フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。
12歳以上推奨・BLゲーム・吉里吉里製・現代ファンタジー・短編・
難易度普通・ED4種類・真ED2種類
ある学校に通う男子2人が山の中で迷子になるという内容です。
1周目は一本道のストーリーで、2週目から分岐が現れます。
分岐の仕方が特殊で、トゥルーエンドを見るにはどうすれば良いか、少し考えました。
1周目とは異なる部分は、どのシーンも2人の掛け合いが素敵だと感じました。その中でも特に、「turn4」という分岐ポイントで見られる会話が好きです。
主人公の落ち着いた語りや立ち絵での表情の変化、スチルなどにも魅力がありました。
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BLゲーム・NScripter製・現代学園もの・短編・難易度低め・ED3種類・攻略対象2人
高校生の主人公が幼馴染に勉強を教えるという内容です。
全年齢ですが、多少下ネタが含まれます。
序盤では主人公が攻略対象に対してマイナスイメージを持っていたので、どのように関係が発展していくのだろうかと思いました。
ゲームを進めていくと、主人公は相手の良いところを発見することになります。彼の心情の変化が面白かったです。
攻略対象の2人には、不良っぽくて成績が良くないという共通点があります。しかし、性格は正反対ではないかなと感じるくらい全く異なります。
そのため、同じ「勉強を教える」という状況でも、ルートによって違った展開を楽しめました。
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BLゲーム・NScripter製・現代学園もの・短編・難易度普通・ED複数
高校2年生の男子生徒が、同じ学校に通うキャラたちと関わり仲良くなっていくという内容です。
ただし、攻略対象は皆人間ではなく食品です。
謎が多く、不思議な世界観でした。しかし、プレイしていくうちに慣れていきました。
スチルではそれぞれの攻略対象が擬人化した姿を見ることができます。
立ち絵とは全然異なる姿なのですが、違和感がなくてすごいと思いました。
個別ルートではそれぞれのキャラが持っている過去を知ることになります。
内容が食品ならではで、どのルートにも魅力がありました。
特に好きなキャラは先輩です。友達になって秘密を共有したいタイプだと感じました。
バッドエンドに出てくるある一文も面白かったです。
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2016年12月6日追記……クリスマスがテーマとなっている、続編も公開されています。
新しいキャラクターが出てきて、本編より皆が仲良くなっていたという印象を受けました。
2018年3月6日追記……現在は、ティラノスクリプト製のものが公開されています。