ティラノビルダー製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類
主人公が友人と、「歳をとるということ」について語り合うという内容です。
全年齢対象ですが、大人の方(正確には、人生で経験した物事の数が多い方)の方が楽しめるかもしれません。
生きていると、新しく何かを知ったり、初めて何かを体験したりすることがあります。その中には、嫌なことも含まれます。
嫌な想い出が増えることについて、主人公は自分なりの意見を持っていて、その主張を友人と一緒に聞いているような気分になりました。
今のところは私は経験したことはないものの、将来もしたくないし、誰かにさせたくもないと考えているものがあります。
それは、この物語の主人公が経験した、「葬式の喪主」です。嫌だと感じても避けては通れなかった方は主人公だけでなく、現実にも結構いると思います。また、未経験の場合でも(私を含めて)、今後しなければならないかもしれません。
逆に、主人公や他の多くの方は経験したことがなくて、私は経験したことのある嫌なこともたくさんあるはずです。
日々を過ごすことによって、その数が増えることを、改めて意識しました。
正直に書くと、主人公の望みは叶わないような気がしましたが、なるべくなら世の中で起こる嫌な出来事は少ない方が良いなと思いました。
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