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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

私は今日ここで死にます。

NScripter製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類

1人の青年が、川に飛び込んだ女子高校生を見かけ、助けようとするという内容です。
全2章で、前半は女子高校生、後半は主人公がストーリーのメインとなっています。

1章は、王道的な展開だという印象を持ちました。
2人が関わりを持つことで、ヒロインの心情に少しずつ変化が現れていく様子を見て、前向きな気持ちになれました。

2章では、主人公が女子高校生を助けようとした理由が明かされます。それを知ると、彼らが出会ったことは奇跡であったように思いました。
1章より重いストーリーではありますが、生きることの大切さを教えてくれました。

制作者の方のサイトはこちらです。

2018年10月30日追記……派生作品である、「クリスマス*フラワー」も公開されています。こちらは全面的に、幸せな物語でした。

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Friends

吉里吉里製・ノベル・現代ファンタジー・短編・選択肢なし・ED1種類

男性が同窓会の帰りに、見知らぬ青年から声をかけられるという内容です。
彼は青年に、タイムトラベルをしてみるように誘われます。

作中で主人公がタイムトラベルをした先は、彼にとっては思い出しくない時代でした。けれども、未来に大きく影響を与えた時期でもあり、見つめ直すことによって、彼は物事に対して正しい判断を身につけられるようになります。
過去に目を向けるという行為は、苦痛を伴うこともありますが、それでも必要な場合もあるということを、この作品から学びました。

主人公は他の人を見下しているので、はじめは鼻につきました。
しかし、彼が過去に行ったことに近いことを、私自身もしてしまったことがあります。そのため、読みながら反省しました。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

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居留守ねむり

NScripter製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢あり・難易度低め・ED1種類

お手伝いの女性が、主から留守番を頼まれるもの、誰が来ても出てはいけないと言われるという内容です。
選択肢を間違えると、ゲームオーバーになります。

訪問してきた人の姿は、画面内のドアホンに表示されます。現代的な演出だと思いました。
また、選択肢を間違えたときに出てくる演出に怖さがあり、来訪者から立場を伝えられた場合でも、居留守をしたくなりました。

ストーリーの真相は、判明する前に持っていたイメージがガラリと変わるもので驚きました。
けれども、作中の出来事に近いことは、現実でも起こり得るような気がしました。

メイン要素ではありませんが、テレビに出てくるアナウンサーの台詞が面白かったです。

制作者の方のサイトはこちらです。

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神さまの欠片

Light.vn製・ノベル・和風・短編・選択肢なし・ED1種類

男子大学生が、毎年「神さま」である少女に会いに行くという内容です。
しかしある年、2人の関係に変化が起こります。

世の中には、「神」という存在が登場する創作物が多数あります。けれども、その定義は、作品によってまちまちです。
そのような中、このノベルで語られる「神さま」の定義は、今まで触れたことのある創作物の中では1番、私の考え方に近いものでした。

後半からの展開が、ダウンロードする前に想像していたものとは全く異なりました。
そのため、制作者の方が意図された通りの反応を、ついしてしまいました。

作中の時期が夏ということで、タイトル画面やセーブ・ロード画面には、夏らしいイラストが使用されています。
しかし、それ以上の意味で、夏であるこの時期だからこそおすすめしたいと感じる作品でした。

制作者の方のサイトはこちらです。

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夏に溺れる

吉里吉里製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢あり・難易度低め・ED2種類

小学生が夏休みに、祖母の住む田舎へ行くという内容です。
彼はそこで同年代の人たちと出会い、一緒に遊ぶことになります。

この作品は、広島県が舞台となっていて、台詞に広島弁が使われています。
画面に表示されている情景と相まって、自分にとって身近な物語であったように感じました。

作中の日付がお盆であることにも、重要な意味があったように思います。
読み終わった数日後に、小学生の頃、「お盆に泳いではいけない」と母親に言われたことを思い出しました。
そして、このノベルにはそれにまつわることが書かれていたとわかり、何故もっと早く気付けなかったのだろうと考えました。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

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現代日本を舞台とした創作物が特に好きです。

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