けるとゲームオーバーになりますが、体力を回復するためのスポットを利用することによって何度もレベル上げをすることができるため、ゲームをクリアすることができました。

教師の残業代に触れたり、(元ネタを知らないものもありましたが)パロディがあったりと、ファンタジーでありながらも現代の日本らしさが詰め込まれていたように感じました。
特にラスボスの台詞は、常々私が考えていることと一緒で、驚きました。

メニュー画面から確認できる用語集や、各キャラクターにも魅力がありました。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

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CONTINUE ME

ティラノスクリプト製・ノベル・現代ファンタジー・短編・
選択肢あり・難易度低め・ED2種類

就職活動がなかなか上手くいかない女子大学生が主人公の物語です。
彼女はある日、昔遊んだゲームの中の世界に迷い込みます。

効果音やBGM、文字が表示されるときの演出が、レトロゲームのようで面白かったです。
作中に登場するゲームの世界観は、プレイしてみたいと感じるものでした。

現在自分がフリーゲームに触れている理由の1つは、子どもみたいに遊びたいからです。そのため、主人公がゲームに熱中していた時期を回想する場面に共感しました。また、幼い頃は「将来就職活動をする」ということを知らずに過ごしていたなと思いました。

過去と現在、ゲームの世界と現実といった対比が興味深かったです。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

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ラストブルー - A adolescence summer -

ティラノスクリプト製・ノベル・現代日本もの・長編・選択肢なし・ED1種類

男子高校生が、幼馴染である双子の姉妹と共に夏休みを過ごすという内容です。
彼らは、あることをきっかけに、黒猫を保護してくれる里親を探すことになります。

メインキャラクターたちは物語を通して、将来の進路や自身の過去と向き合うことになります。
それを読んでいると、状況は違えど、私自身が過去に行ったことを連想しました。
具体的には、就職活動が苦手で現実逃避するために結構ネットを見ていたこと、結果として就職先が決まったのは大学を卒業した後だったこと、未成年の頃にダメだとわからなくて犬にブルボンのプチシリーズのチョコチップクッキーを何個か与えたことなどです。フリーゲームで知りましたが、犬にチョコレートをあげてはいけません。本当に反省をしています。

何故このようなことを書いたかというと、主人公も同じように、悩みを抱えていることによって受験勉強に影響が出ていたり、過去にした行為を反省していたりするからです。悩みの内容は幼馴染とも関連しているため、彼女たちに伝えたいと考えますが、なかなか伝えることができません。
彼の、過去を乗り越えたいと思いながらも迷いが生じて葛藤する様子に、共感を覚えました。

一方で、彼が抱えている秘密を伝えられる側の姉妹にも、それぞれの気持ちがあり、対応することが難しかったのだろうなと感じました。
もしかしたら、この記事を読んで、「読まなければ良かった」と考える人がいるかもしれません。しかし、私は書きたかったから書きました。別々の人間である以上、相手が伝えたいことと相手から知りたいことが一致しなくて、知りたくない情報に触れることもあります。
そのようなすれ違いが起きた場合どのような反応が起こるのか、ヒロイン2人から教わったような気がしました。
そして、3人が最終的にどのような決断をするのかということにも、興味を持ちました。

青を基調としたイラストも、目を惹きました。

製作者の方のサイトはこちらです。

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怪談サークル

ティラノスクリプト製・ホラーノベル・現代学園もの・短編・
選択肢あり・難易度普通・ED2種類(真ED1種類)

男子高校生3人が、放課後に怪談話をするという内容です。
どの怪談を読むかによって、エンディングが分岐します。

過去に触れたことのあるホラー作品と似ている描写も一部あったのですが、この作品独自の設定やエピソードを楽しむことができました。
「屍と意図」、「保健室の友人」が特に好みでした。

怪談自体もホラーでしたが、それ以上に、語り手が怖いと感じる場面がいくつかありました。
作品紹介ページに載っているヒントを参考にしながら辿り着いたトゥルーエンドでは、3人の関係性を垣間見ることができ、余韻が残りました。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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現代日本を舞台とした創作物が特に好きです。

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